マサラ日記     previous«  »next

9月13日(火)

 ランチに新宿のタイ料理店「クルンテープ」
 メインは幅広ビーフンの炒め。見た目よりあっさりで美味。
 スープ代わりに、ココナッツだしの細ビーフン汁麺。これも美味。
 洗練された、おいしいタイ料理の店である。人気があるのも、うなずける。

 夜、新刊にまつわる打合せを兼ねた食事で、千駄木の「ダージリン」へ。
 先日、赤坂の「ザ・タージ」でも食べた「パニプリ」があるので、野菜類のてんぷらともいえそうな「パコラ(本日の材料は、じゃがいも、なす、そしてインドのカッテージチーズであるパニール)」ともにオーダー。こういうスナックメニューがインド料理店にあるとうれしくなる。
 メインには「チャナ・マサラ」と「ベーガン・バルタ」、それにガーリックナーンなど。
 とにかく、料理以上に店内全体に漂う独特の雰囲気が印象的な店だ。

 その後、いわゆるワールドミュージックや邦楽などの音楽プロデューサー、コーディネーターである星川京児氏経営の「アノマ」で打ち合わせ第2弾。というか、星川さんとのディープな音楽談義に終始する。初対面だが、これまでのお仕事から察せられた通り、恐るべき博識博学の方。尊敬すべき存在がまたひとり増えたのがうれしい。
 形たくさんの世界の民族楽器が置かれ、これまた世界の酒が飲める、希少な店である。半年以上中国茶を入れて寝かし、香りをつけた焼酎も絶品だった。