9月10日(土)
土曜日だが仕事。
で、仕事の後、西荻窪駅前のメロンパン屋さんで「カレーナン」というパンと、なぜかおいしそうな「あんみつ」を売っていたので、それも買う。
これは「カレーナン」。カレーの入ったナーン形のパンだ。揚げたカレーパンと違い、あっさりとして食べやすい。もちもちとした生地はナーンとはまるで別ものだが、パンとしては美味。中のカレーも粉っぽくなく、クラッシュしたたかのつめも入っていて、予想以上の出来映え。180円としては、イケている1品だ。
あんみつも、ゴマ入り寒天が使われたり、きな粉をかけたりと工夫がある。
いつも、この店はメロンパンを買うお客様で列ができている。メロンパンは買ったことがないが、きっとおいしいのだと思う。
夜、「正しい舌の会」で四谷三丁目の「越後へぎそば 匠」へ。
栃尾のジャンボ厚揚げ(ねぎとねぎ味噌)、ゲソの揚げびたし、つぶ貝、しったか、焼きなす、ふじつぼ煮、なめろう、かんぱちの刺し身、枝豆、近江しょうが、だし巻き、そしてメインのへぎそば(ふのりが入ってツルツルとしたのどごしがいい)、デザートにあんみつなどなど。ひさしぶりに日本料理を満喫した。
不思議だったのが「ふじつぼ」。海辺の岩やらに貼り付いているあのふじつぼを濃いめのだしで煮てある。海の香りが強くて、カニににも似た味わい。カニと同じく、いやそれ以上にほじくりだして食べるのが難儀ではあったが、なかなかおもしろいものに遭遇した。