マサラ日記     previous«  »next

8月27日(土)

 高校野球にまったく興味はなくてテレビの試合など見る気がしないが、今回の駒大苫小牧の件は、大きくズレているなという気がして注目していた。学生たちはぜんぜんわるくないのに何で優勝したことすらガタガタいわれるのか。頭の堅い、そして頭のわるいおとなたちの犠牲になってはかわいそうである。

 体罰教師というのは、昔よくいた。私も、小学生の頃、教室内でサッカーボールを蹴って、蛍光灯を割りまくるといったことをしたり、まあ、ほかにもいろいろなことで体罰を受けた覚えがある。そのつど、こっちがわるいのだが、ムカッときていた。

 テレビの街頭インタビューで、昔、体罰を受けた中高年が「教師の教えとして、今となって役に立っている。だから体罰を容認する」というのを何度か聞いた。
 私は体罰はいやだし、そういうことも含め、昔から教師にも一貫していい印象は持っていない。学習塾の講師や家庭教師はさんざんバイトでやったが、教師にはなろうとは思わなかった。だから、大学は出たが、周囲の連中が皆取得した教職免許は持っていない。

 最近あらためてよく思うのは、「まず、ものごとは正攻法で、常識的に判断してみよう」ということだ。駒大苫小牧の件だって、厳しい試合を勝ち抜いて全国の頂点に立ったという実績まで、意味のない「連帯責任」で取り消されるのは、どう考えたって、変だろうよ。

 話は変わって、夜、「かんずり」「ゆずこしょう」といっしょに、沖縄風の豚バラと冬瓜の煮込みを食べた。かんずりとゆずこしょうでは、後者の方が豚や冬瓜に合う感じだったのは、南方系の調味料だからか? 
 太いきゅうりにこれらふたつをつけると、かんずりがおいしかった。また、冷奴にしょうゆもかけず、ゆずこしょうだけで食べるとこれもイケた。
 こういう辛い調味料はこの時季、重宝だ。