マサラ日記     previous«  »next

8月11日(木)

 自分のいうことを聞かないから、お前はつぶすぞ。衆議院解散後の自民党内のドロドロはえげつない。イジメっぽいし、何かガキっぽい感じもする。とにかく、こういうのを見て、シラける国民が増えるだろう。

 仕事なども含め、どういう場所でもそうだが、自分のいいたいことがいえないのは、息がつまりそうな感じがしていやだ。かといって、いい方に注意しないと誤解されたりもする。人間関係はむずかしい。

 新宿の沖縄料理店の店内に備え付けられたテレビで流されるお昼のニュースを見ながら、ボンヤリそんなことを考えつつ、昼飯に「ふーチャンプルー」の定食を食べる(ほかにおかずが2品、サラダと漬物、みそ汁代わりの沖縄そばがついて870円)。
 もどしてしぼって卵につけた沖縄の麩ともやし、にらなどの炒めものだが、この店のは、あっさりとしていながら、うまみもたっぷりでおいしい。当然のように肉類を入れないのもいい。ちなみに、私の場合、さらに島唐辛子を泡盛につけたコーレーグースーをたっぷりとかけたりする。昼からビールが欲しくなる一瞬だ。

 ゴーヤー・チャンプルーは家でもよくつくるが、沖縄の麩が家に常備していないこともあって、最近ふーチャンプルーはほとんど家でつくっていない。家でも楽しみたいメニューのひとつだ。

 チャンプルーだと、パパイヤのチャンプルーもおいしい。沖縄がアジアにつながっている感じがして、好きな料理のひとつである。

 今週末の那覇はけっこう混んでいるのだろう。私も数年行っていないが、食べもの巡りのためだけに行っても、十分充実していて、大いに満足すること請け合いなのが沖縄の魅力のひとつだ。
 冷凍ではないヒージャー(やぎ)の刺し身、あるいはこれまた冷凍でないグルクン(たかさご)の唐揚げに泡盛かオリオンビールの生。東京では味わえない魅惑の味わいである。

 沖縄といえば、「コンディション・グリーン」という1970年代後半に活躍したロックバンドはスゴかった。博多の「サンハウス」、東京の「ルージュ」などとともに、もっと評価されてもいいと思う。CD売っていないかな。