マサラ日記     previous«  »next

7月10日(日)

 昼に南インドのティファン(いわゆる軽食の総称)の一種、「ウプマ(セモリナ小麦粉のそばがき風炒り蒸し)」をつくる。
 
 これだけで食べてもバサバサするので、現地ではカレーやチャトニをかけたり、つけたりする。本日はラッサムをザバザバとかけ、そして右下にはマドラス製「香菜のピックル」。

 食事の後、荻窪八幡経由で石神井公園まで自転車で散策。公園は大盛況で、ボートに乗っても混雑していた。
 ボートに乗ると、皆ニコニコとした表情になるのが不思議かつ印象的。おとなの場合、照れという気持ちが入っているような気もするが。
 道行く人の顔が一様に暑さにウンザリという感じだったのも、記憶に残った。ちょっとインドっぽく蒸し暑い東京の午後だった。

 石神井公園には、ほかの公園同様、猫が多い。
 何となく嫌がられているように映っているが、実際はフレンドリーだったし、もっと器量よしなヤツだった。近くを犬を連れた人が通ると、たいていの猫は警戒態勢に入るのだ。

 夕食は、買ってあったラム肉ロースとトマトなどで「ラグマン風うどん」。夏向きにさわやかな味わいで、なかなかおいしかった。暑いときはカレーもいいが、麺もいい。