6月26日(日)
阿佐ヶ谷で料理教室。
今日のメインはフィッシュ・カレー。ココナッツ・ミルクとタマリンドをきかせた南インド風である。銀ダラを使ったが、メカジキやスズキ、メローなどでつくってもおいしい。現地ではトマトとタマリンドだけのよりシンプルなものや、青いマンゴーで酸味づけしたりするレシピもある中、ベーシックで日本人にもつくりやすい、そして食べやすい一品に仕上げてみた。
私の講習では、毎回、豆料理を必ずご紹介するよう心がけている。本日は「トマト・パップ」と呼ばれる、南インドはアーンドラ・プラディシュ州のダールカレー。その名の通り、トマトをたっぷり入れた挽き割り豆の煮込みだが、かなりめずらしい一品といえる。トマトの酸味がさわやかな、夏向きのカレーである。
炒めものもつくった。かぼちゃの南インド風香味炒め。フェネル・シード(いわゆる「ういきょう」だ)をフィーチュアして、ちょっと変わった風味にしてみた。つまみ食い的に味見の段階で量が減っていった?
ついでにもう2品。
今回は、私自身が「サンバル」を20人分、ひと鍋でおつくりして、みなさんに召し上がっていただいた。味は現地の家庭風。
さらには、たまねぎやトマトのライタも即興的に。
講習の最後に、参加者みなさんのリクエストをお聞きしてみた。で、出てきたご意見の一部はこんな感じ。
・チキンかマトンのビリヤニ
・バターチキン
・汁気少なめのカレー。たとえば「チキン・チリ・フライ」みたいなもの。
リクエストは引き続きお受けしますので、メール等でもどうぞ。
蒸し暑い中、長時間ご参加いただいたみなさん、ごくろうさまでした。