マサラ日記     previous«  »next

6月24日(金)

 朝、もずくのみそ汁と納豆でご飯。いつもはポン酢っぽい味で食べるもずくをみそ汁に入れたが、これが正解、おいしかった。

 昼、銀座のオーガニック&ナチュラルレストラン「泥武士」でランチ兼打ち合わせ。
 店内は女性客で満席。シンプルで軽めの和テイストな料理と洗練されたムードはいかにも銀座風であるとともに、人気があるのもうなずける感じ。「二の重弁当」(2620円)をいただいたが、卵焼きの甘さとだしのきかせ方、みそ汁の温度と量などにもう少し配慮すれば、全体の印象がもっとよくなるはず、などと思った。素材の風味を生かす調理法で、そのままでも十分おいしかったが。

 夜、浦和の焼きとん(「焼きとり」だが、豚オンリー)「かしら屋」で食に携わるプロの友人たちと飲み食い。
 昼とは対照的に、われわれを除くお客のほぼ全員がネクタイ姿の会社員。そういう店である。
 ここの焼きとんは焼くときに塩がいっさいふられておらず、お客がにんにくみそや塩をつけたりかけたりして食べるスタイル。焼きとん王国である東松山に通ずるやり方らしい。
 名物ともいえる「かしら」(豚のほお肉)「ハツ」「ナンコツ」「レバー」「タン」など、すべての品がいわゆる「ねぎま」になっていて、肉-深谷ねぎ-肉-深谷ねぎ-肉と交互に刺されている。深谷ねぎはそれだけで十分おいしいのだが、個人的に「ねぎま」は不要。肉は肉だけ、ねぎはねぎだけの串にしてもらった方が好きだ。