マサラ日記     previous«  »next

6月23日(木)

 2、3日前からゴーヤーが冷蔵庫に眠っていたので、タマリンドのきいた南インド風のカレーにしようと考えていたのだが、あいにく帰宅が大幅に遅くなり、夜の9時前。てっとりばやいゴーヤー入り焼きそばに急遽変更して、1本まるごとをひとりで食べ切る。

 焼きそばの味つけは我が家の定番、「貝柱入りオイスターソースとナンプラー」。今日はそこにインド製たかのつめを2本ポキッと折って入れてみた。これでホットな四川風焼きそばのできあがり?

 焼きそばを食べつつ、ビールをグビリ。ちょうどテレビは「新どっちの料理ショー」だが、ハンバーグ対エビフライという個人的には「別にどっちも食べたくない」消極的な対戦カード。無理矢理エビフライを応援したが、結果は予想通りハンバーグの勝ちだった。

 ハンバーグは仕事以外ではここ10年以上食べてないし、つくってもいないが、まったく恋しくない。味や香りが単純で刺激がなく、子どもっぽい感じがするからだろう。マトンやチキンの挽き肉にスパイスをたっぷりまぶしこんでハンバーグ状に焼くカバブ(パキスターンでいうチャプリ・カバブ風)は、たいへんおいしいと思うのだが。

 インドに行くと、カッテージチーズである「パニール」とポテト、香菜、青唐辛子、スパイスなどでつくったベジタリアン・ハンバーグ的な食べものがある。これもまたうまい。