マサラ日記     previous«  »next

6月3日(金)

 夜、友人と西荻窪の沖縄料理居酒屋「赤い鼻」へ。
 いつもながらおいしいものをいただいたが、今回のヒットは「沖縄みそ汁」と「ゴーヤー納豆」。

 沖縄みそ汁は、ラーメン用の大きな丼に入って登場。豚コマ、ポーク(スパム)、島かまぼこといったノンベジの具と、キャベツ、にんじん、もやし、豆腐などのベジ系具がごった煮風にたっぷり。だしは沖縄そばっぽく、かつおと豚のような感じだし、上に生卵がのっているところも麺類的だ。
 那覇の牧志公設市場の2階などでも豪快な具だくさんみそ汁を食べたが、そんな雰囲気。店員さんが「かなり沖縄っぽいメニューです」といってくれたが、まさにその通り。

 ゴーヤー納豆は、この店のマスターならではのアイディア・メニュー。スライスしたゴーヤーと納豆、卵が和えてあるだけなのだが、泡立つくらいまでミックスしてある。それに材料の量的バランスが絶妙。結果、フワフワと軽くて、納豆とゴーヤーがいい感じにマッチした仕上がりになっている。考えつきそうで、そのくせなかなかおいしくできない料理の典型だ。

 ほかにも、この店ではおなじみの「豚の耳」、ジーマミ豆腐(これもタレが変わっている)、島らっきょうなどをいただいた。酒は「残波」「まさひろ」「菊の露」といった泡盛各種。
 勉強になる一夜で満足した。