5月18日(水)
夜、ひさびさにインド料理。ムング・ダールのカレー、ラッサム、新じゃがの炒め物(南インドのポテト・ロースト)、香菜のピックル(マドラス製)、ダヒ(プレーンヨーグルト)。
上は南インド風の新じゃがの炒め物だが、切り方があまりインドっぽくない。
ふつうは小さなサイコロ状にカットした新じゃがを、ふたをしたフライパンで生から炒め煮するのだが、こういういちょう切りの炒めは自分では現地南インドで見たことがない。
インド料理の場合、料理に合わせて素材の切り方が決まっているケースが少なくない。またプロの料理人にしても「この料理にはこの切り方」という主義主張が明確である。たとえば、じゃがいもとカリフラワーの香味炒めである「アル・ゴビ」という北インドのメニューの場合、私の師匠は「じゃがいもはシャトー切り」と断言する。
ともかく、このいちょう切りは自分的にイマイチ。ご飯への混ぜ込みにしても、このサイズだとやや大きすぎてぎこちない。次回はベーシックなカットに戻そう。
ちなみに本日のメニュー、面倒くさそうに見えるかもしれないが、調理時間は合計1時間。慣れれば、菜食カレーは手軽にできるのだ。