マサラ日記     previous«  »next

5月17日(火)

 ポーランド製の馬肉(大トロ)というのが売られていたので買ってみた。
 さっそくにんにくじょうゆの馬刺しで食べたが、大トロというだけあって脂ののりがグーンと強く、そのわりに赤身の味わいは薄め。日本の馬肉とはちょっと異なる風味だ。しいていえば、生ハムに似た香りか。それにしてもポーランドから馬肉とは知らなかった。

 板橋区高島平にある熱帯植物園に行く、それも自転車で。マンゴーにパパイヤ、歯が真っ赤になるパーンでおなじみのビンロウジュ、樹皮から白くてかわいい花が直接咲くカカオ、アフリカの「ミッキーマウスの木」など、日本にはない草木の目白押し。湿気たっぷりの館内は暑い時期のインドをほうふつとさせたし、地下の水族館もよかった。深大寺や井の頭の熱帯植物園もいいが、ここもまたなごめるスポットだ。

 植物園からの帰りにポーランドの馬肉を買ったのだが、同じ店でアボカドも買った。けっこうひさしぶり。マグロと和えてわさびじょうゆで食べたが、イケる味。マグロとアボカド、そしてわさびじょうゆ、黄金の組み合わせだ。
 最近、スーパーなどでよくよく見るとアボカドを買う人、それも若い女性がけっこう多い。アンチマヨラーな私はわさびじょうゆだが、一般にはどうやって食べるのだろう(昔、シェフをしていた西荻窪の店では、たまにワカモーレをつくったりしていた。ワカモーレやサルサは、インドのスパイシーなチャトニの存在感にちょっと似ている。メキシコ料理も好きだ)。