マサラ日記     previous«  »next

5月15日(日)

 前日、たこ焼きを食べ損なったが、ものすごくひさびさに「ソース焼きそば」をつくって、今日は満足。

 うちでは通常、焼きそばはナンプラーやオイスターソース、あるいは塩などで味つけする。だからめったに日本的なソース焼きそばはつくらないのだが、今日は、キャベツ、黒豚肉だけを具にして、仕上げに揚げ玉と桜えびを加えたソース焼きそばにしてみた。これがなかなか新鮮な感じでいい。紅しょうがと青海苔があれば、もっとよかっただろう。

 この手の料理で思い出したのは、木曜日の「どっちの料理ショー」が「大阪風お好み焼き」と「広島風お好み焼き」の対決。当然、大阪が勝つと思ったのだが、広島風の勝利だったのは意外だった。

 根本的に、私の中ではお好み焼きというのは大阪風オンリーである。じゃあ広島風はどうなのかといわれれば、あれは「お好み焼き」ではなく、オリジナルな別の料理という感じがしてならない。

 たこ焼き〜焼きそば〜お好み焼きという流れで、これまたひとつ思い出した。
 昔、ガキンチョのころ住んでいた兵庫県でよく食べたが、東京で見ない惣菜のひとつに「紅しょうがの天ぷら」というのがある。チープだが、これがやたらうまかった。
 今、都内のスーパーや街の総菜屋さんを探しても見つからない一品だ。知っている方はご一報をいただきたい。