マサラ日記     previous«  »next

5月14日(土)

 夕方、近くのスーパー西友にあるたこ焼屋に行って、たこ焼きを買おうとした。
 焼き台の上にはほぼできあがっていると思われるたこ焼きが多数並んでおり、後は舟形の器に入れて盛り込むだけという感じ。
 ところが、店員さんが開口一番いったのは
「すいません。5分ぐらいかかるんですが」
 一般的にはよくわからない話であるが、私はなるほどと思い引き下がった。

 夜になって、同じ店に再チャレンジ。またも同じ状況。で、いわれたのは
「すいません。少し時間をいただくのですが」
 ほおっ、またそれですか。私はこれまた黙って引き下がった。
 
 以前、この店では
「今、お焼きしていますので20分ほど時間をいただけますか」
 といわれたことがある。
 たこ焼き焼くのに20分? ありえない。

 こういう経緯があるので、私は今日のことについてもたいして驚かなかったが、それにしてもズッコケた店だ。その不可解なありえなさ加減さからいえば、非日本的、あるいはインド的な感じすらする。

 この店で確実にたこ焼きを手に入れるポイントはひとつ。すでに舟形に盛られたたこ焼きがあるのを確認した上で買うことだ。しかし、当然できてから時間がたっている可能性もある。

 関西在住、あるいは関西出身の方には理解しがたい話だろう。大阪に行って、本場のおいしいたこ焼きを食べたくなるな。