4月25日(月)
JRで列車事故発生。被害者の方々にはお見舞いを申し上げる。35年ぐらい前、あのあたりに住んでいたこともあり、胸が痛む。
知り合いの在京インド人にも驚いて、さっそく話題にする人がいた。列車というのは日印とも身近で重要な移動手段だから、リアルな話なのだろう。
インドでもたまに列車事故が起きる。すると、たいてい被害は甚大だ。多くの列車には鈴なりの乗客が乗っているからである。さらには、車両によっては窓に格子がかかっていて、いざというとき脱出不可能。これはまるで日本と違う状況で、現地で列車に乗って気になることでもある。
とはいえ、インドの列車旅行は楽しいことが多い。とくに食べもの。スナックや果物などの車内販売。ホームでのオムレツやサモサ、ドーサなどの調理販売。そしてターリ(ステンレス皿の大皿定食)やビリヤニ(インドの炊き込みご飯)による車内での昼食や夕食、さらには駅の食堂のチープなメニューあれこれ。
インドの人々にいわせると「まずい食事」の代表が列車内の食事らしいが、私はこれがけっこうな楽しみでもある。
連休にインド亜大陸に行かれる方は、機会があれば列車の旅を満喫していただきたい。