4月24日(日)
私主宰の料理講習。
今回は南インドの菜食メニューばかり、とくにアーンドラ・プラディシュ州的な「チリとタマリンド」のきいたメニューがメインとなった。
アーンドラぽいメニューのひとつは「さつまいものコザンブ」。コザンブは「コロンブ」「クリャンブ」などともいわれる上、実際さまざまなスタイルがある。今回のは南インドの代表的な菜食カレー、サンバルからダールを省略する方法のコザンブ。チリとタマリンドをきかせた上、砂糖を入れるのが特徴で、少しばかり「さつまいものレモン煮」のような雰囲気がある。日本ではなかなか食べられない、ちょっと変わったカレーである。
もうひとつは「タマリンド・ライス」。これにはタマリンドを煮詰めた酸っぱいペーストが入る上、炒ってからすったゴマもたっぷり使う。これまたちょっと変わったライスメニューだった。
ほかに「ラッサム」や「ポテトとにんじんのマサラ」などもつくったが、とにかく全体としては辛かったらしく、やけに持参したペットボトルの水の消費も激しかった。
南インド料理をつくると、私の場合、容赦なく本場並みにカイエン・ペパー、青唐辛子、ブラック・ペパーなどを投入する。そこで、ヒーヒーハーハーとなることがあるわけだ。
次回以降、辛さだけはアレンジしようかとも考えされられる講習だった。
講習参加のみなさん、辛すぎたらすいませんでした。