４月６日（水）
日本は急に暑くなって、至るところで夏日。ビールやラッシーがおいしい1日となった。
ラッシーはインドのヨーグルト・ドリンク。本場のチャイにさまざまな味のものがあるのと同じように、ラッシーにも実にいろいろなバリエーションがある。マック・シェイクのように濃いもの(安っぽい形容だ)から、さらっと薄めなもの。味つけにしても砂糖入りのほか、塩味の「ソルティ・ラッシー」も現地で飲むとたいへんおいしい。
濃い薄いでいえば、相対的に北インドでは濃いめ、どちらかといえば南インドならば薄めが好まれるような気がする。
低温殺菌の牛乳、あるいはしぼりたての牛乳からつくるヨーグルトからさらにラッシーをつくると表面にマライと呼ばれる生クリーム、あるいはサワークリームが浮かぶことがある。これは日本で飲むラッシーでは味わえない醍醐味だ。
またヨーグルトは体を冷やすといわれるので、暑いときにラッシーを積極的に飲むとともに、夜はラッシーを口にしないというインド人もいる。
ちなみに私は暑いときのラッシーが好きだが、日本にいるならばビール派である。