マサラ日記     previous«  »next

3月29日(火)

 つれあいが帰国するので、忙しくて年末の大掃除もできなかったから、ま、いい機会だと自分にいい聞かせつつ、ゴチャゴチャ狭い家中を掃除すべく考える。汚いままだと叱責されるのは明白なのだ。

 結局、朝は時間がなかったので、仕事後、帰宅して夜中に掃除した。やっぱり掃除は太陽の光を浴びつつ、すがすがしい気分でやるべきだと実感。

 昔は、とりわけ年末なのに掃除したくない気分を払拭するため、事前に「クロワッサン」を読んだりした。
 今は、なぜか「クウネル」を読むと、家の中をちょっとはきちんとさせたくなる。

 スマトラ沖でまた大地震。このところ国内外で地震つづきだ。
 本、CD、アナログレコード、カセット(アジアもの中心)、ビデオ、食器、調理器具、さらにはヒンドゥ神像や画の入った額やらで満タンの我が家は大きな揺れがきたら、おそらくすべてが散らかってとんでもないことになるだろう。そういう点でも、いらないものは捨て、きちんと掃除をして生理整頓すべきなのだが、わかっていてもどうもうまくできない。

 私の好きな色川武大氏は生前、家の中がモノでいっぱいなるとさっさと引っ越すのだ、といって実践していた。そんな感じで颯爽と引越しできる人間になってみたいものだ。たぶん無理だけど。