3月22日(火)
もう春だが、まだ寒い。
寒いときに、なぜかよく思い出すのが、ママス・アンド・パパスが放った1967年の大ヒット曲「夢のカリフォルニア」(同名のテレビドラマもあったな)の歌詞。花粉症まっさかりの東京ではなく、ゴアかプリーあたりで聴いたら、もっとジーンとするかもしれない。
昼食、都内某所で「讃岐うどん」の店に入るが、激怒するくらいにまずく閉口。店内にやたらビートルズの写真が掲げてあり、BGMもすべてビートルズなのが、よけいにムカついた。とにかく讃岐うどんの汁がかけそばのように真っ黒とは人をバカにしているのかという感じだし、麺も「杵屋」をさらに軟弱にしたようで、杵屋にすら失礼というレベル。
私の場合、カレー以外も含め、まず見た感じで即座に眼前にある料理を「うわあ、うまそっ」あるいは「ダメだ、こりゃ」と評価するケースがじつに多い。
しかも、実際に食べると、そんなビジュアル評価がやっぱり正しかったと判明するのがほとんどである。今回、うどんの汁の色味を見ただけで「うわっ、ダメだろう。これじゃ」と直感したが、残念ながら当たってしまった。
当然の結論。
料理の見た目は大事である。おいしそうなルックスのカレーをつくりましょう。