マサラ日記     previous«  »next

3月15日(火)

 何日か前の朝日新聞に「西葛西に息づくインド」と題して、江戸川区の一角に住むインド人急増という写真記事が一面で掲載されていた。
 以前から、あのあたりはパキスタン人のスウィート屋があったりしてインド亜大陸濃度は高かったはずが、新聞ネタになるほど充実しているとは思わなかった。そのうちチェックに出かけようか。

 いわれてみれば、これまで東京でインド人エリアというのはとりたてて見つからなかったから、新しい街の形態といえるかもしれない。

 以前は大久保あたりも南アジアの方々が多かったが、今は圧倒的に韓国系で、見る影もない。池袋も中国やタイ系の料理店の元気がいい代わりに、インド系はやや押され気味という感じがする。

 意外というか、けっこう南アジアの人が頑張っているのが御徒町界隈。インドやスリランカの宝石商関係の人々が少なくないし、「インディアン・ジュエリー」を売り物にした日本人のショップもある。もちろん、アメ横にも多くの南アジア系の人々がやってくるので、場合によってはにわかインド体験を満喫できる。

 先日の国際食品見本市フーデクッスでも、あきらかにインド系食材の日本向け展開は例年以上に活性化してきた印象だった。
 とにかく、今年は食に限らずインド系の盛り上がりが期待できそうな気がする。「カーサ・ブルータス」のインド特集も充実していたし。
 まだ食べていないハーゲンダッツの新製品CHAYにそろそろトライしてみるか。