マサラ日記     previous«  »next

3月14日(月)

 仕事で渋谷を徘徊し、午後4時すぎかなり遅い昼食。
 インド料理店をチェックするには半端な時間なので、25〜20年前よく行っていたセンター街の台湾系中国料理店「新楽飯店」で「ガツと筍の細切りいため定食」(800円)をいただく。以前きたときは「エビそば」をよく食べたが、本日は「内臓が食いたい」という衝動でおいしいメニューにありついた。筍は日本のではなく、台湾あたりの細いヤツ。ガツは豚の胃袋だが、これがまたシコシコとしておいしい。全体はちょっとあまじょっぱい不思議な味つけ。満足でした。

 腹ごなしに井の頭線の旧ガード下からセンター街あたりをぶらぶらしたが、変わったな、このあたり。「屋根裏」「クロコダイル」「エッグマン」などのライブハウスに出てはバカをやり、打ち上げで朝まで飲んでいた頃とは大した違いだ。オリジナリティのない格好をしたつまらなそうな連中ばかりが、安っぽい街並みによく似合っている。センター街に「庄屋」や「加賀屋」があった頃が懐かしい。

 井の頭線のガード付近には、今も午後4時にはすでに営業中の焼き鳥屋や飲み屋がある。今日見ると、やはり人生の先輩たちがうれしそうに、また静かに酒をあおっていた。思わず引き込まれそうになったが、グッとがまんした。

 ぜんぜん違う話。電車の週刊誌中吊りを見て、思ったこと。
 「ホリエモン」と「想定内」は早くも今年の流行語大賞を獲るような気がする(だいたひかる風に)。