マサラ日記     previous«  »next

3月11日(金)

 幕張メッセの国際食品見本市「フーデックスFOODEX2005」と東京ビッグサイトの「国際ホテル・アンド・レストラン・ショー」という食品業界の2大展示会のハシゴをする。

 前者では、国内各食品関係企業のほか各国各企業のブースも充実しているのが特徴。さすが「食の国際見本市」だ。よく見て回る、とくにインド関係は念入りに。以前は紅茶が圧倒的だったのに、今年は「冷凍サモサ」「オーガニック・スパイス」「無添加レトルトカレー」といった新製品も多い。時代の変化を感じずにいられない。

 後者は厨房設備、食器などからユニフォーム、靴、店舗管理用ITシステムまでプロユースがメインの内容。去年もあったが、中華鍋を無人でふって調理するロボットなどはかなりのインパクト。カフェ用エスプレッソ・マシーンやピザ窯がここ2、3年やけに目につくのも時代性か。

 夜、銀座の菜食インド料理店「ナタラジ」で会食。やっぱり「菜食」でナーンを供されることには、個人的に違和感があるな(ナーンには卵が入る。だから、本来インド亜大陸ではノンベジタリアンの食品なのだ)。