マサラ日記     previous«  »next

3月3日(木)

 埼玉のJR大宮駅まで行く。JRが展開する「ecuteエキュート」という駅ナカ式ショッピングモールの内覧会を見るためだ(一般には5日オープン)。

 駅ビルの天井からホーム番号、あるいは電車の行き先や到着時間を表示した電光掲示板などがぶら下がっているのははじめて見た。今までなかった風景である。なかなかのインパクトだ。
 食品中心にいろいろな店がテナントとして入っている。関西のイカリ(関西の紀ノ国屋みたいな高級スーパー)などが初出店。家から近い阿佐ヶ谷にもある「希須林」という中国料理店のエビチリがおいしかった。
 今後、この形態の「駅ナカ駅ビル」は品川(今秋)、立川(来年)という順序で順次オープンしていくらしい。斬新な試みでどうなるか注目したい。

 夜、せっかく大宮まできたのだからと、駅近くのインド料理店「サッカール」へ。銀座アショカの黄金時代をつくった日本インド料理界の重鎮的名シェフ、ジョンさんのお店である。偉大な先達に敬意を表しつつ、ゴア・フィッシュ・カレーやシーク・カバブ、アル・パラタ、ローティなどをおいしくいただいた。ジョンさんはじめ、スタッフは全員シーフード料理などで有名なカルナータカの海辺の街マンガロールの出身。チャンスがあればマンガロール料理をいただきたいものだとも思った。

 そんなわけで、家に帰ったら午後11時すぎ。大宮まではやっぱりちょっと遠いが、収穫の多い一日でもあった。