1月25日(火)
先週金曜日に放映された「タモリ倶楽部」をビデオに録って見てみたら、たいそうおもしろかった。「タブラ修理に挑戦」というフザけたお題で、私の尊敬する若林忠宏氏が吉祥寺に構える「民族音楽センター」での収録。もちろん若林氏本人も出演し、天才的な技を随所で披露していた(タブラ以外の世界の民族楽器を操るところも圧巻)。若林氏こそ、日本で最も過小評価されている音楽家のひとりだろう。
ぜんぜん違うお話。
2、3日前の新聞に「もともと不法就労だが今はきちんと自立した生活を営むバングラデシュ人計7人が、不法就労者の人権を守るため自主的に東京入国管理局に自主出頭したところ、即日国外退去の措置に会った」とのニュースが出ていた。
いくら何でも、あまりにひどいのではないか。
石原都政になってからの管理統制ぶりには肌寒いものを感じる。
歌舞伎町はまったく生気を失い、アジア系をメインとした外国人就労者の一斉検挙は数知れず。
つくづくつまらない世の中になったものだ。
数日前、地下鉄東西線八丁堀駅のホームのベンチで、フォークを使ってケーキを食べている20代の女性を見かけた。絶句。