マサラ日記     previous«  »next

1月24日(月)

 夕食に、沖縄産の「シークワーサーコショウ」をしょうゆ、酒と合わせたタレで「マグロのづけ丼」をつくったら、これが正解。シークワーサーと青唐辛子、塩の風味とマグロがよくマッチして美味だった。

 大分のゆずコショウなどもそうだが、こうした場合の「コショウ」とは青唐辛子のこと。グリンチリと塩、そしてかんきつの皮や果汁の組み合わせがおいしいのは、日本的というよりはむしろアジアっぽい感じで、何ともうれしい。

 インドには青唐辛子やライムをカレーなど料理の味つけに使うほか、青唐辛子やライムのピックルなどもあって、いずれもおいしい(ピックルとはオイル、スパイス、塩の漬物だ)。

 シークワーサーといえば「シークワーサーサワー」。泡盛の炭酸割りシークワーサー風味という趣きだが、クイクイとイケてしまう。同じ沖縄系でも、いくら二日酔いせず肝臓によいといわれたところで「うこんハイ」にはなかなか触手が伸びないが、シークワーサーの誘惑には弱い。

 黒豚のバラ、あるいは地鶏のモモあたりをさっとあぶっただけのシンプルな焼き物にシークワーサーコショウをたっぷりつけて食べたら、きっとおいしいと思う。そのうちやってみよう。