■トップ > 日 記 > アーカイブス > 3/29-4/1/2001
 
3/29/2001 (Thu)

 みなさま、お久しぶりでございます。3/25から28まで、ホームページの更新はお休みしていました。といいますのも、バンクーバーに出張していたからでありまして、今日の夕方、日本に帰ってまいりました。行きは名古屋空港からの直行便でたいへんリーズナブルでしたが、帰りの便は関空経由でしたので、延べ18時間ぐらい移動し続けていたので、今日はいささか疲れぎみです。

 取り急ぎ、無事に帰ってきたことをここにご報告いたしまして、今夜は早々に寝ようと思います。バンクーバー話(といってもスターバックスばっかり?)は明日以降に書こうと思います。ではでは。

Picture of the day

Coast Plaza Hotel 私が泊まったCoast Plaza Hotel at Stanley Parkの部屋からの眺めです。この季節のバンクーバー、気温は名古屋よりやや寒く、また雨が多いのも特徴です。写真の右下の方、木に隠れているところにスターバックスがあります。

 どこを歩いてもスタバがありました。ダウンタウンに行けば、交差点をはさんで対角線上にスタバがあるぐらいです。Vancouver International Airportにも、少なくとも3カ所。ArrivalとDepartureのゲートに、搭乗口の待合い所に。帰りの便は通路側にして正解でした。

このページのトップに戻る▲

3/30/2001 (Fri)

 昨日バンクーバーから帰ってきたというのに、今日はまた夜の10時まで仕事してきました。がんばってるわね〜と思っていただいていいのですが、午前中そして昼間と、とにかく眠くて眠くて仕事にならなず、夕方になってだんだん頭が起きてきたので、ついつい帰りも遅くなったのですよ。さて、今日からしばらくは、WorkPadで書きためたバンクーバーリポートです。

 私はこの日の夕方、名古屋空港を飛び立ち、同日10時頃バンクーバー国際空港に着きました。天候は曇り、気温10度。時々雨が降るあたり、出るときの名古屋と同じようでした。約9時間の飛行でしたが、夕方に出て午前中に着いたことと、機内で爆睡できたこともあって、体のリズムは調子がよいのです。

 Internatinal Arrivalのゲートを出たところにスターバックスがありました。他にもファーストフードの店が何軒かあり、そこで購入したものをフードコートでいただくのです。私はさっそくトールキャラメルマキアートにショットを追加してもらいましたが、この「shot」がなかなか通じなくて苦労しました。どうしても「short」と伝わってしまって、「トールサイズのキャラマキとは別にショートのキャラマキをもうひとつですか?」と逆に聞き返されたり。ブルーベリースコーンは日本で見るものよりも大きいのですが、生地がややフカフカしていてパンのようでした。スコーンの3分の1はブルーベリーで占められているのです。これひとつで満腹になりました。

 空港からダウンタウンまでは、主要ホテルを周回してくれるAirporterというバスに乗りました。Granville St.をまっすぐ北へ向かいました。途中はShaughnessyの高級住宅地で、広くて立派なお屋敷が建ち並んでいました。やがてGranville St. Bridgeを渡るとダウンタウンです。私はダウンタウンの北東にあるStanley parkに近いCoast Plaza Hotelに泊まりました。シンポジウムもここで行われます。今日から3日間、ここで過ごします。

Picture of the day

バンクーバー国際空港のスタバで レシートにあるように、「Add shot」とか「Extra shot」とオーダーすると「shot」と通じやすいようです。それでもダメなときは、「Double-tall-・・・」と言えばだいたい理解してもらえました。ちなみに1カナダドル=87円とちょっとです。

 それにしても日本人が多かったです。とくに私が乗った名古屋からの便には、大勢の子供達が乗っていました。あれはどういう子供達なのでしょう?。バンクーバーに着くなり、子供達はWhistler Expressという、スキーリゾート地Whistlerへの直行バスに乗り込んで、空港をあとにしていきました。Whistlerなんて私でも行きたいぐらいです。が、Whistlerのスキー場も日本語しか聞こえてこないそうです。

 

このページのトップに戻る▲

3/31/2001 (Sat)

 今日のJリーグ第3節、浦和レッズはホーム、駒場にアビスパ福岡を迎え入れ、これを2-0で撃沈しました。浦和レッズの今季初勝利です。トゥットの先制点は技ありのシュートでしたが、サポーターにとってたまらないのが福田のシュートでしょう。小野とのコンビネーションも完璧でした。あれで大いに活気づくのですよ。さて、バンクーバーレポートの続きです。

 25日、ホテルでチェックインを済ませ、ふと振り向くとそこにボスがいました。再会のご挨拶も束の間、ホテルのレストランでランチをご一緒することに。論文のことや前の研究室の近況、私の研究室の近況と研究テーマのことについて、ゆっくり1時間ぐらいかけて話し込みました。ボスはどんなテーマにも興味を示し、冷静に意見してくれます。留学のために大事にしておきたいコネクションのひとつです。これは論文を早急に仕上げる必要がありそうです。

 さて、ランチのあと、私は部屋に入り、ベッドに横になりながらガイドブックを眺めているうちに眠ってしまいました。気がつくと外はもう暗くなっておりました。すでに20時になろうとしていました。おっ、これはもったいないことをしたと思い、それから出かけるにもちょっと遅いので、とりあえずホテルの面しているComox St.に出てみました。するとそこには、通りの向かい側にスターバックスが。名古屋の栄東急イン店よりひとまわりほどの広く、フカフカのソファと暖炉がありました。ここで1時間ほどのんびりしました。コーヒーを飲んで目が覚めてきたところで、大きなスコーンとバナナローフというケーキをいただき、これでディナーを済ませることにしました。

 長い長い25日がこれで終わりました。

Picture of the day

NeuroGenes

 私は科学技術振興事業団、神経遺伝子プロジェクト「NeuroGenes」の研究員をしておりました。これはオタワ大学との国際共同研究事業で、5年間のプロジェクトでした。総予算は定かではありませんが、5年間で何億円という予算が計上され、研究に充てられてきたのです。それでも、研究に必要な機器は1台数千万円しますし、最新機器を揃えたり、そのランニングコストを含めると、「億」というお金もべらぼうに高額というわけでもないのです。

 とはいえ、経済的に恵まれていた仕事場でしたので、私の金銭感覚もちょっと麻痺しました。現在の研究や日常生活に慣れるまで、少し時間がかかりましたね。もっと蓄えておけばよかったですよ。

このページのトップに戻る▲

4/1/2001 (Sun)

 今日から4月です。午後から研究室へ行って、先日搬入されたDNAシーケンサーにサンプルをセットしてきました。前の研究室で使い慣れていた機種なのですが、やはりDNAが異なると思うように塩基配列が読めません。テンプレートDNAが少なすぎたか、あるいは途中でロスしたか、ひとつ目のサンプルのシグナルが非常に弱いのです。ただでさえ読みにくいサンプルですから、今日セットしてきた14本のサンプルはすべてこんな感じでしょう。

 さて、バンクーバーリポート。3/26はシンポジウムの初日です。雨の多いこの季節のバンクーバーにしては珍しく、朝から青空の広がる晴天でしたが、初日は朝から夕方までセッションがあるのです。日本とカナダ、それぞれのプロジェクトリーダーの講演に始まり、5カ年にわたるプロジェクトの成果をレビューしていきます。その中で、どうも歯切れが悪く聞こえたのは、日本側のプロジェクトにおいて私も携わった蛋白質に関する研究についてです。もともとはある遺伝性神経変性疾患の原因遺伝子として単離されたのですが、その分子はどうにも扱いにくい蛋白質で、しかも最近では「原因遺伝子ではない」「神経とは関係ない」との見方が大変を占めているのです。早く論文を完成させないと、出すことすらできなくなる恐れがあります。

 夜はホテルの高層階で立食パーティーです。ジャズの生演奏付きです。このようなパーティーでも最近はスシを見かけるようになりました。バンクーバーは海の幸も豊富ですから、街を歩いていても「スシ」「Sushi」「寿司」の看板をたくさん見かけます。ここはカナダですから、サーモンがおいしかったです。私はあまり飲めないので、もっぱら食べる方が専門です。が、どうして海外のスイーツは甘いのでしょう?チョコレートケーキは死ぬほど甘かったですよ。

Picture of the day

All Things タンブラー 今日は朝から広小路通のスタバ新店舗に行き、ドリンクカードのスタンプをためてこようと思っておりました。また今日はスタバファンによるオフ会が企画されていたので、おそらく三井住友銀行名古屋ビル店で遭遇するだろうな、と考え、バンクーバー土産でも持っていこうと画策していたのです。が、昨晩、全然寝付けなくて、朝の6時まで起きていたのです。そのまま布団に入っていたら、気付いたら11時半すぎでした。Rさん、すまぬ;;

 写真のタンブラーはバンクーバーで買ってきた「All Things Tumbler」です。どちらも同じ名前で売られているのですが、図柄にそれぞれ特徴があります。左のタンブラーには「Brewing a perfect cup at home」と書かれ、自宅でスターバックスコーヒーを楽しむためのスタバグッズが描かれています。右のタンブラーにはコーヒー豆のほとんどの種類のシールが切手シートのようになったデザインで、日本では売られていない豆もあったりして、見ていて飽きません。

 
Copyright(C) 1999-2003 "Taisuke of the day"
All rights reserved.
E-mail:taisuken@freejpn.com