今日は実験がうまくいきました。正確にいうと、先週やった実験の結果を今日解析してみたら、ほほー、これがけっこういい結果だったのです。これで論文に入れるべきデータが揃いました。今週は私の総力をあげて論文のドラフト完成にこぎつけなければいけません。
研究者にとっての論文は、芸術家にとっての絵や彫像や曲のようなものだと思っています。論文も作品のひとつです。論文は専門雑誌に投稿され、掲載が決まると、それが国際雑誌ならば世界に自分の作品が公開されることになります。各専門雑誌には、過去2年間をさかのぼってある計算式で算出された「インパクト・ファクター」というものがつけられています。インパクト・ファクターが高ければ高いほど、その雑誌は多くの研究者によって閲覧され、多くの研究者が自分の論文を書く際にその雑誌に掲載された論文を引用した、ということを示します。つまりインパクト・ファクターが高いほど、クオリティの高い論文を掲載していることになります。クオリティの高い論文とは、その論文が扱う研究テーマが先端的であり、その研究によって見出された新しい知見がこれからの研究に方向性を与え、大いに影響力を及ぼすような論文をいいます。歴史に残るといっても言い過ぎではありません。
そんな研究をいつかしてみたい。あっと驚くような発見をしてみたい。研究者なら皆そんなことを考えているでしょうね。Cell、nature、Science、この雑誌の常連になってみたいものよ。さ、つべこべ言わず、論文を書きましょう。
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休日、写真を撮りためておかないと、手持ちのデジカメ画像がなくなってきます。というわけで、今日は横浜動物園ズーラシアのゾウの写真でご勘弁を。
今、私は研究を職業にしていますが、その原点はゾウにあったと自分では確信しています。といっても、それは上野動物園のゾウですが。
高校3年生の春頃、上野動物園でゾウを見ていたときに、ふと「獣医になりたい」と思ったのが、動物(ヒトを含む)の研究に向かわせた始まりです。それ以前は、私はまったくの工学系でしたから。
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今夜はサッカーアジアカップ準々決勝、日本-イラク戦です。ドーハの悲劇以来の対戦ということです。あの時私は盛岡にいて、試合の放送時間が首都圏より2時間ほど遅く、超眠い時間帯に見ていましたので、あの「悪夢のロスタイム」がまさに夢に見たことのようでした。あれからもう7年経つんですねぇ。
さて、私はスターバックスも好きですが、ドトールコーヒーも好きです。まず、ドトールはどこにでもあって手軽に入れるところがいいですね。出張などで慣れない土地に来ても、「ああ、お茶したい」と思っていると見つかるような。そしてブレンドコーヒーが180円というのも魅力です。ただ、どの店舗もモクモクしているのが難点ですね。私は喫煙者のくせに、人の吸うタバコの煙が嫌いなのです。
それからベローチェというシャノアール系列のコーヒーショップがあります。私は駅前留学に行く前に必ず寄って落ち着いていきます。店内はドトールよりも広々している分、モクモク感が少ないのです。サンドイッチがおいしいお店です。スターバックスもいいですが、ときにはこんな店もいいのです。なにより安いことが魅力です。
ああ、サッカーが気になってなかなか書き進みませんので、今日はこの辺にて。イラクへのリベンジは果たせそうだな。
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京都、イノダコーヒの100円ライターです。ちょっとピントあってませんね。マクロでも近付き過ぎましたかな。
私は一度入ったことがありますが、どこの店舗だったか?彼女と京都散策のあいまに立ち寄ったお店。時間が止まったかのように穏やかでゆったりとした時間を過ごしました。
京都には他にも老舗と呼ばれるカフェがたくさんあります。どこも独特の雰囲気を醸し出していて、ぐっと落ち着きます。また京都に行かなければ。
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「StarLnik」と聞いて、皆さんは何を想像しますか?人工衛星を使ったインターネットが実用化したのか、はたまた新しいプロバイダサービスか。その正体は、飼料用トウモロコシ(CBH351)の商品名なんです。その「StarLnik」がどうしたのかというと、某食品会社が製造したコーンミールに「StarLnik」が混入しているロットがある、ということが判明したのです。それでは「StarLnik」が混入していると、どうなのか??
「StarLnik」は遺伝子組換えトウモロコシなのです。生産性を向上させるために病害虫耐性遺伝子と農薬耐性遺伝子を遺伝子組換えによりトウモロコシゲノムに導入したのです。実はこの「StarLnik」、ドイツで開発されてアメリカがコーンベルトで作付けしていますが、健康面への安全性について待ったがかかり、食品原材料としてはリコールされたものでもあります。
私は個人的に、食品製造に遺伝子組換え作物を原材料にすることについて、即、異を唱えるつもりはありませんし、むしろ楽観的に見ている方ですが、使用に際しては十分注意を払うべきだとは思っています。遺伝子組換え植物に導入される、「StarLink」の場合なら病害虫耐性遺伝子と農薬耐性遺伝子はバクテリア由来のものであり、もともとトウモロコシが持っていないタンパク質をトウモロコシ自身が作るように改変したものです。ヒトの歴史の中でトウモロコシは食べてきていますが、バクテリアのタンパク質を摂取してきていて、ヒトがバクテリアタンパク質を代謝できるようになっているとは限りません。したがって、バクテリアのタンパク質がアレルギーを引き起こす可能性が考えられる---消費者が遺伝子組換え作物を批判する最大の理由です。
いちばん問題にするべきなのは、アメリカでも使わないトウモロコシが食品原材料として日本に入ってきてしまうことではないでしょうか。その原因は、遺伝子組換え作物に対する農林水産省と厚生省のあやふやな態度にあるわけで。
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昨夜のアジアカップ準決勝では、日本はイラクを撃破しました。本日は私の日本代表応援グッズです。9番中山雅史のレプリカです。何年前の代表チームでしたっけ?ゴン中山の代表復帰はもうないのかなぁ。ジュビロでは高原といいコンビで2トップはってるのになぁ。
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今度の日曜日、私は岩手県盛岡市に行きます。いとこの結婚式があるのです。私のおふくろの田舎が岩手なので、おふくろの兄弟姉妹は皆、岩手県にいるのです。私の出身大学は岩手大学ですが、これはまたまったく関係のない話です。さて、今からどうしようか、困っていることがあるのです。
ホームページのリニューアルをしてから、今のところ毎日順調に更新ができていて、それはとってもいいことではあります。問題なのは、今度の日曜日はどうやって更新するか、それを思案しているのです。1泊する予定ですが、更新するならばそれなりの装備をしていかなければならないのです。となると、モバイルパソコンを持っていく、というのが常套手段です。しかし私が持っていくとすればiBook。しかし、大きくて重いんだなぁ、iBook。見た目はかわいいんですけどねぇ。
私のiBookはPowerPC G3 300 MHzの初期型です。いつもは研究室に置いてあります。メモリはトータルで160
MB、ハードディスクは東芝6 GBに換装しました。これを3つにパーティション分けし、そのうち2つのパーティションにシステムをインストールして、不測のクラッシュにもすぐに起動、ボリュームの回復ができるようになっています。なによりも、自宅のiMacをほとんど同じシステム、ソフトウェア構成なので、自宅でも研究室でも同じ作業環境で仕事ができるのです。
このおかげで家に帰るのも早くなりました。研究室にいると誘惑があったり気が散ったりと、仕事に集中できないことがあるので、最近では家で論文を書き、研究室では重いアップデーターをせっせとダウンロードしているのです。ひとつ難点は、自宅では実験ができないことです。
ところで、盛岡にはiBookを持っていくか行かないか。それは10/29のこのページを見ればわかるでしょう。
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今日の1枚は、研究室のiBookです。実は、先日買ったMac
OS X Public Betaをインストールしてあります。写真はOS Xで起動したところ、ログイン待ちの画面です。わかりませんねぇ。
UNIXやNeXTを使ったことのあるMacユーザーなら、Mac OS Xの良さがわかる、わかるどころか、もう褒めたたえたりしてます。確かに不思議なOSだ、というのが私の印象。おもしろい。はまる。従来のインターフェースとは似て非なるものです。
iMac、iBookのおかげでWindowsからの乗り換えMacユーザーが増えたと聞きます。Mac OSにもすっかり慣れたことでしょう。でも、そんなMacユーザーにとって、Mac
OS Xはちょっと混乱するんじゃないかな。いつもと勝手が違うんです。そこがおもしろいところでもあるのですが・・・。
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結局、29日のこのページの更新はどうしようかというと、初めてお休みしようかと考えているのです。それは、iBookが重いから持っていかない、というのが最大の理由です。結婚式に出席ですから、帰りの荷物が増えるだろう、ということを考えると、手荷物は軽い、少ない方がいいのです。
それでもメールの送受信とちょっとしたワープロ仕事はしたいのです。とくに論文の作成は、ある時、ふっとフレーズが思い浮かんだりするので、そんなとき書き留めておけるものがあるとあとで都合がいいのです。こういうときに活躍してくれるのがPalm
OSプラットフォームと呼ばれているハンドヘルドコンピューターで、私はIBMのWorkPad c3を使っているのです。これを持っていこう。
オークションで本体を購入してから、メモリの増設、周辺機器の購入、シェアウェア登録など、少しずつグレードアップさせてきました。その中でいちばんこだわったのはワープロ仕事のための機器、ソフトでした。WorkPadは電子手帳的なものですから、今日の予定やアドレス帳、長期のスケジュール、ToDoを管理することを得意としていますが、手帳を持ち歩かない私のような人にとってはあまり活躍の場がないのです。これまでは、出張先でのメールの送受信、インターネットブラウジング、移動中の暇つぶしのためのゲームに使ってきました。
しかしWorkPadをはじめとするPalm OSハンドヘルドは、関数電卓ほどのコンパクトな本体に数十ものソフトウェアをインストールすることができ、しかもそれらのソフトを使いたいときにすぐに使えるという魅力があります。もう少し勉強すれば、おそらくホームページの更新もWorkPadから行うことができるに違いありません。
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学問の神様にお参りに行くと、よく「ウシ」がいますよね。あれ、どういう意味があるんでしょう?、なでたところがよくなる、というので、たいていのウシは頭やおなかのところがピカピカに磨かれたようになっていますよね。
写真は北野天満宮で撮ったものです。北野天満宮にはウシがたくさん(といっても4〜5かな)おりました。中でも写真のウシは小さくてかわいいウシでした。ちなみにウシの角をツンとしているのは私の彼女です。
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仕事がある日はなかなか隣町まで行くことができませんので、週末はできるだけ早起きして、活動時間帯を広げたいのです。しかも、仕事場まで自転車で10分では、通勤の途中でどこかに寄るなんてこともかないません。さて、そんな貴重な週末、私は最寄りの本厚木へ行き、スターバックスに行きました。それが最大の目的です。
できるだけ早起きをして・・・起きたのが9時頃でしたので、それから家の雑用をしたり身支度を整えたりしていたら、本厚木に着いたのは12時頃でした。「遅かったか」と思いつつスターバックスへ行くと、店内の座席は2割ほど開いていたので、おなかも空いていたのでそこで落ち着くことにしました。本厚木店の店内でゆっくりしたのは初めてでした。ダブルトールヘーゼルナッツラテをタンブラーに入れてもらい、シナモンスコーンをとって、店内のいちばん隅のソファー席に座りました。そこでWorkPadでメールを打ちながら30分ほど過ごしたのでした。
帰り際、タンブラーを手に持ったまま店を出ようとすると、「洗いましょうか?」と声をかけられたので、せっかく洗ってもらうのならと思い、リフィルをお願いしました。本日のコーヒーが何であったか、見逃してしまったのですが、タンブラーにリフィルしてもらったコーヒーをそのままスターバックスのトートバッグに入れて、家に帰ってきました。そして、家でくつろぎながら、またスタバのコーヒーを飲む。ちょっとぬるくはなっていましたが、なんとなく贅沢な気分に浸っていた一日でした。
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今日はスターバックスのレシートを取り込んでみました。いきなり何を、とお思いでしょうが、これ、「リフィル、105円」のレシートなんです。
「リフィルって、何?」簡単にいうとおかわりのことですが、それには条件があります。エスプレッソベースの飲み物を飲んだあと、そのカップに「リフィルお願いできますか?」とオーダーすると、本日のコーヒーを入れてくれます。サイズはそのカップに応じた量まで可能だと思いますが、これが105円です。
リフィルしてもらうにはタンブラーがベストでしょう。ラテを飲んだあとの紙コップではちょっと・・・。リフィルのコーヒーを注ぐ前にすすいでくれますが、タンブラーだときれいにすすがれます。あとは気分の問題ですが。

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