熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2024年10月11日(金)
 工房着:午前10時20分  作業開始:午前10時40分−作業終了:午後3時35分
 工房の気温:20度

 今朝はイライラすることがありました。いつも『おむすび』を一つと『ゆで卵』を昼食用に持っていきますが、おむすびを握ろうとしてラップを広げようとしたらラップが上手く切れていませんでした。きちんと広げるまでに30分近く掛かってしまいました。
 別のラップを使えば良いのですが意地が出て、「なんとしてもきちんと使えるようにしてやるぞ!!」 と頑張っちゃいました。その為に工房到着が遅くなってしまいました・・・。(-_-#)

 このところ手裏剣ばかり製作しています。『伊賀流十字手裏剣』はあと1サイクル 3日間作業すれば終わるのですが、気分転換の一日にすることにしました。勿論、気分転換ばかりでは無く、野菜の種をまいたり苗を植えたりするのには時季があります。二十日大根やホウレン草・小松菜などは遅すぎるくらいの時季になっていますから、今日作業することにしました。

 まずは床屋さんに届けるためにシソを収穫していきました。90Lの袋にいっぱいにして、附属農園 西の畑 北側のシソ畑のシソを全て抜き取りました。続いてオクラ・シシトウ・甘唐辛子・ピーマンを収穫しました。ここから耕運機で耕す作業です。

 まずは秋どりの枝豆を植えてあった畝を耕しました。そして、牛糞堆肥を入れて再度攪拌しました。次はタマネギを植え付ける畑を耕しました。こちらは以前に堆肥を入れてありますから耕すだけです。
 次に付属農園側に行き、シソを抜き取った畝を耕して、続いて東の畑を耕しました。ここに牛糞堆肥を撒いてもう一度攪拌しました。耕運機を片付けてここから畝立て作業です。

 シソの植えてあった畑はノラボウ菜を植える予定で居ます。東の畑は半分は冬至の頃は工房の陰になってしまうので日陰になら無い部分に2本畝を立てました。現在シソが植わっているところも近々耕して畝を立てます。ここには小松菜・ホウレン草なんかを植え付けようと思っています。

 畑の師匠にお借りしている側、まずは秋どりの枝豆を植えてあった所に畝を立てました。ここには二十日大根を植え付けようかと思っています。

 畝立ての最後はタマネギの畑、3本畝を立てて『マルチ』を掛けました。今日は若干気温が高くなって汗をかきました。でも、空気が乾燥していたので爽やかな感じでした。

 
附属農園の畑 丸部分ノラボウ菜の畝 丸の部分ホウレン草など 丸部分二十日大根 マルチ部分玉ネギ

 ここまで畑を作っておけばいつでも植え付けが出来ますからちょっと気が楽になりました。あとはシソが植わっている部分を耕すだけです。

 最後に里芋を試掘してみました。一ヶ月前に試掘した時は1.5kgでしたが今回はなんと3kg取れました。親芋を除いて2.3kgでした。充実してきました。『芋煮会』をするのが楽しみです。


3kg収獲出来た里芋

 今日はさすがにヘロヘロになりました。でも、気分転換にはなりました。着替えをしているときに『埼玉の村の鍛冶屋』さんが来ました。久しぶりに会う感じ、しばらく色々話をして帰って来ました。彼は我孫子の『Tさん』の所からコークスをもらってきたようでした。

 来週は火曜から『伊賀流十字手裏剣』製作の5サイクル目をして来週中に『伊蔵』さんの所に送るようにします。その後は何を作ろうかな・・・。
2024年10月15日(火)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後4時40分
 工房の気温:23度

 『紫金山・アトラス彗星』が肉眼でも観測できるというニュース、この連休中、日没直後に観測してみましたが雲が丁度彗星がある方向に出ていて残念ながら観測することは出来ていません・・・。今日も雲で隠れていました。

 今日は行き掛けにホームセンターによって苗を覗いてみました。そうしたら『ホウレン草』と『小松菜』の苗が出ていました。種を蒔いて育てれば本当に安いのですが、遅れを取り戻すために購入しました。苗の足りない部分には種を蒔きました。これで時間差を付ける事が出来るものと思います。

 工房に着いてまずやった作業は付属農園 西の畑 北側のシソを全て抜き取りました。そして、耕運機を掛け牛糞堆肥を撒いてもう一度耕運機を掛け、畝を二本立てました。前回立てた畝にホウレン草、今日立てた畝に小松菜の苗を植え付けました。
 シソの枝にカマキリの卵がありました。畑の番人ですから個の卵はフェンスの所に差し込み、孵化する時に困らないようにしました。シソの枝ですから地面から40cm位の所です。今年は雪はほとんど降らない感じでしょうか・・・。上尾のカマキリは天気の予知できるかな・・・?

 続いて、枝豆を植えてあった畝にラディシュと二十日大根の種を蒔きました。あとはノラボウ菜の植え付けですが、苗が出るのを待ちます。
 植え付けたあとはタップリと水を撒き、最後に『HB−101』を撒いてやりました。

 
手前の二本にホウレン草 奥の二本に小松菜             右の畝にラディシュと二十日大根   

 畑の作業は12時半近くまで掛かってしまいました。お昼を食べて12時40分から『伊賀流十字手裏剣』制作の5サイクル目に取り掛かりました。今日は最後の6枚を鍛造します。これまでの時間経過から4時前には鍛造を終え、4時頃には焼き鈍しを掛けられると考えて居ましたが、ほぼ考えて居た通りの時間経過でした。


焼き鈍し直前の制作5サイクル目の手裏剣

 焼き鈍しを掛けたあと、火床を掃除してハンマーに注油、また、手ハンマーの柄が折れてしまったものの柄を詰めて直しました。火かき棒もちょっと調子が悪くなってきました。これは次回溶接で直します。そんなこんなで4時40分になっていました。

 明日は3枚仕上げです。いよいよ最後に近づいてきました。コンテナのコークスはやはりほぼ使い切りました。あとは焼き入れ分です。30枚の手裏剣を製作するのに40kgのコークスを使う感じです。
2024年10月16日(水)
 工房着:午前9時40分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後4時15分
 工房の気温:22度

 今日は久し振りに畑の師匠に会いました。師匠はシルバー人材に登録されていて、木の剪定などの手伝いをして居ますがなんと木から落ちて肋骨を骨折されたという事でここのところ会わなかったわけでした。まだ痛い所も有るようでした。しばらくお話をしていたので作業に取り掛かるのが遅くなりました。

 昨日定植したホウレン草・小松菜の苗はしっかり根付いてくれた感じで活きよくピンとして居てくれました。自分で育てたものを食べるのは美味しいですね。

 今日は『伊賀流十字手裏剣』 3枚の仕上げです。いつものように焼き鈍しの灰から6枚取り出して冷間鍛造して、歪みを取ったら3枚を仕上げていきます。大体4時間の作業です。

 
作品2015〜2017 『伊賀流十字手裏剣』

 黒染めを終えたのは3時頃でした。そこから調子の悪くなった『火かき棒』の修理のための材料の準備・加工をしたりして作業終了です。これで27枚作り上げました。あと3枚です。やっと出口が見えた感じです。明日で30枚作り終えると思うとなんだかホッとした気持ちになります・・・。

 畑の師匠から「ピーマン採りたいだけ採っていいよ」 と言われました。さすが師匠の畑はピーマンが立派になっていました。熊公の所はメチャクチャです・・・。沢山採らせて頂いて、我が家の分だけでなく、床屋さん、ケーキやさん用にも採らせていただき、届けに行きました。

 明日も今日と同じ作業です。いよいよ『伊賀流十字手裏剣』を作り終えます。長かったな〜〜〜!!
2024年10月17日(木)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後3時55分
 工房の気温:23度

 今日はいよいよ『伊蔵』さん依頼の手裏剣を作り終えます。工房に着いてまずは『火かき棒』を修理する作業からスタートしました。今日はビード結構綺麗に付ける事が出来ました。


修理した『火かき棒』

 溶接機を片付けて10時半頃から手裏剣の仕上げ作業に取り掛かりました。時間経過はほぼ昨日と同じでした。黒染めを終えたのは3時でした。4時間半位の作業になります。

 
作品No.2018〜2020 『伊賀流十字手裏剣』            作り終えた『伊賀流十字手裏剣』 30枚 

 これで『伊蔵』さん依頼の『伊賀流十字手裏剣』 30枚を作り終えました。半月間の作業、同じ物を作り続けるのは少々飽きが来ました。この後も各種手裏剣になりますが36枚ほど作る事になるので、まだまだ長いです・・・。

 明日からはしばらくの間手裏剣以外の物を作ろうと思っています。何にしようかな・・・。

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