熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2022年11月16日(水)
 工房着:午前9時55分  作業開始:午前11時10分−作業終了:午後3時20分
 工房の気温:13度

 今朝はポ−ランドにミサイルが2発着弾したというニュースがありました。夕方のニュースではウクライナ軍の迎撃ミサイルが着弾したようです。ロシアは昨日90発のミサイルをウクライナに撃ち込んだということです。それを迎撃したミサイルが落ちたようです。2人の一般人が亡くなったと言うことです。ロシアがウクライナに侵略しなければこんなことは起きなかったはずなのに・・・。

 後の太平洋戦争に繋がっていく『日支事変』は盧溝橋付近で日本軍が夜間演習をしていて、空砲の機関銃を撃った際に中国側から実弾が撃ち返されたこと(そのように報告されている・・・)で始まりました。今回はミサイルですから・・・。ポーランドはNATO加盟国ですから、この後の動きが気になります。

 ロシア軍はヘルソンを奪還され、這々の体でドニエプル川を渡河して後退したようです。東部地域でも苦戦しているようですし、戦死者もかなりの数に上っているということ。動員された兵士に錆び付いた銃が支給され、装備は自前で準備しなければならないとか・・・。プーチンは人の命なんかまったく気にしない、自分の保身のみを考える人物のようですね。
 撤退した地域ではインフラを徹底的に破壊しているようですし、発電所等にミサイル攻撃をする、国際法をまったく無視しています。国連安保理の常任理事国の資格は無いですね。追放すべきです。

 今日は天気が良くて気持ちよく散歩が出来ました。工房にあと少しという所で上尾市の放送が有りました。「これはJアラートのテストです・・・」 というものでした。今朝のニュースに触発されてのテストだったのでしょうか・・・。

 さて、今日は『寸鉄』を製作します。1本だけなので大変ではありません。ノンビリと製作を楽しみました。寸鉄本体と指通しの鐶を繋げる鋲、以前作っておいた物を使いましたが、若干曲がっていてこれを修正するのに少々手間取りました。

 
        作品No.1513 『寸鉄』                収穫した柚子 今年の柚子は良い大きさです

 寸鉄を作り終えてから柚子を収穫しました。今年は全部で20個くらいしか実っていませんから、貴重な柚子です。でも、立派な柚子が収穫出来ました。今日は10個収獲、残りはもう少し置いておくことにします。

 柚子の収穫後はピーマン・シシトウの収獲をしました。ピーマンはそろそろお終いです。シシトウと甘唐辛子はもう少し収穫出来そうです。小松菜が随分大きく成りました。来週あたりから収穫出来そうです。また、白菜も結球し始めました。サニーレタスも来週は収穫出来そうです。

 明日は『手甲鉤』の製作準備をする予定です。まずは部品造りをします。
2022年11月17日(木)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時25分−作業終了:午後4時20分
 工房の気温:12度

 この2日間、ワイフが久しぶりに目眩を発症、昨日は前日よりも酷かったということで今日はサポートに廻らなければと思って居ましたが、大丈夫ということだったので工房へ・・・。
 工房に着いて散歩に出ようか考えて居たところに、掛かり付け医の『Mo先生』から電話で、目眩の様子が気になるからワイフの携帯番号を知らせて欲しいと連絡がありました。電話で直接問診して下さったようです。この状態ですから工房からは出ない方が良いと考え、今日は散歩中止にしました。荒川渡るとき浅間山が見えたから、堤防上でゆっくり眺めたかったですが、我慢です。

 ワイフに連絡を入れて状況を確認して、とにかく何かあったらすぐに連絡くれるように伝えてすぐに作業に取り掛かりました。今日は『手甲鉤』の製作です。
 散歩に出ませんでしたから、お昼過ぎには部品の準備が出来ました。ワイフからは何も連絡が無いので組み立て作業もすることにしました。
 『手甲鉤』製作は1年7ヶ月ぶり、要領覚えているかちょっと心配でしたが何とか仕上げることが出来ました。

 

作品No.1514 『手甲鉤』

 まずまずの出来でしょうか・・・。黒染めを終えたときは3時半でした。予定では今日部品を製作して仮組みくらいまで持っていき、明日仕上げようと思って居ました。散歩に出なかった分、最後まで仕上げることが出来ました。

 片付けをして、記録を付けて帰路に着きました。工房を出る段階でライト点灯でした。今日の日没は16時33分でした。ちょっと車が混んで止まっているとき、西の方向を見ると光の柱が・・・。停車していたので写真を撮ることが出来ました。この時刻が16時39分ですから、日は沈んだ後です。何かビームが出ている感じでした。


日没後 雲に反射して出来た柱

 今日はボージョレヌーボーの解禁日、帰り掛けに酒屋に寄ってみました。今年は円安・燃料高でビックリするくらい高かったです。そして、仕入れている本数がメチャクチャ少なくて、買いたいと思うグレードのものは売り切れ、残っているのは3000円超えるものでした。幸い500mlの物が有ったのでこれを購入してきました。夕食時飲んでみましたがなかなか良い味でした。でも、今年はこれ1本でお終いです・・・。

 明日はワイフの状況によってどうなるか・・・。掛かり付け医が紹介状を書いてくれたので、そこまでアッシー君をすることになるかも知れません。ワイフは午後、掛かり付け医の『Mo先生』に点滴をして貰って、少し調子が良くなっている感じです・・・。
2022年11月21日(月)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時15分−作業終了:午後3時35分
 工房の気温:13度

 金曜日はワイフのアッシー君をしました。今回の目眩はしつこくて、だいぶ良くなってきているものの今日も本調子ではない状態です。

 今朝は荒川を渡る際に真っ白な『浅間山』を眺めることが出来ました。今日はワイフのこともあるので早めに帰宅できるように散歩には出るつもりはありません。堤防で眺められないのは悔しいので、行き掛けに車で堤防まで行って眺めることにしました。

 『笹目橋』を渡って眺めたときは前衛峰の上にすっかり姿を現していましたが、30分くらいの間に麓から霧状のものが沸き上がってきていて、全貌を眺める感じではなくなっていました。チョット残念でした。でも、真っ白な『浅間山』を眺めると冬を感じます。

 
         真っ白な『浅間山』                奥武蔵の山々 裾野に霧が立ちこめている感じ

 武藤工業の自在バイス『FVA-40』が生産停止になってしまいましたから、土曜日に『Matrix−AIDA』に行って交換用の締め付けレバーを購入しました。その際に『DREMEL 3000』というルーターを購入しちゃいました。今まで『PROXXON』のミニルーターを使っていましたが、お店で実際にパワーを見て思わず購入してしまいました・・・。今日は工房に導入しました。

 
DREMEL 3000

 赤丸で囲んだ『フレックスシャフト』が付いているので細かい作業が楽に出来そうです。早く使ってみたいものです。『PROXXON』のミニルーターで使っていたダイヤモンド砥石なども使えますから助かります。
 『PROXXON』のミニルーターも工房に置いておき、2台を使い分けしようかと思って居ます。

 さて、今日はすぐに『坪錐』の製作に取り掛かりました。1年8ヶ月ぶりに製作するので要領ちゃんと覚えているか心配なところがありましたが、無事製作できました。最初にT字型に加工する作業は過去一番の出来のように思います。


作品No.1515 『坪錐』

 こういう形状のものを掴むヤットコを作る必要がある感じです。時間が出来たときに製作してみようと思います。

 『坪錐』を製作したあとは今年初めての『小松菜』と『長ネギ』を収穫しました。初夏の頃長ネギはかなりのダメージを受けましたが、何とか持ち直してくれました。この冬分は確保できそうです。

 
収獲した『小松菜』と『長ネギ』

 これからは鍋が美味しい季節、『長ネギ』と『白菜』は必需品です。『白菜』は結球を始めました。あと半月くらいで収穫出来るかな・・・?

 明日は『しころ』を制作しようかと思っています。目立て作業は同じ事の繰り返しになります。飽きないように頑張らなければ・・・。
2022年11月22日(火)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後3時40分
 工房の気温:15度

 今日は『しころ』製作です。刃付け作業は同じ事の繰り返し、忍の一字の一日です。その為散歩には出ずにすぐに作業を始めました。

 いつもはブレードを製作してから柄を作り塗料を塗布しますが、今日は柄を制作して塗料を塗り乾かしている間にブレードを制作することにしました。

 柄の制作を終えてから、鋸材を切り出しました。『小しころ』用の素材は以前切り出してあるのでそれを使い、『しころ』1つ分を切り出しました。コバを整えて罫書きをして刃を切り出していきますが、いつもはディスクグラインダーを使ってきました。でも、昨日『DERMEL 3000』を導入しましたから早速使って見ることにしました。本体は結構重さが有りますから『フレックスシャフト』を使って作業することにしました。
 『PROXXON』で使ってきたダイヤモンドディスクのカッターを使って切り出していきましたが、ディスクグラインダーよりも薄いので作業が楽でした。そして、パワーがあって作業がはかどりました。ただし、同じ事の繰り返しですから退屈な作業です。

 刃を切り出せたところで面を整えてアサリを付けていきます。これも単調な作業です。アサリを付け終えたところで目立てをしていきます。目立て作業はあまり苦には成らないです。


作品No.1516・1517 『しころ・小しころ』

 ブレードを柄に取り付けるまでに塗料は乾ききっていませんでした。その為、柄を汚してしまいました。確り乾いたら紙ヤスリを掛けて改めて塗装し直すことにします。

 次回は『滑り止め金具』を制作しようと思っています。まずは鋲など部品を造らなければならないので、2日で仕上げようと思って居ます。

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