熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2022年10月24日(月)
 工房着:午前9時45分  作業開始:午前10時10分−作業終了:午後4時10分
 工房の気温:12度

 先週、金曜日は朝、オフクロ様の調子が悪そうだったので様子見をして工房お休みにしてしまいました。畑の方はピーマン・シシトウ・甘唐辛子程度になりましたから、4日開けても特別困ることは無いです。ただ、玉ネギの畝にマルチを掛けなければと思っていました。そろそろタマネギの苗が届くと思って居たら、昨日届きました。タマネギの苗は強いから少し置いておくことも出来ると思いますが、出来るだけ早く植え付けてやりたいです。そこで今日はマルチかけからスタートしたいと思って居ました。しかし、あいにくの雨でした。そこで『火箸手裏剣』4組の鍛造を先にすることにしました。

 4組(8本)の鍛造は大体3時間かかります。鍛造を終えたのは1時20分でした。雨は降っていなかったのでマルチかけをすることにしました。

 マルチを掛ける前に工房付属農園西の畑のオクラを抜き取ることにしました。今年はオクラをふんだんに食べることが出来ました。今週中に耕運機を掛けて来年のジャガイモの植え付けに備えようと思って居ます。また、付属農園東の畑も半分耕運機を掛け、ノラボウ菜を植え付ける畝を作ろうと思って居ます。

 
 鍛造し終えた『火箸手裏剣』                  マルチを掛け穴開けまでしました

 マルチを掛け終えて、今日は帰ろうかとも考えましたが、明日苗の植え付けだけで済むように、マルチの穴開けまで行う事にしました。今回は200株植え付けます。3本の畝ですから1本に70個くらい穴開けすることになります。この穴開け作業、結構面倒な作業です。

 穴開け終わったので、明日は植え付けするだけになりました。『火箸手裏剣』は2組ずつ成形していくつもりなので、それ程時間は掛からないと思います。

 帰路に着く頃またポツポツと雨が降り出しました。明日、雨が降っていないと良いですが・・・。
2022年10月25日(火)
 工房着:午前9時55分  作業開始:午前10時15分−作業終了:午後3時30分
 工房の気温:12度

 今朝は曇天で有りながら丹沢方向から北関東の山々までハッキリと眺めることが出来ました。浅間山には白いものを確認しました。あとで調べてみたところ『初冠雪』が有ったと言うことです。今日は帰り掛けにもシルエットの浅間山を眺めることが出来ました。また、5合目くらいまで雪で真っ白になった富士山も眺めることが出来ました。

 昨晩の雨で畑の土はドロドロ状態でタマネギの苗を植え付けるのが少々大変でしたが、『火箸手裏剣』仕上げ作業の前に植え付け作業をしました。200株植え付けるのは腰が痛くなりました。

 畑に出ると何と畑にお客さんが居ました。キジのオスです。久し振りにすぐ傍で見る事が出来ました。少々しつこく写真を撮っていたので、最後は飛んで行ってしまいました。キジのオスは綺麗で格好いいです。

 
久し振りのお客さん                         最後は飛んでいきました


玉ネギ(極早生種)200株植え付け完了

 タマネギの苗植え付け後は11時半頃から『火箸手裏剣』 2組(4本)の仕上げに取り掛かりました。重さを揃えるのがやはり少々手間が掛かります。

 
作品No.1494〜1497 『火箸手裏剣』                    プラスチック溶接機   ・

 4本仕上げるのに3時間近く掛かりました。6本の仕上げと同じくらいでした。どうしてでしょうか・・・? あと2組(4本)仕上げれば武蔵一族 忍士団の『Yさん』にお届け出来ます。

 先日『プラスチック溶接機』というものを買いました。自宅で使っているスマホスタンドの机に挟む部分にヒビが入ってしまいどうしたものか考えていたところ、『プラスチック溶接機』というものが有ることを知りました。溶接といっても本当に溶かして付けるものではなく、鉄のクリップのようなものを熱で埋め込み、その埋め込んだ部分を熱で馴らすことで、割れてしまったものやヒビが入ったものを再生するものです。
 スマホスタンドの机に挟む部分はかなり力が掛かるわけですが、何本も埋め込んだ結果現在は普通に使えています。
 工房のスプリングハンマーに注油する油差しの蓋部分にヒビが入って油が漏れるので今日は『プラスチック溶接機』を持っていき、『火箸手裏剣』の仕上げのあとに修理してみました。その結果、今しばらくは使えそうな感じになりました。クリップの形状は4種類有って、曲げて使うことも出来ますが、鋼製なので曲げる際は一度赤めてやる必要がありました。

 明日は『慶應義塾大学病院』の放射線科に受診します。その為工房はお休みです。本命手術の患部を血管造影剤を使ってCTで調べ、患部が固まっているかどうかの確認です。固まっていれば今後手術は必要ないということになります。なんだか受験の合格発表を待つ感じです・・・。
 もし固まっていて手術不要と判断されたならば『快気祝い』をしたいと考えて居ます。どうか患部固まっていてくれますように!!
2022年10月27日(木)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後2時35分
 工房の気温:12度

 昨日は合格発表を待つ受験生の気分で『慶應義塾大学病院』へ行きました。午前中に造影CTを撮影して、午後それを元に診断して貰いました。その結果は、合格とも不合格とも言えない状態のようでした。補習を受けて、レポート提出・・・という感じです。
 患部に流れ込む血液が9割遮断されたことで患部の袋状の部分に血液が滞留する感じになるので、自然と血栓ができて患部が塞がることを期待しています。今回の診断では血栓は出来ているものの血の流れがまだあると言うことでした。患部は縮んできているということです。これが自然に塞栓する事を更に期待して、来年1月18日(水)に今回と同じように造影CTを撮り、確認する事になりました。固まっていてくれれば今後手術は必要なくなりますが、その状況によって静脈側から塞栓する手術を受けることになります。導尿が嫌ですから何としても自然に固まって貰いたいです。

 昨日もワイフが車を出してくれました。中台−飯田橋間の首都高速の運転に慣れたので結構楽しんで運転しているようです。熊公は助手席でノンビリ出来ます。帰り掛け浅間山ビューポイントを見付けました。昨日は綺麗な秋晴れだったから良く見えました。今日は秋晴れでしたが霞んで眺めること出来ませんでした。

 工房に着くと近くの工場の敷地でバルーンが上がっていました。そして、20m位上がったところでパラシュートが切り離されユラユラと落ちてくるのを見ました。何をしているのか覗けるところまで行ってみました。

 
   記録を取っているようでした                バルーンから切り離されたパラシュート

 ここの会社は気象観測のラジオゾンデやレーダー反射板などを作って居る会社ですから、上空で観測したものを地上に戻す方法を探っているようでした。色々なパラシュートを一日中落としていました。パラシュートにはペットボトルのようなものが取りつけられていました。着地するとポコンと、結構大きな音がしていました。大人達が集まって楽しんでいるような感じもしましたが、落下する速度など色々計測しているようでした。
 なんだか子供の頃に遊んだパラシュートのこと思い出しました。

 今日はパラシュートを見て居て取りかかりが遅くなってしまいました。散歩などには出ず、『火箸手裏剣』2組(4本)の仕上げに取り掛かりました。これが最後の製作です。今回も何とか重さを0.1gの違いで作り終えることが出来ました。

 
        作品No.1498〜1501 『火箸手裏剣』        武蔵一族 忍士団『Yさん』に送る 14組(28本)の『火箸手裏剣』

 28本だと2kg程の重さになります。ズシリと重いです。今晩梱包して明日発送するつもりで居ます。ヤレヤレ終わりました。次は『万力鎖』 1本を製作します。明日は分銅造りになります。

 明日は兄貴が畑を手伝いに来てくれるということなので、耕運機を掛けて貰うつもりです。今日は畑仕事はしないで、ピーマンなどを収穫して、分銅用の鋼材と加工する鎖を準備して、早めに帰路に着きました。そして、掛かり付け医の『Mo先生』に昨日の事を報告しに行きました。
2022年10月28日(金)
 工房着:午前9時50分  作業開始:午前11時15分−作業終了:午後4時50分
 工房の気温:14度

 今朝は工房への行き掛けに『火箸手裏剣』を『Yさん』に発送して行きました。工房に着くと既に兄貴が来ていました。

 本当に久しぶりに堤防コースの散歩をしました。堤防上では浅間山は裾部分と東部町方面にのびる尾根筋が眺められるだけでした。天気が良いのに残念でした。
 散歩途中のお稲荷さんの狛狐の首が補修されていました。良かったです。また、途中の耕された畑に動物の足跡がありました。少なくても3種類の動物が歩いたようでした。上尾は自然豊かです。

 
  首が補修された狛狐                        畑に残された動物の足跡

 散歩から戻り、早い昼食を摂りました。今日は義姉さんが『モツの煮込み』を作ってくれて兄貴に持たせてくれました。嬉しいサプライズです・・・。熊公は先日京都へ行ったときのお土産として『湯葉』をプレゼントしました。

 
    モツの煮込み                          兄貴と昼食を楽しむ・・・

 モツの煮込みをおかずに持っていったおにぎりを食べ、しばらく話をしました。11月はカトリックでは『死者の月』で、墓参をする月です。オヤジ様のお墓に一週間後の11月4日(金)に行こうということになりました。その日は熊公家に泊まることにして、朝9時20分に指扇駅北口で合流と決まりました。今からオヤジ様のお墓に行くのが楽しみです。

 午後は兄貴には畑を耕して貰うことにして、熊公は『万力鎖』の分銅を製作することにしました。でも最初は耕す場所とかを伝え、畑の師匠の耕運機を準備する作業などしました。

 分銅の素材を切り出し、火床に火を入れてさて作業開始と思ったときに兄貴が「耕運機が前に進まなくなった・・・」 と、顔を出しました。そこで耕運機の様子を見てみるとVベルトが駄目になっていました。そこで、兄貴にVベルトを買ってきて貰いました。交換したところサイズが合わず、熊公のベルトサンダーのVベルトのサイズが合っていたので、これを使って修理しました。ヤレヤレです。でも、耕運機の動力伝達の構造が分かって良かったです。

 耕運機がちゃんと動くようになってから分銅造りに取り掛かりました。作業としては難しいことは無いですが、これも重さを揃えるのに少し手間取りました。

 
   耕運機に慣れた兄貴                    仕上がった分銅と加工する鎖


兄貴が耕してくれた畑

 兄貴は耕運機の使い方随分慣れたようです。今日耕して貰ったところの一つは来春兄貴用のジャガイモを植えて貰う場所であることを伝え、「今日の耕し方で収量が変わるかも・・・」 と話したら、「プレッシャー掛かる〜〜〜!!」 と、笑っていました。収獲するのは本当に楽しいです。今から来年の6月末が楽しみです。

 分銅は二つとも113.6gに揃えることが出来ました。今日は銘を刻印するところまでにして、次回鎖を加工する際に先端部部のみ焼き入れをします。鎖の加工をして組み上げ次回で完成する予定です。

 耕運機のトラブルのことも有り、今日は帰路に着くのが遅くなりました。渋滞に巻き込まれそうと思いながら『新大宮バイパスコース』で帰りました。上尾道路が国道16号と新大宮バイパスに合流する場所で渋滞になりました。もう暗くなっていたので長く続くテールランプを見て、国道16号で上江橋を渡り『荒川右岸コース』で帰ることにしました。『右岸コース』を走るのは久し振りでした。

 上江橋を渡る時、シルエットになった浅間山の頂上付近を眺めることが出来ました。遠回りした『右岸コース』で1時間で帰ってきました。渋滞した新大宮バイパスで帰ってきたら20分は遅くなっていたと思います。

 次回の作業は鎖の加工です。同じ作業の繰り返しになるのでちょっと覚悟が必要です・・・。

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