熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2022年09月30日(金)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前11時30分−作業終了:午後4時25分
 工房の気温:24度

 最近は朝夕の気温が低くなって秋を感じるようになって来ました。今朝は富士山/~\の初冠雪が確認されたというニュースがありました。日の沈むのも随分早くなってきましたし、この夏の暑さを懐かしむ時がもうすぐそこに来ている感じです。早いもので明日からは10月です。
 そして今日は圓楽さんが亡くなったというニュースも・・・。本当に残念です。『笑点』の圓楽さんのポジションどうなるでしょうか・・・。

 ウクライナの問題では、プーチンがウクライナの東部・南部の4州をロシアに編入することに調印したということです。これでウクライナ軍の領土奪還作戦はロシア領に対する侵略ということにするようです・・・。国連安保理事会の常任理事国のすることではないです。何としても常任理事国からは追放したいです。そして、国連がもっと強力に機能できる改革が必要ですね。
 ロシアが領土に対する侵略だとして核兵器を使うことになったら世の終わりです。このところ聖書の世の終わりについて書かれている部分と状況が酷似しているから本当に怖いです。ただ、キリストに従うことで迫害が起き殺される、それで転んでしまう人が多いという事も書かれています。その点ではまだなのかな・・・?

 イラクがクエートに侵攻した際にはアメリカを中心とした多国籍軍を編成してこれを押さえました。今回のウクライナ侵攻はロシアが核兵器を持っているから多国籍軍を編成できないのでしょうか・・・。そうなるとやはり核を持っていると得するという考えが出てきてしまうように思えます。
 国連軍というようなものを編成して対抗することは出来ないのでしょうか・・・。常任理事国の会議でこの事を提案したらロシアが『拒否権』発動でこれは機能しなくなってしまうわけですね。世界の平和を維持すべき常任理事国がそれを乱している訳ですから、何としても改革が必要です。o(・_・θ

 昨日は調べごとをしていて工房お休みにしてしまいました。10月10日(月)に昨年結婚した次男夫婦がミニ披露宴(親族顔合わせ会)を開くことになりました。新型コロナで結婚式は出来ていません・・・。その会のために名古屋まで行きますから、せっかくなので京都まで足を伸ばし、11日(火)洛北方面を一日観光してこようと考えて居ます。そのコースを考えて居た次第です・・・。

 さて、今日は工房に着いた時はまだ爽やかな感じでした。いつもは堤防コースを散歩しますが久し振りに『秋葉の森公園』に行ってみることにしました。公園は気持ちよいですが、あとは車道を歩くことになり、車も多いので、ヤッパリ堤防コースの方が良い感じです。堤防コースは車道を歩いても車の数は少ない(ほとんど走らない)です。
 しかし、公園ではクルミの木を見付けました。クルミ収穫出来そうです・・・。(o^v^o) また、蜘蛛が沢山居て、蛾を補食しているところに遭遇しました。

 
  クルミの実                            蛾を補食する蜘蛛

 涼しかったのでペットボトルを持たずに散歩に出たのは少々まずかったです。まだ暫くは給水が必要です。工房に戻り確り給水しました・・・。^-^;

 今日の作業は前回焼却し残した雑草の処理と『三本鍬』の錆落とし作業、そして、柄の準備です。まずは雑草の焼却からスタートです。

 
雑草の焼却完了・・・

 雑草の焼却のあと耕運機を使って耕す予定でしたが、今日はエンジンが掛かりませんでした。畑の師匠に連絡しなければいけません・・・。
 今日畑を耕しておき、出来るだけ早く白菜・ブロッコリーの苗を植え付けようと思って居ましたが、チョット遅れてしまいそうです・・・。

 畑作業はここまでにして、『三本鍬』の錆取り作業に取り掛かりました。ディスクグラインダーにサンドペーパーのディスクを付けて錆落としをするだけですから難しくはありませんが、錆の粉を沢山浴びました・・・。

 
Before                           After
 
黒染め完了                              柄の準備

 錆は結構深く食い込んでいる状態でした。全て落としてツルツル状態にするのは意味が無いので表面の錆を落とすだけにしましたが、錆落としする前の状態で『番茶黒染め』したら綺麗に黒染めできたかも知れないです・・・。
 錆取りと同時に刃先を揃え、先を尖らせるようにしました。そして、黒染め液で黒染めして油を塗布して錆取り終了です。

 錆取りのあとは柄の準備、とにかく櫃が大きいので写真のように先の方の下側に木を付け足しました。接着剤で固定しました。取り付けの際には更に木ネジを使って確りと固定します。

 今日の作業を終えて着替えをする前にボディーシートで顔を拭いたら、シートが茶色になりました。そして、耳の辺りを拭いたら真っ茶色状態でした。そこで防塵マスクのフィルターを見てみたら、新しく卸したにもかかわらずこれも真っ茶色になっていました・・・。もしも、横着してマスクしないで作業して居たことを想像したらゾクゾクッとしました・・・。(o_ _)o

 次の作業は柄の取り付けです。クサビや脱落防止用の金具を鍛造するつもりなので、一日作業になりそうです・・・。
2022年10月03日(月)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時20分−作業終了:午後4時45分
 工房の気温:24度

 10月になりました。今年も残り3ヶ月です。本命手術2回目を終えて1ヶ月が経ちました。この間血尿が出るようなことはなく順調です。そろそろ本格的に作業をスタートするつもりでいます。
 今日の作業は団子屋さんに頼まれた『三本鍬』の柄付けを完了することと、白菜などを植え付けるための畑の耕作作業です。柄付け作業はクサビ造りなど火床に火を入れなければなりませんから少し時間が掛かりそうです。また、工房に着いてすぐに畑の師匠の耕運機のエンジン掛けをしてみましたがやはり掛からないので、手鍬で耕作する必要がありますから、散歩には出ずに作業スタートすることにしました。

 まずは『三本鍬』の柄付け作業からです。前回櫃にあわせて柄に木材を足しました。今日はまずその部分の加工からです。鍬の刃は柄尻側から挿入して固定します。そこで櫃に確り納まるように削るところからスタートです。

 
櫃に納まる部分を少しずつ削り確り納まるようにする

 確り挿入できたところで、脱落防止の金具を取り付ける分を更に削っていきました。脱落防止の金具は厚さ1.5mmの鉄板で作りましたから、1.5mm削ることになります。

 
仕上がった『三本鍬』

 脱落防止の金具を取り付る前の段階でも刃は脱落しないと思われる状態でした。そこに脱落防止金具を付けましたからほぼ完璧です。でも、更にクサビを打ち込むことにしました。
 火床に火を入れてクサビを作り、実際に少し打ち込んでみましたが、クサビは鉄で無い方が良いような感じでした。そこで柄と同じ材木(樫)でクサビを作り、それを打ち込みました。そして、余分な部分を切り取りました。
 更に櫃の断面が台形なので柄の上側に三角形の隙間が出来てしまうので、ここは黒檀の端材が有ったのでこれを使って埋めるようにしました。これで完成です。時計は13時になっていました。

 ここから畑の耕作作業です。まずは枝豆を植えていた部分を耕しました。最初に三本鍬で土を起こして、雑草の根などをレーキで除去、その後鍬で土を軟らかくしていきました。4mの畝2本分耕すだけで息が上がっていました・・・。(@_@;)

 続いてキュウリを植えたあった畑を耕します。畝4本分になります。手順は先ほどと同じです。耕し終えた時にはヘロヘロ状態でした・・・。(x_x)

 白菜の苗を定植する時季は10日くらい過ぎていますから、疲れてはいましたが牛糞堆肥を投入して攪拌して、畝を立てる作業まで頑張りました。耕運機を使えば30分位で終わるところ3時間以上も掛かりました。それでも、玉ネギを植える予定の畑は手つかずです・・・。

 
      枝豆を植えてあった畝                キュウリを植えてあった畝と手つかずの畑

 枝豆を植えてあった畝には小松菜・ホウレン草を植えるつもりです。キュウリの畑は白菜・ブロッコリー・カリフラワーを植え付けるつもりでいます。
 玉ネギの定植は10月下旬ですから、来週中に耕して準備しておくつもりでいます。それにしても今日は耕作作業でヘロヘロになりました。水(お茶)を2L飲みました・・・。

 耕作作業のあとはピーマンやシシトウ・甘唐辛子などを収獲しました。シソは今週末辺りが穂の収獲に良さそうです。チョット天気が気になるところです・・・。

 帰宅すると腰と右腕がもの凄く怠いです。この状態だと明日は工房お休みになっちゃうかも知れないです。それにしても耕運機は偉大ですね・・・。機械の無い時代のお百姓さんの苦労を垣間見る感じです。10月からはこれまで通りに作業していこうと思って居ますが、最初からつまずきそうです・・・。┓(´_`)┏

 ウクライナではウクライナ軍の奪還作戦がかなりの勢いで行われています。ロシア軍は戦死者や負傷者をそのままにして撤退しているような状況らしいです。部分的動員令が出されたロシアでは、徴兵された人は軍装を自前で準備しなければならないとか・・・。これには驚きました。
 更には一日の訓練だけで前線に送り出されているような状態もあるという情報も・・・。既に戦死者も出ていると言うことです。人の命をなんと思っているのでしょうか・・・。
 こんな状況を作り出したのはプーチンです。早くロシア国民はプーチンを引きずり下ろして処罰して貰いたいものです。
 『人、全世界をもうくるとも もし、魂を失わば何の益かあらん』 そのものズバリです。プーチンは悪魔に魂を奪われた状態ですね。核兵器など使われる前にロシア国民によって大統領の座から引きずり下ろされること期待したいです。 
2022年10月05日(水)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時20分−作業終了:午後4時00分
 工房の気温:22度

 昨日はさすがに腰が怠くてお休みにしてしまいました。天気が良かったのにもったいないことをしました。今日は10時頃から雨という予報でした。月曜日に耕作した畑に苗を植え付けるつもりで工房へ行きました。行き掛けに苗を購入しました。
 曇りなのに今日は荒川を渡る時、浅間山を眺めることが出来ました。嬉しくなりました。

 工房へ着くと兄貴が待っていました。今日は苗の植え付けなど手伝ってくれました。2人で作業したので早く終わることが出来ました。ポツポツと雨が降り出しましたが、本降りになる前に植え付け作業を終えることが出来ました。

 
            苗の植え付け完了              しばらくの間 『オルトラン』で毒野菜になって貰います・・・

 植え付け作業をしているとき、畑の師匠が来られました。耕運機のメンテナンスをされていました。エンジンを分解して掃除して、いとも簡単に元に戻しちゃうのは脱帽です・・・。

 
エンジンのメンテナンスをする畑の師匠              ホウレン草・小松菜の種をまいた畝 

 ポツポツ雨が降り出したので小松菜・ホウレン草の種蒔きをどうしたものか考えましたが、何とかなるだろうと種蒔きしました。兄貴にはホウレン草の種をまいて貰い、熊公は小松菜の種をまきました。撒き終えた頃から雨が強くなってきました。
 耕運機、一度はエンジン掛かったものの、やはり調子が悪く、雨が強くなり出したので師匠は片付けをされ帰られました。

 時刻は11時45分になっていました。お昼を食べて12時半から本当に久しぶりに鍛冶作業に取り掛かりました。10月からの作業再開を待って、武蔵一族 忍士団の『Yさん』から『火箸手裏剣』12セットの制作依頼を受けましたから、今日から暫くはこの制作です。

 まずは素材を切り出し、今日は4セット分鍛造することにしました。今日は鍛造し終えるところまでにして、明日成形焼入れします。

 
   素材の準備                           4セット分鍛造終了

 兄貴は1時半頃まで作業を見て居て帰りました。今度切り出しでも鍛造してみれば良いのに・・・。

 作業して居て1本オーバーヒートで駄目にしてしまいました。1ヶ月以上作業して居ませんでしたからタイミングがズレてしまいました。手鎚も重い方を振るうと肩が怠くなりました。鍛冶作業の感覚鈍っている感じです。早く元通りになるよう頑張らなければなりません。

 明日は今日鍛造した物の成形焼き入れ作業です。早く終わると思うので、早く帰宅して床屋へ行こうと思っています。
2022年10月06日(木)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後3時00分
 工房の気温:12度

 今日は朝から雨、そして寒いくらいの気温でした。昨日苗を植え付けて、あと5株分くらい植え付けできそうなので行き掛けに苗を購入しようかと思いましたが、雨なのでやめにしました。

 今日はすぐに作業に取り掛かりました。『火箸手裏剣』8本(4組)を仕上げます。8本仕上げるのに4時間かかりました。重さを揃えるからちょっと手間がかかります。1組成形焼入れするのに1時間かかる計算です。


作品No.1474〜1781 『火箸手裏剣』

 焼入れして黒染めを終えたのが2時半でした。今日の作業はここまでにして記録を付けて帰路に着きました。帰宅したのは4時、昨日予定していた時間よりも1時間遅くなってしまいました。床屋さんに行くこと可能でしたが明日にすることにして、HPのアップ作業をする事にしました。

 明日は床屋さん午前中に予約を入れたので、工房お休みにします。8日からの3連休中に次男のミニ披露宴(親族顔合わせ会)が有り名古屋に行きます。その後、京都に足を伸ばし、11日は京都観光をしてきます。翌日12日はお休みになる可能性大です・・・。ほぼ1週間工房お休みしちゃうことになるかも知れないです。

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