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工房着:午前9時50分 作業開始:午前10時10分−作業終了:午後3時10分
工房の気温:31度
ロシアがウクライナに侵略を始め6ヶ月が経ちました。はじめは1〜2週間でロシアに全土占領されてしまうのではという予想がされましたが、ウクライナの国民の団結と西側諸国の武器供与によってロシア軍を押し返す状況になっている感じです。プーチンは完全に目論見を崩されメンツ丸つぶれです。現在は8年前にロシアに奪われたクリミア半島でもロシア軍の弾薬庫や司令部などが爆発したり攻撃を受けていると言うことです。ウクライナ側もかなりの痛手を被っていると思いますが、ここは何とか頑張ってロシアを退却させて貰いたいです。
ロシアでは大戦中の日本のように情報統制されて国民に真実は伝わっていない状態のようです。でも、インターネットが普及している現在、きっとロシア国内からも反戦の運動やプーチン批判が起こってくると思います。弾圧に負けないで貰いたいです。そして、早く平和が訪れて貰いたいものです。核兵器が使用されるような事態には成って貰いたくないですね。
国連の安全保障理事会の改革も確り行われると良いと思います。常任理事国の『拒否権』は無くすべきですね。改革の良い知恵が与えられますように!!
いよいよ1週間後は2回目本命手術のため入院する日です。そして、9月1日(木)午後いよいよ手術です。手術の方針を決めるために検査の手術を受けて丁度1年に成ります。その当時の予定ではここまでに2回は手術している予定でした・・・。今回も導尿するので膀胱に傷が付きます。血尿が出るだけなら良いですが、尿閉だけは起こして貰いたくないものです。(^人^)
さて、今日は『滑り止め金具』を一対作る為の部品造りをする予定です。まずは野菜の収穫から、キュウリは本当に最後のようです。格好の悪い物3本収穫しました。シシトウ・甘唐辛子はかなり収穫出来たので、これまでの物も我が家にはありますから、床屋さんとケーキ屋さんに届けることにしました。オクラも良い感じに育ってくれていて嬉しいです。今日はハマキムシは見当たりませんでした・・・。
収獲を終えて材料の準備をしていたらかなり強い雨が降りました。しかし、長くは降りませんでした。湿度が高くて気分が悪かったです・・・。
部品造り、まずは治具造りから、『滑り止め金具』の紐取り付け鐶の受け部分を造るのにあったら便利と思われる物を作りました。綺麗にU字に曲げるための物です。20mm角のS45Cの角材を使って作りました。
U字を打ち出す治具
角材を2つを合わせた合わせ目部分にφ8.5mmのドリルで穴を開け、U字を受けるメス型を造ります。φ8.5mmの半裁が2つ出来ますから、1つは丸やスリを使ってφ10mmの半裁にしました。
また、U字に打ち込むオスはヤスリを素材化した物を使うことにしました。中子部分を切り取り、先端部分をU字に削り出しました。これで受け造りの作業はスムーズに出来ると思います。
続いてφ6mmの丸棒でスパイクを作る事にしました。前回の作業で考えた方法で製作してみました。出来るだけ機械を使って作ろうと考え作業しました。
スパイクの頭の成形 時々前回作った受けに合わせて見る
スパイクの頭と足の境目をディスクグラインダーで一周削り込み、長さ25mmで切りだしていきます。切り出したところで電動ドリルに足の部分を咥えさせて回転させ、回転しているベルトサンダーに当ててスパイクの頭を削り出していきます。前回作った『頭受けの治具』に時々差し込んで頭の形を揃えていきます。
足の部分を四角に荒削りする 『滑り止め金具』の部品準備完了
スパイクの頭が成形できたところで足の部分をディスクグラインダーで四角に荒削りしていきます。荒削りが出来たところで、万力に固定した『頭受け治具』に頭を差し込み、足をペンチで押さえて、手ヤスリで四角を整えていきます。これが一番時間が掛かる作業です。
スパイクが準備できたところで、滑り止め金具の本体をフラットバーで作ります。紐取り付け鐶の受けは前回8mm幅にしましたが、鐶のサイズに合わなかったので今回は6mm幅にしてみました。これでもまだ幅ありすぎるような気もします。
続いてスパイクを打ち込む場所をφ3.5mmのドリルで穴を開けて、精密ヤスリの角ヤスリを使って穴を四角にしていきます。そして、スパイクをはめていきます。全ての穴の調整が出来たところで鐶を準備して作業終了です。ここまででおよそ4時間でした。
次回はまず『紐取り付け鐶』の受け部分を製作して、それが出来たら両脇を直角に曲げ、その後スパイクをカシメ止めていく作業です。今日作った治具が機能してくれると良いですが・・・。
オクラ等は明後日収獲すれば良いと思うので明日はお休みにします。入院に向けての準備をしなければ成りません・・・。書類の準備をして、本は何を持っていこうかな・・・。 |
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工房着:午前9時55分 作業開始:午前10時15分−作業終了:午後3時10分
工房の気温:27度
手術前最後の鍛冶作業です。来週29日(月)にも工房へ行きますが、作業はしないつもりで居ました。丁度そこに柔兵衛親方が来られることになったので、野菜の収穫だけしようと思って居ます。
今日も収穫作業からスタートです。今日は畑の師匠の奥さんが来られていました。師匠のところでは甘唐辛子は育てていないので、今日はお裾分けしました。そうしたらゴーヤーをお返しに頂きました。
床屋さんに来週から2週間はシソを届けられませんから、今日は多めに収獲して届けることにしました。
今日の作業は『滑り止め金具』一対の仕上げです。まずはロットナンバーを刻印して、紐取り付け鐶受けの鍛造からスタートです。
前回作った治具でU字に加工 仕上がった紐取り付け鐶受け
前回製作した治具で『受け部分』をまずU字に加工していきます。続いてφ3.5mmの丸棒を芯にしてU字加工治具を使って丸めていきました。試作した時と比べると1/3位の時間で受けを作る事が出来ました。受けの幅は6mmで作りましたが、5mmでも良いようです。
受けを作ってから立ち上がりの部分を加工しますが、これが非常にやりにくかったです。これを曲げるために道具を作っておく必要があるようです。
作品No.1472・1473 『滑り止め金具』
この滑り止め金具は以前『やまと屋』さんに製作可能かと打診が有った物です。作れることは分かっていましたが、どのような手順、道具が必要か考えるため試作しました。今回製作した物も手元に置いておきます。製作手順、製作時間が大体分かったので、いつでも受注できるようになりました。
この金具は都心でも雪が降った時なんかに使えそうな感じです。取り付けのベルトをチョット格好良く作れば充分に都会でも使えそうです。
もう一つ、『焙烙火矢』の制作に関しても打診があります。そのために『テラコッタ粘土』を購入してあります。『焙烙火矢』の直径は12〜13cm位のようです。色々物色してみてソフトボールの直径が9.7cmということなのでこれを芯にして厚さ1〜1.5cm位になるように粘土を貼り付けて球形を作り、それを半分にして乾かし、火床で焼く事を考えています。勿論レプリカなので、中心に入れる火薬部分は黒色火薬に見える感じの何かを準備しようと考えて居るところです。これは10月以降に試作してみようと思って居ます。
次回は29日(月)です。30日から入院のための動きがスタートしますから、野菜の収穫だけ行います。先にも書いたように柔兵衛親方が来られることになりました。おそらくは今年の『手裏剣打ち大会』の賞品作りの相談かと思って居ます。鍛冶作業は9月中お休みにするつもりですから、協力できるかどうか・・・。協力できる内容で有れば良いですが、どうなるでしょうか・・・。
お昼はカレーを食べに行こうかと考えて居ます。 |
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工房着:午前9時40分 作業開始:午前9時50分−作業終了:午後4時50分
工房の気温:24度
今日は気温が低くしのぎやすい一日でした。柔兵衛親方が本当に久しぶりに来られることになっているので、ちょっと早めに工房へ行き、野菜の収穫をすることにしていました。その後は休憩室のお掃除です。このところ掃除は手を抜いていました・・・。
工房に着いて今日は涼しかったので着替えはしないで収穫作業をしました。キュウリは本当に最後です。あと1本収穫出来そうですが、それもどんなものか・・・。今年は本当に上手く育てること出来ませんでした。今日までに180本収獲しました。去年は500本位収獲しましたから1/3といったところでしょうか・・・。
明日から二週間は工房には行けません。キュウリは終わってしまうので良いのですが、オクラ・ピーマン・シシトウ・唐辛子は最高潮の時季ですから兄貴に管理をお願いしました・・・。
明日から本命手術2回目に向けて動き出します。その為、今日は作業はしないで収獲だけして帰路に着くつもりで居ました。そこにタイミング良く柔兵衛親方が来られることになりました。11時に来られることになっていましたが、道路が事故渋滞に遭い11時40分くらいに到着されました。横浜からは遠いですね・・・。
今日は親方に見せたかった『打根』を持参しました。どうせ鑑賞するのであればと脇差し2本も持って工房へ行きました。そこでまずは『打根』を観てもらいました。
打根を鑑賞する親方
手にされて色々な角度で見て下さいました。「小さな槍みたいですね・・・」 というのが最初の言葉。まさしくその通りです。四季の森に持参して観てもらいたかったのですが、親方に来て頂き、観て頂くことになりました。『打根』製作に当り調べた時のことなどお話しして、現在でもこれを扱う流派がある話などしました。
続いて、熊公の所持している脇差し『相州住□廣(□は判読不明)』と『兼宗』を鑑賞して頂きました。『相州住□廣』は製作年代などは分かりませんが細身ですから時代は古い物と思われます。『兼宗』は濃州伝、関の孫六に繋がる刀工、500年以上経過していると思われる刀です。
『相州住□廣』の鑑賞 『兼宗』の鑑賞 ・
感想としては熊公の思って居ることと同じ感じでした。『相州住□廣』は地肌が荒々しい感じです。それに対して『兼宗』は地肌がつんでいて全体的に優しい感じを最初の印象で受けます。
また、『兼宗』には拵えが付いていて、金物が『馬』に統一されていています。おそらくはこれを差し料にした侍は『馬』が好きだったのではないかということ。そして、鐔が『キノコ』の意匠でこれは『幸せ』をもたらすと考えられていたと言うこと等、これまでに調べたことを話し、これを差し料とした侍がどんな心持ちで居たかなど想像して話しました。素敵な鑑賞の一時でした。
『手元にある刀は、“刀”があなたの元に来たと考え、大切に保存する責任がある』 と本で読んだ話をしました。実際この2振りの脇差しは熊公が購入したわけではなく、保存・伝承することを託されて熊公の元にあります。大切に保存して後世に伝える義務があることを感じています。
おそらくはこの脇差しは長男が継承することになると思うので、長男にはそのことを伝えています。そして、手入れの方法など伝えています。
打根・脇差しの鑑賞のあとはカレー屋さんに昼食を摂りにしきました。涼しかったので外のテーブルで食べました。今日も辛くて美味しかったです。
工房に戻ってきたのは2時過ぎになっていました。ここからは忍者の話、歴史や神社、伝承など色々話しました。親方は奈良県がルーツ、その祖先は忍者の祖先のような家系に当たると言うことです。そして、神社の色々ロマンに溢れるお話を聞きました。熊公も学生時代“歴史学”を専攻していましたし、弥生から古墳時代当りのことを勉強しましたから、親方の話で刺激を受けることが沢山有りました。
楽しく話していて時計を見たら4時半を過ぎていました。親方は慌てて帰られました。熊公も片付けをしたりして5時前に帰路に着きました。
明日は入院前のPCR検査と麻酔科への受診です。麻酔科は12月の1回目の本命手術の際に『全身麻酔』についてのガイダンスを受け、誓約書にサインをしました。これだけのことであれば入院後でも良いのに、入院前日までに受けなければならないそうです。PCR検査は午前中、麻酔科受診は午後1時から、病院内で食事を摂らなければなりません・・・。
そして、31日(水)入院、9月1日(木)の午後いよいよ2回目の本命手術です。退院予定は4日(日)です。とにかく導尿による膀胱への負担が心配でなりません・・・。そこで退院したあとは少なくても11日までは家で養生して、12日以降は作物の収穫程度に工房へ行く予定です。
鍛冶作業を再開するのは10月になってからの予定です。このホームページの更新が行われないような状態であったら熊公にまたトラブルが起きたと思って下さい。そして、熊公の健康のためお祈り頂ければ幸いです。 |
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工房着:午前9時40分 作業開始:午前9時50分−作業終了:午後2時20分
工房の気温:27度
二週間ぶりの工房です。鍛冶作業は10月まではお預け、農作物の収穫と除草作業を午前中行う程度にします。入院中、そして、養生してお休みしていた一週間、兄貴に時々畑を管理して貰って居ましたが、今日行ってみると雑草が恐ろしい事になっていました・・・。北の畑への通路は雑草に覆われていました。
入院・手術に関しては『熊公の独り言』のページに綴りましたので読んでやって下さい。その後のこととしては、10日(土)に泌尿器科に受診してきました。尿検査・血液検査をした結果、何と7月の検査の時よりも改善している状態でした。赤血球は顕微鏡下で確認出来なかったと言うことです。手術での導尿の影響は無かったということになります。
手術中の導尿でも血尿は出ず、手術後病室に戻った段階で導尿を外してからも血尿は出ていませんでしたが、絶対に出血はあるだろうと思って居ました。ですから顕微鏡下でも血液確認出来なかったということには、『驚き!!』の一言です。手術に際し、それだけ泌尿器科の先生達が注意を払って下さったと言うことですね。感謝です。
明後日14日(水)に放射線科に受診します。ここで今回の手術のことを詳しく聞くことになります。同時に次回手術の予定も告げられると思って居ます。
ワイフが毎朝使っているミルクパンの木の柄が経年使用により取り付け部分が炭化してしまいグラグラになってしまいました。1度直しましたが今回は少し手を入れて修繕しなければならない状態になっていたので、工房に持っていき、直すことにしました。
また、長男が9日に引っ越しをして、キッチンの広さが今までよりも少し狭くなったと言うことで、木製の組み立て式ラックの幅が今までのままでは入らないということで、組み直して幅を狭め、その結果不要になった棚板を貰うことになりました。パイン材の集成材です。何枚かは写真撮影の時などに使うようにして、残りは焚き付け用にします。『飛燕さん』に頂いた枝も有るし、松の木も有ります。今回の棚板も貰いましたから、向こう1年くらいは焚き付け用の木材に困ることは無いようです。工房に着いて、この棚板などを整理する作業からスタートです。
兄貴も少しゆっくり話したいと言うことで、畑の手伝いに来てくれました。棚板の整理をし終えた頃にきました。今日はキュウリのネットを掃除して貰い、キュウリの棚を片付けることが出来るようにして貰うことにしました。
熊公はミルクパンの修繕作業をしました。ジョイント部の内側の木部が炭化してしまっていますから、まずはトタン板を使って中子状の物を作り、その上にエポキシパテを薄く塗って炭化して無くなった木部を修復しました。また、グリップのジョイント側の炭化した部分、木工ヤスリを使って削り取り、地の木が出るようにして、その後を同じくエポキシパテで復元するようにしました。
北の畑への通路−雑草でふさがれています 修繕途中のミルクパンの柄 ・
次、修繕が必要になった時は木工旋盤で柄を作り出すことになります。そっちの方が簡単だったかな?
ミルクパンの修繕は11時過ぎまで掛かりました。その後収穫作業をしました。シシトウが沢山収穫出来ました。また、オクラも沢山採れました。
最後に床屋さん用にシソを収穫しました。シソは穂を付けはじめました。収穫出来るのはあと二週間ぐらいでしょうか・・・。シソの高さが肩の高さくらいまでになりました。その為収獲する時は藪に入り込んでいくような感じになります。
シソの藪に分け入り収獲 本日のシソ警備係 〓カマキリ君〓
熊公がシソを収穫している間、兄貴は栗拾いをしていました。今年の栗は結構立派な大きさになっていました。熊公もその内拾うつもりで居ます。
シソを収穫し終えて、着替えをしてから兄貴と昼食を摂りました。義姉が用意してくれたお稲荷さんと揚げ物です。勿論、ノンアルコールビールで乾杯です。
お稲荷さんと揚げ物その他 収穫した栗に大喜びの兄貴
昼食を摂りながら入院の時の話や今後の事などを話しました。そして、出雲の鉄に興味を持ち始めた兄貴、「来年は出雲に行けると良いな〜〜〜!!」 と、話していました。三年前にもう旅行計画は立ててあります。コロナが収まりさえすればすぐにでも実行できる状態です。ただ、山陰はやはり冬場は雪が心配ですから、冬場は無理でしょうね・・・。熊公の車は4WDですが、やはり雪道は神経を使います。長距離は運転したくないですね・・・。
兄貴は栗をおよそ1kg収穫していました。大喜びしていました。野菜の収穫など老後の楽しみが出来た感じです。今度は玉ネギの植え付けをお願いしようかな・・・。
まだまだ9月中は馴らし運転です。次は15日(木)に行こうかと思っています。ここで今日兄貴に綺麗にして貰ったキュウリネットを片し、棚をしまおうと思って居ます。そして、その周辺の除草作業をするつもりですが、欲張らずに作業しようと思って居ます。
雑草で塞がっちゃっている北の畑への通路も確保しないといけませんね・・・。今日も暑くなりましたが、これまでの暑さとはチョット違った感じでした。風があったからかな? 今、「暑い暑い!!」 と思って居ても、あと2ヶ月もすれば「寒い!!」 と言っているのでしょうね・・・。 |
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