工房着:午前9時55分 作業開始:午前10時10分−作業終了:午後2時30分
工房の気温:23度
今日は朝結構雨が降っていました。工房に着く頃から小降りになり、1時頃からはお日様も出てきました。気温は割合低めだったので汗でグショグショになるようなことはありませんでした。
今日は今後造るであろう忍具(滑り止め金具)に必要な治具を作る作業です。まずは野菜の収穫から、キュウリは10本採れましたが、形が悪いです。本当に今年はキュウリ上手く育てられていません・・・。オクラはかなりの数収穫出来ました。収穫しながら葉巻虫(ハマキムシ)を見付けては駆除していきました。今日も5匹くらい駆除しました。結構大きく成っているものも居ました。警備員のカマキリ・トカゲの姿をあまり見かけないです・・・。
11時前くらいから治具作りに取り掛かりましたが、滑り止め金具に打ち込む鋲の頭を保護する受けを造る作業です。その為には鋲を製作する必要がありますから、とりあえず鋲5本作る事にしました。
SS−400のφ6mmの丸棒を使って鋲を造ります。
鋲の頭の部分は長さ10mmの膨らみの降る円錐型、足は四角柱にすることにします。足を円筒形にすれば鋲の製作も、組み上げる時も作業は楽になりますが、カシメ止めたものが緩んだ時回転してしまい色々不都合が起こるのではと考えました。足の長さは15mm位で作り、カシメ止める際必要な長さに切り取ることにします。
鋲を1本ずつ作って行くのは少々面倒です。作業しながらどうすれば効率よく製作できるかを考えながら作業しました。その結果、鋲の頭と足の境になる部分をグルッと一周ディスクグラインダーで削り込みを入れて、丸棒から25mmの長さで切り出し、足をドリルに固定して回転させ、ベルトサンダーで頭の円錐を作ります。その後、足をディスクグラインダーで大まかな四角柱に削り、最後、今日造った受けに頭を差し込み、足をペンチで動かないように固定して、手ヤスリで四角柱を整えるのがベストであることが分かりました。
造った『鋲』とカシメ止める際の『鋲受け』
滑り止め金具 仮組みした状態
言葉では分かりにくいと思いますが、上の写真のような『鋲』と『鋲受け』を製作し、下の写真のような滑り止め金具を製作します。今日は試作品の仮組みまでして作業終了にしました。
鋲の足が四角柱ですから、φ3.5mmの穴を開けて、そこから穴を四角にしていく作業をしなければ成らないですからチョット面倒です。
『鋲受け』はφ6mmのドリルで少し削り込み、中心ににφ2.5mmの穴を貫通させます。その後φ3.5mmで更に少し削り込み、段になった所をルーターを使って鋲の頭の形状に削り込んでいきました。この『鋲受け』の形状を変えてやれば色々な鋲をカシメ止められます。太い物や頭の高さも色々作り出せます。
次回は『滑り止め金具』を仕上げてみようと思って居ます。紐取り付け鐶の受けは少し幅がありすぎる感じなので、製作しながら幅を決めて行こうと思っています。
明日はワイフと日帰り小旅行を計画しています。『国立民族博物館』・『成田山新勝寺』・『航空博物館』を廻ってこようと思って居ます。新勝寺の門前では『鉄砲漬け』をお土産に買う予定です。そして、鰻を食べられたら嬉しいと思って居ます。
土曜日、組み上げ作業しに工房へ行こうかなと思っています。
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