工房着:午前9時35分 作業開始:午前10時00分−作業終了:午後3時10分
工房の気温:17度
熊公が去年12月に入院手術して支払ったものが『高額療養費支給』に該当すると2月頃に手紙が届きました。世帯主の口座に振り込まれるということでした。我が家はオフクロ様を世帯主にしてあるので、オフクロ様の口座に振り込まれました。そこで昨日はオフクロ様と銀行へ行き、振り込まれたものを熊公の口座に移す作業をしたので、工房お休みにしてしまいました。
ビックリするくらいの支給があって、生命保険の手術・入院特約でもお金がおりたので、本当に助かりました。1月の緊急入院の費用も『高額療養費支給』に該当すると言うことで、昨日書類を提出しました。2ヶ月くらい後にまた振り込まれます。本当に助かります!! (o^.^o)
5月というのに本当に晴天が無いです。昨日も雨でした。1ヶ月早く『梅雨』に入ったのでしょうか・・・、今朝は曇っていましたが工房に着く頃からポツポツと雨が降り出し、小雨ですが降ったりやんだり・・・。『五月晴れ』が欲しいです。
今日も散歩に行けませんからすぐに『苦無』の鍛造に取り掛かりました。今回のもので『苦無』の製作終了です。今日も写真を撮りながら作業しました。
グリップ部の加熱 グリップ部の打ち出し ブレード部分の打ち出し
先端の打ち出し ブレードの打ち広げ グリップエンドの鐶の打ち出し
鐶の成形と罫書き 作品No.1438 『笹の葉型苦無』
作業は上の写真のように進めていきます。今回アルミの型が少し大きめだったようで幅が64mmになっていました。少しアルミ型を削ろうと思って居ます。これで『苦無』の鍛造は終了です。
『苦無』の焼き入れ作業をしてから、15mm角の端材が有ったのでこれを使って『4本爪の鉤』の製作に向けて気になっていることを確認してみました。
爪の切れ込みを入れる 柄側を鍛造して鐶取りつけ部を打ち出す 爪先側を打ち窄める
爪先を押し開く 治具を使って爪を四方に押し開く 完成直前の様子
気になっているのは最初に切れ込みを入れてから爪を打ち延ばすべきか、打ち延ばしてから切れ込みを入れるかと言うことです。今回切れ込みを入れてから打ち出してみました。そうすると爪の打ち延ばし時に若干ですが歪みが出ることが分かりました。ただ、それは完成時に何とかなる感じでもありました。
爪を四方に直角に押し広げる治具は予定通りの機能を果たしてくれました。ただ、万力に挟んだあと、素材が動いてしまうことがあるので注意が必要でした。
鍛造手順の実験のあとは『苦無』の刃付けをして黒染めしました。その後、火床の掃除、そして、『4本爪鉤』を鍛造するにあたって火床の広さを広くして、ハンマーに注油しました。また、苦無を5本鍛造したらコンテナのコークスが無くなりましたから、コンテナに補充しました。『苦無』の鍛造は打ち広げる作業でコークスを沢山使います。1本作るのに4kgのコークスを使う感じです。
作業終了した際には雨はあがっていました。そこでオクラの畝の雑草を簡単に除去しました。オクラが雑草に負けそうでした・・・。それから、4回目の枝豆を蒔きました。これで畝は全て使ったことになります。1回目の枝豆は随分大きく成って来ました。あと1ヶ月半位で収獲ですかね・・・。
さて、明日はいよいよ『4本爪鉤』の製作です。素材は2つ分しか準備していません。2本作るので失敗は許されません・・・。緊張するな〜〜〜!!
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