熊公鍛冶屋の作品発表の部屋           
2021年1月〜2022年12月

熊公の今までに制作したナイフの紹介をします。
研ぎを掛けただけで製品化されていない作品もかなりあります。

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鍛造ATS−34 ペティナイフ bP345

 全長:24.4cm 刃渡り:13.5cm 刃幅:3.3cm 刃厚:1.0mm
 鋼:ATS-34  柄:鹿角
 重さ:129.2g
 鍛造日:2021年05月10日  焼き入れ日:2021年05月19日

 焼き入れ後歪み修正中に割れてしまった包丁のブレードで作ったベティーナイフです。素材を無駄にすること無く作品に出来たことは良かったです。鹿角のグリップもなかなか良い感じに出来ました。キャンプ等で使う包丁としてはベストのように思えます。
2021年05月25日

鍛造ATS−34 包丁 bP346

 全長:31.1cm 刃渡り:17.7cm 刃幅:3.7cm 刃厚:1.5mm
 鋼:ATS-34  柄:マイカルタ
 重さ:174.6g
 鍛造日:2021年05月20日  焼き入れ日:2021年05月25日

 教え子の結婚に向けてお母さんから依頼を受けた物です。これまで2回失敗して、3回目の物。しかし、焼入れの際にほんの少し手間取ったことでアゴから切っ先側2cm位の場所をオーバーヒートしてしまいました。そこでオーバーヒートした部分を削り取り、形を整え直して作品に仕上げました。大きめのペティーナイフという感じです。ワイフは「使い易いサイズなんじゃない」 と言ってくれています。失敗した部分はありますが、これを送ることにします。
 硬度はHRC−60以上出ていました。
2021年05月27日

片刃マキリ刃 bP347

 全長:21.6cm 刃渡り:16.0cm 刃幅:2.9cm 刃厚:4.8mm
 鋼:青紙2号
 重さ:136.7g
 鍛造日:2021年05月31日  焼き入れ日:2021年06月04日

 北海道の『Tさん』依頼のマキリ刃です。鍛接不良箇所もなく上々の出来となりました。研ぎを掛けている途中に硬度を測定してみましたがHRC−65は出ている感じでした。
 地金と鋼のバランスも良い感じです。
2021年06月07日

両刃マキリ刃 bP348

 全長:26.5cm 刃渡り:20.0cm 刃幅:3.3cm 刃厚:5.0mm
 鋼:青紙2号
 重さ:185.6g
 鍛造日:2021年06月01日  焼き入れ日:2021年06月04日

 北海道の『Tさん』依頼のマキリ刃ですが、鍛接線が出てしまいこれはお送りできません。ただし、刃物としての機能は充分に持っていますから、作品としてナンバーを付けました。鍛接剤を多く撒きすぎた感があります。また、ハンマリングがその部分十分で無かった可能性もあります。チョット残念ではありますが、『Tさん』へ送るマキリ刃はまた新たに作り直します。
2021年06月10日

両刃マキリ刃 bP349

 全長:26.9cm 刃渡り:20.1cm 刃幅:3.4cm 刃厚:5.0mm
 鋼:青紙2号
 重さ:218.5g
 鍛造日:2021年06月11日  焼き入れ日:2021年06月15日

 北海道の『Tさん』依頼の両刃マキリ刃です。マキリと言うよりもタシロといった方が良い感じです。今回は鍛接線が出ることもなく綺麗に仕上げることが出来ました。やはり前回はハンマリングに難があったようです。これでやっとお送りすることが出来ます。
 ただ、少し大きく成りすぎた感があります・・・。
2021年06月16日


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