鍛冶作業記録

鍛冶道具の紹介  2003年4月 

 ホームページを開設してから間もなく1年です。検索に引っかかるようになって3300件以上のアクセスを受けました。本当に嬉しいことです。このところ鍛冶作業関係のメールを受けるようになってきていて、これが最も楽しく嬉しいことです。アクセスくださるみなさんに感謝しております。
 今回は先日鍛冶作業を初めてやろうと思っている方からメールがあったので、ここに自分の使用している道具類を紹介しようと思います。


  
金床                          万力
熊公は10kgの物を使っています。重ければ重いほど安定します。   小さい万力をはさみ、水平に削る作業に使います

 
   ハシとハンマー                  蜂の巣と固定鏨・鶴首等
          鎚の左端の物は切断鏨としても使います。      下の棒は口金を造ったりするときにサイズを決めるもの
             450g〜1kg程のハンマー              蜂の巣は色々な用途があります。

  
    火床                       十能と炭ばさみ
    耐火レンガ11個で造った移動式火床           炭を扱うときにはこれが必需品。作業時にはこれとは別に
                                         鉄棒の先を曲げた火かき棒を使います。

 
ディスクグラインダー                     送風機   
上の物は簡易サンダーを取り付けた物             ブロアーを送風機としてつかっています。  
下のグラインダーの紐は梁からぶら下げたロープに      作業後の片づけの時にも役に立っています。 
      つるす物で、間にバネを付けることでグラインダーを                                
     軽く扱う為の工夫です。                                            


温度表
湯浅金物株式会社さんが配られた物です。

 ほかにもヤスリ、ドリル、防塵ゴーグル、革手袋、鍛接材といった細々した物は必要ですが、大体この程度を揃えておけば趣味の鍛冶屋は楽しめます。更に左久作さんの『鍛冶屋を趣味として始める方の学習室』http://www1.odn.ne.jp/hidari/sab/index.htm等を参考にされると良いと思います。
 道具類の購入は御徒町の岡安鋼材さんでかなりの部分そろいます。岡安鋼材さんのホームページはhttp://www.ok-yess.com/index.htmです。
 また、熊公がお世話になっている東埼製作所の社長さんは、ステンレス製品で有れば希望の道具を作ってあげられると思うから、熊公のような作業をされている方の「お助けマン」になってあげようと言ってくださっています。こちらのURLはhttp://www.tohsai.co.jp/です。
 砥石はほとんど人工砥石を使っています。熊公程度の鍛冶作業では1つ数万円もする天然砥石はもったいないです。使っては見たいのですが・・・・・。
 この熊公の鍛冶道具の紹介が何かのお役に立てば幸いです。

(2003.04.26.) 





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