コキーチェ雑記帳コキーチェ雑記帳 2003年 ババ・マルタ、マルテニッツァ コキーチェ雑記帳 2005年 コキーチェ雑記帳 2006年 コキーチェ雑記帳 2009年 2004年9月22日(水) 人気グッズ ブルガリアでも他のヨーロッパ諸国と同じように、日本のアニメはとても人気があります。 ![]() ただ、多くの場合、原語の上にブルガリア語がかぶせられた状態なので、背後というかブラウン管の奥の方では、英語なりスペイン語なりが流れているのです。 吹き替え人員も、全ての登場人物各々に一人ずつちゃんとあてられているんか?と思われるほど似通った声が多くて、時々わけがわからなくなります。 まあ、その原因はブルガリア語がわからないということにつきるのですけど。 ずいぶん前に日本のドラマをテレビで見たことがあるのですが ![]() その点、日本の吹き替えはすばらしい。ちゃんと口まで合わせて話してるし、なんといっても感情がこもってる。 ブルガリアのはな〜んか棒読みに聞こえちゃうんですよね。これはわたしだけかもしれないけど。 おっと、話がそれてしまった。で、ポケモン。 近所の子供(男の子だけど)なんて、つい最近までポケモンキャラクターのポスターを部屋に貼ってたのに、今は「デュエマスでバトル」なんだそうです。 2004年6月6日(日) ブルガリアのお茶漬け(?)<ポパール> 時間はないが、何か食べたい!というとき、皆さんはどうしますか?まあ、最近ではレトルト食品がいっぱいあって、和食からイタリアンまでいろいろ楽しめますが、 わたしはやはりお茶漬けなんかがいいですねえ。ごはんの上には市販のお茶漬けのりでもいいし、 梅干一つでもいいし、な〜んにもなくてもちょっと塩をふって、熱いお茶をかけるだけでも十分おいしい。 (貧しい食生活がバレそうだが) ![]() さて、ブルガリアにもこれに似た食べ物があります。それは「ポパール」。作り方は易しい。
まず、深鉢にパンを一口大に切って入れます。パンはそのままでもトーストしても、または少々硬くなっていてもかまいません。
人によってはわざわざ乾いたパンを使うときもあります。その上にシレネといわれるホワイトチーズをのせます。
シレネとは、ギリシャのフェタチーズによく似たものです。シレネがなければ、カッテージチーズでもOK.
さらにその上にバター、またはマーガリンをドカンとのせます。そして熱湯をかけ、ふたをして待つこと5,6分。
「こんなんうまいんか?」と思ってしまいますが、これが意外と悪くない。 ポパールに似た食べ物で、「ストゥラッチ」というものもあります。これはどうもトルコから入ってきたようで、 名前もトルコ語だと聞きました。これまたものすごく簡単。どんぶりにご飯を盛り、そこに沸騰した牛乳をかけます。 最後はお好みで砂糖、シナモン、コーヒー(これはおそらくインスタントコーヒーでしょう)を入れて出来上がり。 牛乳粥の煮ていないものですね。これなんかおやつ替わりに十分使えそう? フェタチーズが手に入らなければ、とろけるチーズなんかでもなんとかなりそうじゃありません? 一度試してみては? 2004年5月18日(火) バラ祭り ブルガリアでは5月末から6月初旬にかけて、毎年バラ祭りが催されます。 有名なのは6月の第1土日に行われるカザンラクのバラ祭りで、日本人観光客もおおぜい訪れます。 昨年のこの時期私もちょうどカザンラクにおり、10年ぶりにバラ祭りを見ました。 といってまあ、メインともいえるバラ畑での催しはパスして、町の広場に設けられた特設会場のイベントだけを見たんですけど。
最終日のフィナーレは、バラの女王をはじめ、老若男女いろいろなグループが町を練り歩き、
観光客を楽しませてくれます。
カザンラクという町は、こじんまりとして普段はとても静かなところですが、
一年に一回この時期だけは観光客で賑わいます。
でも、ソフィアや黒海沿岸の大都市に比べればのんびりとして、あまり緊張しなくても町の散歩が楽しめます。
少し歩けば大きな公園があり、そこではビアガーデンで一杯飲めるし、コンサートや様々なイベントも見られます。
さて、今年のバラ祭りは一体どんなふうになるんでしょう。 2004年2月26日(木) 風邪を引いたら・・・ その2 前回の続きです。 <のどの痛みやせきが出るとき> 1.再びラキヤの登場です。ラキヤ、オリーブオイル、ハチミツを各20グラムずつ器に入れ、よ〜くかき混ぜます。 それを一時間おきに大さじ一杯飲む。その際、のどに染み渡るようにゆっくりと飲みましょう。 のど元を通るときには、「あ、効く、効く〜!」と実感できますが、ラキヤが強いので、 のどから胃にかけて結構カーッときます。お酒に弱い人は、気をつけましょう。 2.またまたラキヤ。 <鼻がつまったとき> 1. タマネギをすりおろします。その際できる絞り汁をスポイドにとって鼻に注しましょう。 ああ、考えただけで鼻がす〜っと通ってきませんか?2. 脱脂綿を水につけ、それに塩をまぶし、鼻に詰めましょう。これも想像するだけで・・・。 日本では、風邪を引いたときにはネギやショウガを食すことが多いようですが、
ブルガリアではよくニンニクを食べます。それも生で。普段から結構みんな生でバリバリ食べているようです。
確かにニンニクは体にいいですもんね。 2004年2月12日(木) 風邪を引いたら・・・ その1 立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。 ところで皆さん、風邪をひいたかな?って時にはどうしますか?すぐに薬に頼るのはどうも・・・って方も多いのではないでしょうか。 <風邪かなっと思ったら> 1.グレヤナ・ラキヤ![]() ラキヤとは、ブルガリアの強い蒸留酒で、日本でいえば焼酎のような物。アルコール度数40度ぐらい。 ブドウからのものが多いけれど、プラムやアプリコットもあります。 で、このラキヤをただ飲むのではなく、沸騰させちゃうんですね。そこにハチミツまたは砂糖を入れて、ググっと飲んで、バタンと寝る。 これが効く。ただし、アルコールに弱い人にはおすすめできません。 あったかラキヤのことをブルガリア語では「グレヤナ・ラキヤ」といいます。 2.グレヤノ・ヴィノ <熱があるときには> 1.氷嚢ならぬ塩嚢。つまり、氷の替わりに煎った塩を袋に入れておでこに当てる。 2.酢タオル(?) 今回はこんなところでしょうか。民間療法っていうのは、色々あってとても面白いですね。
わたしはグレヤナ・ラキヤや、グレヤノ・ヴィノはちょくちょく飲みました。
確かに熱を発散させてくれて、(あと、ぐっすり眠れる)風邪の初期症状の時にはよく効きました。
でも特にラキヤは強いお酒なので、体に合わない人もいるでしょうね。 次回は喉の痛みや鼻づまりに効く方法をご紹介します。 2004年1月13日(火) コキーチェお料理教室 その3 <ムサカ> 2004年最初の雑記帳です。みなさん、今年もよろしくお願いいたします。 さて、昨日の成人式には街にきれいな晴着を着たお姉さんたちがたくさんいましたね。やっぱり華やかな着物姿は見ていて楽しいですね。
昨日は天気もよくて着物も安心して着られたのではないでしょうか。うって変わって今日はとても寒くて、名古屋では少し雪が舞ったそうです。
(わたしはビルの中にいたのでよくわからなかったの)冷え込みも厳しくなりそうですね。 <材料> 直径約22cmの丼(?)一杯分 ジャガイモ 大3個 ニンジン 大1本 タマネギ 1/2個ひき肉300〜350g 塩・こしょう 少々 パプリカ 少々 卵 1個 牛乳 適宜 小麦粉 適宜 トマト 小1個 (トマトピューレまたはトマトケチャップでもよい) ![]() <作り方> 1. ジャガイモ・ニンジンはサイコロ切りにする。タマネギはみじん切り。トマトもみじん切り。2. 鍋またはフライパンに油を入れ、ひき肉・ジャガイモ・ニンジン・タマネギ・トマト (またはトマトピューレかトマトケチャップ)塩・こしょう・パプリカを入れ、ひき肉に火が通るまでいためる。 3. ひき肉に火が通ったらカップ1の水を入れ、ふたをして約5分弱火にかける。 4. 味をみて、必要であればさらに塩・こしょうで味をととのえる。 ![]() 6. 150度のオーブンで約1時間焼く。 7. ボウルに卵・牛乳・小麦粉を入れてよくかき混ぜる。少しとろみが出るぐらいでよい。 8. 6を一度オーブンから取り出し、上から7を流し入れる。その後さらに180度で約30分焼く。 9. ジャガイモに火が通っていればOK。もしあれば、上からパセリなどのみじん切りをかけてもよい。 ブルガリアではムサカに「チューブリッツァ」という香辛料を入れます。英名は、「セイヴォリー savory」です。 あればこれを入れると味が引き締まります。なければなくても大丈夫。その他にカレー粉などを入れてもいいですね。 そのあたりはご自分の好みでいくらでも応用がききます。とても簡単にできるし、ちょっと多めに作っておいても冷蔵庫に保存しておけば 2、3日は大丈夫なので、暖めていただけます。是非一度お試しくださいね。 ![]() ![]()
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