1)(株)ホビージャパンVSキヨタニ
3)東京税関相談室長 三上晴夫氏VSキヨタニ
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○清谷様
 本年1月13日付け、当関税関広報室にEメールにより回答要求があった件について、税関相談官室が代わってご回答致します。
 清谷様ご指摘の、平成14年10月15日に清谷様と当関東京外郵出張所職員の電話でのやりとりの中で同職員が間違った説明をしたことにつきまして、同職員がすみやかに訂正の上お詫び致しました。この点については、清谷様が、平成14年10月16日付け、当関東京外郵出張所長宛の要求文書で述べておられるとおりです。さらに当時の同出張所小林特別審査官が電話によりお詫びし、当時の税関相談官三上室長がメールでご説明させて頂きました。この様に税関としては誠実に対応させて頂き、訂正とお詫びはすでに済んだものと理解しております。

              税関相談官室長  幸村(こうむら)
●10月26日
 前回から随分と時間が空いてしまいましたが、決してあきらめた訳ではありません。
 担当者が変わりましたが、前任者が電話で誤ったなどという嘘をつく幸村氏に再度抗議のメールを送りました。幸村さん、嘘つきは泥棒の始まりという言葉もありますが。

幸村様

 いまだ津田元税関長より謝罪をうけておりません。
 同氏が代理人に指名した小林特別審査官は「口頭でなら謝罪する」とおしゃってそのままです。
 税関長というのは納税者に嘘をついてもよい、そういうお立場なのでしょうか。
 争点を明らかにするために私と、あなた方税関関係者で日本ペンクラブで公開討論会を開きませんか。
 一方的にあやまったと、言い逃れ嘘をついて逃げ切れとお思いですか?
 世の中それほど甘くないですよ。


●ところが全く黙殺されているようです。で、11月11日に以下のような催促文を再度メールで送りました。幸村さん、「敵前逃亡」は止めてくださいよね。

 幸村様

 前回の問い合わせから随分と時間が経過しておりますが、何故ご返事いただけないのでしょうか?
 もし税関相談室で対応できないのであれば津田元税関長、及び東京税関は職員がた嘘を事実を認めながらも謝罪を拒否していることを上級官庁である財務省の広報に問いあわませすが如何しましょうか。
 可及的速やかなご返事お待ち申し上げております。

 因みに拙著「自衛隊、そして日本の非常識」(河出書房新社)においても取りあげましたが、東京税関、および新潟税関で昨年あたりから急に北朝鮮船籍の船舶に関して税関検査がはじまりました。しかし、寡聞にして関連法令が変更されたとは聞いておりません。何故、いままで北朝鮮船籍の通関検査が事実上おこなわれてこなかったのでしょうか?
併せてご返答お願いします。
                            清谷拝

(第2回)選手交代?
●昨年、公私ともにバタバタしていて、税関との問題がそのままになっていたので、本年1月12日、税関相談室宛にメールで以下のような謝罪の要求をおこないました。

 昨年東京外郵便出張所の職員が嘘をついたことに関して、内容証明郵便で当時の津田東京税関長に抗議したところ、外郵出張所の小林統括なる人物が税関長の代理ということで話しあいました。
 小林氏は職員が嘘をついたことを認めた上で、「書面では謝らないが、口頭でなら謝ってもいい」と仰いました。
 そこで、日本ペンクラブで記者会見の場を設けるので、津田元税関長にその場で口頭で結構ですから謝っていただきたい。
 ついては日時などご都合をお知らせください。
                   (有)トランパーズ代表取締役
                    日本ペンクラブ会員
                             清谷信一

●で、その結果、1月15日に次のような返事が返って来ました。


○清谷様
 本年1月13日付け、当関税関広報室にEメールにより回答要求があった件について、税関相談官室が代わってご回答致します。

 清谷様ご指摘の、平成14年10月15日に清谷様と当関東京外郵出張所職員の電話でのやりとりの中で同職員が間違った説明をしたことにつきまして、同職員がすみやかに訂正の上お詫び致しました。この点については、清谷様が、平成14年10月16日付け、当関東京外郵出張所長宛の要求文書で述べておられるとおりです。さらに当時の同出張所小林特別審査官が電話によりお詫びし、当時の税関相談官三上室長がメールでご説明させて頂きました。この様に税関としては誠実に対応させて頂き、訂正とお詫びはすでに済んだものと理解しております。

              税関相談官室長  幸村(こうむら)

●どうやら選手交代のようです。で、ぼくは次のように返答しました。

幸村様

> 同職員がすみやかに訂正の上お詫び致しました。

謝罪を受けておりません。
有りもしなかったことをねつ造しないでください。彼は嘘をついたことを認めただけです。しかも官姓名すらなのっていないのです。しかも私が内容証明郵便で税関長に求めたのは「書面による謝罪」です。該当人物の官姓名をお知らせ下さい。

また三上氏の説明に納得したなどと申したことはありません。

> 訂正とお詫びはすでに済んだものと理解しております。
当方はそのように理解しておりません。

幸村さん、あなたが三上氏の後任と理解してよろしいわけですね?
幸村さん、納税者を騙そうとし、それを指摘されると認めることもなく、事件を闇から闇へと葬るという役人のメンタリティーが昨今非常に問題になっているという昨今、その典型例とも言うべき回答をおこなうことに良心が痛んだりしませんか?
ともかく納税者に嘘をつくのは止めてください。

                                  清谷信一
●その後幸村氏からは何ら返事が来ておりません。

(第1回)東京税関税関長、津田廣善氏に対する公開質問状
ことのはじまり

 ぼくの会社は貿易もその主業務のひとつなのですが、前から税関の仕事ぶりには非常に不満と疑問がありました。このたび今まで不満が臨界に達する事件がありました。

 ぼくの会社では昨年、エアソフトガンのグロック用として、イスラエルのフォーブス社製の折り畳み式ストックを輸入しました。これはグロックのグリップ内の空洞と、ランヤード用の穴を利用して装着するものです。素材はポリマー製です。実はこれ以前にも、実際にエアソフトガンに合うかどうか試すためにサンプルを輸入しており、そのときはナンの問題もなく通関していました。
 また、銃本体と無関係で、無論発射機能と関わるものでありません。とはいえ、実銃用の製品ですから過去に警察庁が出した書類や関税率表を調べ、その結果輸入に障害がないと判断しました。

 ところが、東京税関の外郵出張所(大手町にある)から「問題あり」との連絡がはいりました。係官と話し合ったのですが、彼は「某エアガンメーカーは同様のものを武器のIQ(経産省の輸入割当)をとって輸入しています。おたくもIQを申請すればどうですか?」といいました。

 ところがこれは真っ赤な嘘でした。

 卑しくも国民の税金から給料を支払われている役人が、輸入を許可するかどうかを自分自身で判断することを避けたいがために納税者を騙そうとしたわけです。役所では知りませんが民間会社では立派な背任行為です。
 彼はぼくに問いつめられ、しどろもどろに騙そうとしたことを認めました。

 ぼくは謝罪を要求しました。が、係官は拒否しました。ぼくは、この手のトラブルの際には会話を録音するのが常で、当然その時も録音しており、そのことを相手の係官にも告げました。それでも彼は謝罪を拒否しました。

 そこでぼくは東京税関長津田廣善氏に対して内容証明郵便で、ことのあらましを伝え、次のことを求めました。
@ 騙そうとしたことに対する税関長、外郵出張所所長、および件の係官の書面による謝罪
A 該当輸入品の速やかなる通関(この時点ですでに一ヶ月という異例の時間が経過していました)
 また東京税関のホームページに対しても同様の抗議を行いました。
 ところが、津田廣善東京税関長から問題の処理を委ねられた外郵出張所の小林統括からもホームページの対応をした三上相談室長からもAについて見当違いの返答が返って来るだけでした。@の謝罪に関してはまったく触れられていませんでした。

 小林統括に抗議をすると「口頭でなら謝るが文書では謝らない」と開き直りました。

皆さんもご存じの通り、役所というところは文書を出さないと動きません。例えば公正取引委員会に対して告発をする場合でも、告発文はファックスでは駄目で、手紙でないと動きません。ジャーナリストとして取材を依頼する場合も文書で出すことが要求されます。
 つまり役人が「口頭で謝る」とうのは「謝らない」と言っているのと同じことなのです。
東京税関の責任者たる津田廣善東京税関長の主張は「おれらお役人はオマエラ民間人に下げる頭ァ、持ってねーんだよ!」ということになります。

■ 津田廣善東京税関税関長への質問

質問1 自己の責任回避のために利用者を騙すという行為は税関の通常の業務なのですか?
質問2 口頭では謝罪するが、文書では謝罪しないと強弁する法的根拠はあるのですか?
質問3 「口頭では謝罪するが、文書では謝罪しない」というのはあなたの個人的な方針なので
     すか、それとも税関局、財務省、行政の共通したスタンスなのですか?
質問4 今回の商品を輸入できない区分であると通告してきましたが、これはぼくが、税関の嘘
     を告発し、謝罪を求めたことに対する「仕返し」ではないのですか?
 ご返答お待ち申し上げております。

 次回からこの件に関する詳しい経緯を述べて行きます。

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