◆◆◆ぱすてるみゅーず◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | ぱすてるみゅーず | ||
発売日 | 1997年8月21日 | メーカー | ソフトオフィス |
定価 | 4,800円 | ジャンル | アクションパズル |
廉価版 | SIMPLE 1500 シリーズ vol.20 THEパズル/1999年11月18日/ D3パブリッシャー/1,500円 |
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関連商品 | なし | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | ファンキーなマスコットキャラが跳ねてます。 ゲーム的に彼らが誰であるか、全然意味はないんですけどね。 |
★★ | |
超越世界観 | 典型的なパズルゲーのストーリーです>あってないようなもの。 |
★★ | |
声優度 | ステージクリアすると、キャラが喜びの悲鳴上げます。以上。 |
★ | |
演出度 | 玉が消えるときの効果音がちょっとイイ。画像面は見るとこなし。 |
★★ | |
時間報奨 | 玉を発射する砲身の高さとかタイミングについてコツがいりますが、 身につけたところで得るものがないので・・・。 |
★★ | |
牽引力 | この手のパズルゲームは、パズル自体が楽しいかどうかが全て なんですが、どちらかというとツライ部分のほうが大きかったり。 |
★ | |
ゲーム性 | ルールのオリジナル性が今ひとつ弱い上、いらんアクション性が 誤射を生み出しやすく、爽快感より不快感が上回る仕組み。 |
★★ | |
快楽性 | 発射体制に入っちゃうとそれをキャンセルできないので、時間に 急かされるとミス連発。これをゲーム性と取るのは無理ですよ。 |
★ | |
芸術点 | 発売当時は積極的にCM打ってたらしいです。そこを評価する? |
★ | |
所有価値 | SIMPLE1500シリーズにリニュされてるのを知っていたら、 正直買いませんでした。 |
★ | |
総合評価 | ゴメン、このゲームにいいとこ見つからなかったよ。 |
30点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
音楽を愛するものたちの楽国、ミディランド。最近この国の王となったビープ国王はなぜかひどいオンチで、ミディランド全域に「音楽禁止令」を出してしまいました。人々の音楽を愛する心は音玉と呼ばれる不思議な玉に封じ込まれ、ミディランドは音楽のない国となってしまいました。 そこへ修行の旅から帰ってきたのは森のミュージシャン「ぷちゃまる」と「ぱなこ」。2人はミディランドの現状を見てびっくり仰天。「よーし僕たちのハーモニーで音楽を取り戻そう!」 果たして2人は(以下略)。 ゲームのモードは全部で4つ。 「ひとりでみゅーず」は上記のストーリーモードです。「たいけつみゅーず」は人間同士の対戦モード、「ちゃれんじみゅーず」は耐久エンドレスモード、「たいむでみゅーず」はステージクリアごとにタイムが加算され、制限時間内に全50ステージをクリアしていくモードです。 |
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レビュー | |||
ゲームのルールは、傾斜角30度の斜面に積まれた音玉の山に、砲台から放物線を描いて玉を発射し、同じ色が3つつながるとそれは消えて連鎖・・・という、よくあるパターンのパズルゲームです。発射回数に応じて山がだんだんと砲台へ接近し、これが境界線を越えたらゲームオーバー。「パズルボブル」のフィールドを90度横に傾けて「ちぎり」をなくしたものを想像してもらえれば、大体イメージ合ってます。 さて、それだけでは普通に面白くもつまらなくもないパズルゲームなのですが、このゲームはなぜかこれに凶悪仕様が加わります。ひとつは、ショットの強さ(放物線の勢い)をボタン押している長さで決め、しかもそれがタイミング的にシビアなこと。ここだ!と思ってボタンを離すと、たいてい狙った強さ+1段階強いショットになります。さらにこの強さ決定タイミングが一往復分しかないので、タイミング逃すとミスショット確定。パズルゲーよりアクション要素の強いゴルフゲームだって、パワーゲージ決定のチャンスはもう少しあるんですが・・・。 さらにさらに、ショットパワーを決めるためにボタンを押したらキャンセルできないので、ショットの発射角を後から修正することもできない。ステージによってはタイムが厳しいものもあって、そこでうっかりボタンを押したらもうアウト。リカバリーもかなり厳しい。 とまぁ、連鎖の爽快感よりも、ミスショットを発生させやすいためにフラストレーションが溜まるゲームになっております。ステージ構成も難易度がばらばらで、難しいステージは出てくる色玉の出現順によっては絶対クリアできないだろコレみたいなものも。難易度上げればプレイ時間長くなってゲームのボリュームが増えると思ったんでしょうか。 総評: 実は、面白いパズルゲームって作るのが難しいんですよ。ルールがシンプルで美しいためには数学的思考が欠かせないけど、インターフェイスや演出によってプレイヤーが快感を得るためには情緒的なセンスが絶対必要。対立するこの2つの技能を両方持ち、そしてうまくバランス取るのは並大抵でない。他のジャンルに比べてシンプルである故、高レベルでのバランスの実現が求められます。絵や動きでごまかせないですしね。 それを踏まえてこのパズルゲームを見てみると、数学的要素と情緒的要素、なぜかその両方がダメに見えてくるから不思議。いや、不思議でもなんでもないのかな? |
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攻略ガイド | |||
攻略と言うほどのものでもないんですが、まずオプションで「がいどらいん」を「あり」にしましょう。発射する玉の軌跡が見えるようになります。これがないとゲームにならないかも。 | |||
出演声優 | |||
不明 | |||
関連ソフト | |||
魚ポコ(AC/???)、フリップル(AC/タイトー)、パズルボブル(AC等/タイトー) |
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