◆◆◆レストランドリーム◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | レストランドリーム | ||
発売日 | 1999年7月1日 | メーカー | テイチク |
定価 | 5,800円 | ジャンル | ファミレス経営SLG |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | 主題歌のシングルCDが出ている模様。 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | ちょっとキツめのキャラクターデザインに、とてつもなくヘタレな タイトルロゴの組み合わせが、否応にも不安感を煽ります。 |
★★★ | |
超越世界観 | ファミレスチェーンのシェア争いがテーマ。地味です。 |
★ | |
声優度 | ゲーム本編中は一切ボイスなし。ですがオープニングとエンディングを 折笠愛が萌え萌えボイスで歌ってます。これは必聴もの。 |
★★★ | |
演出度 | 一応、女の子と仲良くなるイベントが発生するのですが、それらが これほど盛り上がらないゲームもめずらしいです。 |
★ | |
時間報奨 | どのようにプレイしても、女の子の誰かとはそれなりに仲良くなる エンディングを迎えられるので。でも、おまけ画面がしょっぱすぎ。 |
★★ | |
牽引力 | SLG部分が面白くてサクサク進むので、とりあえず一周するのは 苦にならないハズ。でも女の子を変えて攻略したいとは思わない・・・。 |
★ | |
ゲーム性 | SLG部分はシンプルながらゲームとしてよく出来ていると思います。 |
★★★★ | |
快楽性 | できることが限られているせいか、ゲーム展開は全体的に スピーディーです。 |
★★★★ | |
芸術点 | 料理人系ヒロインが何気に巨乳率高いです。 「鉄鍋のジャン」を思い出しました。 |
★★ | |
所有価値 | 「声優度」にも書きましたが、折笠愛が萌えソングを歌う、それだけの ために。 |
★★★ | |
総合評価 | 簡単で奥の深いSLGと濃いキャラデザ、そして味気ないギャルゲー イベントという評価の難しい取り合わせ。それがこのゲームです。 |
48点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
プレイヤーはファミレスチェーンのエリア長となって、舞台となるエリアのシェアNo.1を目指すことが目的です。まずは難易度の異なる4つのファミレスから1つを選ぶとゲームスタート。既にこのエリアに1〜2つの店を出店しているので、そこを基盤に資金を確保し、新たに出店してシェアを広げていきます。お客がたくさん入るかどうかは、客の傾向(おじさん、OL、お爺さん、おばさん、こども、女子高生)に合った人材を揃えることがカギ。そして1年後、最終的にトップシェアを獲得できれば、最も好感度の高い女の子とハッピーエンドです。 このゲームに登場する攻略対象の女の子は、店で働くウェイトレスや料理人(残念ながら秘書は攻略できません)の7+1人。 ・星川 あゆみ(17歳):元気でオッチョコチョイな女子高生。バイト感覚でウェイトレスを始めた、このゲームのメインヒロイン。どんな客とも合う、万人向きタイプ。 ・天宝院 静(18歳):生粋の大和撫子でお嬢様。婚約者がいるようだが、内気な性格から、それについて語ろうとしない。おばさん向き。 ・日渡 夏希(20歳):アネゴ肌な炎の調理人。家は貧乏で大勢の弟妹を養っている。おじさん向き。 ・サカキバラ・ローリエ(?歳):ロリっとした外見だがその正体は天才料理人?多重人格らしい。多分、お爺さん向き。 ・黒崎 マキコ(23歳?):過去の経歴は一切不明な伝説のウェイトレス。モデル体型だが威圧感あるオーラでだれも近づけないタイプ。OL向き。 ・エミリー・ダウト(21歳):アメリカからやって来た、自称・正義のオンナ料理人。レストランの平和を守るために日夜戦い続けている。こども向き。 ・マリエル・チャン(19歳):怪しい日本語を話すチャイナ美人。カンフーが得意。女子高生向き。 ・???千紗(?歳):オタク少女っぽい外見の隠れキャラ。詳細不明。 |
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レビュー | |||
ゲームの期間は12ヶ月x4週間、すなわち48ターンです。毎週ミーティングで女の子を一人呼び出すので、狙った女の子だけを呼んでいればその娘とのエンディングを迎えることはちっとも難しくありません(シェアNo.1達成か未達成かでエンディングが2通り)。どちらかと言うと、狙った女の子を出現させるほうが難しいかも。 SLGパートのほうは、店ごとに翌週の来客傾向が示されるので、それに合うように手持ちのコマを配置していくだけ(1つの店につき最大5つ)。コマとは、ウェイトレスや料理人、そしてパフェや浴衣といった特定の客層にアピールできる役物のことです。このうち、ウェイトレスと料理人には3つのパラメータ(能率・格調・気軽)が設定されており、お客はこのうちのどれかひとつのパラメータを見て、店に集まります(おじさんとOLは能率、お爺さんとおばさんは格調、こどもと女子高生は気軽)。ウェイトレスと料理人のコマは大抵、能率8・格調−1・気軽2という形で得意なパラメータと苦手パラメータが設定されており、来客の傾向とにらめっこしながら最も効果の高い組合せでコマを配置していきます。また、特定のコマの組合せによってコンボが発生し、通常より高い効果を見せることもあります。ちなみに、コマは貯めた資金で購入したり、他の店から引き抜いたり(費用がかかる)することができます。 とまぁ、ゲーム部分はそれなりに頭使って楽しいのですが、肝心のギャルゲー的要素がさっぱりです。ミーティングに呼んでいると好感度が蓄積しているらしく、一行メッセージが変わったりするのですが、イベントが数えるほどしか起きなくて全然盛り上がりません。一年間一緒に仕事しているのに何もないまま、ラストで取ってつけたように「大事な人よ」とか言われて終わり。まぁ、エリア長と一介のバイト娘じゃ身分違い過ぎですが。 何より、SLG部分とギャルゲー要素が全く分離しちゃっている点が、一番の興醒め理由だと思われます。 総評: ゲームをクリアするとオマケモードがオープンするのですが、この中を見るためには、その女の子とのイベントを全て見なくてはなりません(達成度は表示される)。ってそんなのアリ? 普通は、見たイベントだけでも表示されるんじゃないの? 仕方ないので無理やりセーブデータいじってオープンさせましたが、中身は女の子のプロフィール(ほとんどマニュアルに載っている内容の再録)とちょっとしたゲームのヒント程度。イベントシーンの再現すらなしですか? なんだかなぁ・・・。 |
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攻略ガイド | |||
あゆみ・静・夏希の3人はどのチェーン店を選んでも自分の店に登場しますが、他のキャラは条件を満たさないと登場しません。場合によっては、ライバル店で勤務していることも・・・。というわけで彼女らの出現条件は以下の通りです。 ・ローリエ:5月4週まで、夏希をミーティングに呼ばず、好意的な選択肢を選ばない。 ・マキコ:6月3週まで、あゆみ・静・夏希を平均的にミーティングへ呼ぶ。 ・エミリー:7月1週までに、次のシェアを満たす。ピーチジェム10%、アジアン13%、オワゾブルー12%、味の碧庵9%。 ・マリエル:7月2週までに、次のシェアを満たす。ピーチジェム20%、アジアン10%、オワゾブルー12%、味の碧庵9%。 ・千紗:不明。多分、千紗以外の全てのエンディングを見ると出現するのでは? また、1人のヒロインのイベントシーンを全て見るとそのキャラのオマケがオープンしますが、ここには特殊コンボのヒントが載っています。それらは以下の通り。 ・あゆみ、マキコ、トレー、ワイングラス、野菜サラダ:全てのお客に有効な究極コンボ。 ・静、千紗、メガネ、浴衣、のぼり:おばさんに有効。 ・夏希、マリエル、包丁、チャイナ服、ビール:おじさんと女子高生に有効。 ・ローリエ、エミリー、コショウ、フライパン、きのこ:お爺さんとこどもに有効。 |
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出演声優 | |||
なし | |||
関連ソフト | |||
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