◆◆◆アンゴルモア99◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | SuperLite 1500 シリーズ アンゴルモア99 | ||
発売日 | 1999年8月26日 | メーカー | サクセス |
定価 | 1,500円 | ジャンル | カードゲーム |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | なし | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | サクセスのSuperLite1500シリーズはパッケージが上品でいい感じ。 でも裏のゲーム画面で勘のいい人は察しちゃうかも。 |
★★ | |
超越世界観 | 恐怖の大王を追い返すための手段がカードゲームというのも充分 すごいが、予選の対戦相手の面々はそれ以上にすごいです。 |
★★★★★★ | |
声優度 | ゲーム開始時に「あんごるもあばとる、ゴー」って言います。 それだけ。 |
★ | |
演出度 | 画面自体は、いつも同じような画面見ている気がする。 |
★ | |
時間報奨 | 全部で21試合勝ち抜けばエンディングです。毎回セーブできるので、 地道に進めて行きましょう。 |
★★★ | |
牽引力 | 対戦相手が常軌を超えており、次はどんなやつが出てくるのか、 ワクワクします、いやホント。天使の醒めたコメントもグッド。 |
★★★ | |
ゲーム性 | カードゲームのルールはUNOそのものです。 多少派手にアレンジされてますが。 |
★ | |
快楽性 | カードゲームのプレイ部分は軽快で、ストレスも特にありません。 |
★★★ | |
芸術点 | 企画の勝利というか、「ずるい」ゲームです。 |
★★ | |
所有価値 | さすがに墓まで持って行きたくはないかな。友達が自分の家へ 遊びに来たとき、お土産代わりに持たせるのに最適。 |
★ | |
総合評価 | これ作った人は楽しんで作ったんだろうな。ちょっとうらやましい。 |
46点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
時は1999年、夏。空から恐怖の大王が降りてくる・・・。というわけで人類の前に下りてきたのは、パンクな天使(右目にロックグループKISSのような星のペイント付き)だった。 彼女?の言うには、恐怖の大王に降りてこないよう必死に説得したがダメだった。何とか地球にもチャンスを!と頼んだ結果、地球を滅亡させるかどうかはカードバトルで決めることになった。そこで地球代表の生物(1名)を決めるため、東京湾ドゥームで予選大会が開かれることになった・・・。 しかしこの予選、全部で20試合あるんですが、対戦相手がものすごく濃い。いや濃いとかそういうもんじゃない。しょっぱなの対戦相手からして、 ・カリフォルニア代表、キャシャリン(いるかやクジラはお友達) ・通信教育空手代表、沙羅 伊月(女性マッチョ) ・団塊の世代代表、団回 代(就職失敗しちゃったヒッピー) ・アメーリカ大統領、ビル・クリソトソ という感じで、早くも何でもあり。はたしてその結末は? |
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レビュー | |||
ゲームは、基本的にUNOです。ただしルールが過激になっていて、DRAW2、DRAW4を累積できたり、SKIPやREVERSEでそれを他のキャラに押し付けることができるようになっています。これを1試合3回戦(決勝のみ5回戦)して、トータルの点数が高ければ勝ち抜け。勝ち抜けの条件は、始めのうちは4位以上で勝ち抜けできますが、だんだん厳しくなってきて最後のほうは1位でないと抜けられません。 登場する相手も、ヤンキー代表とかサラリーマン代表に始まり、そのうちゲーム雑誌編集者、野党議員、エセ超能力者等の個人的恨みかと思えるような人選、そして宇宙人、かぶと虫、鯖といったコミュニケーション不可能な生物、更にはマンモス、チュパカブラ、謎の生物(1970年代に太平洋沖で日本の漁船が吊り上げた生物の腐乱死体)なんてものまで出てきます。彼らがまた、登場シーンで自己紹介して、天使がコメントして、負け台詞残して去っていく・・・その展開に唖然としながらも、次はどんな生物が出てくるか楽しみになってきます。 そして最後はサタン、デーモン、デビル、魔人との対戦。なんかこのネーミングセンスも何も考えてないです。負けると地球人全員カードにされちゃいますが、勝つとさわやかに帰って行きます彼ら。 「1999年後にまた会おう!」とか言ってるし。 総評: 場を取り仕切ってる天使がこれまたいい味出してます。予選最終戦の直前、「あんたこのゲームここまで付き合ってくれてホントいい奴だよ」って製作者の本音が出てますが、これも許せるようになってくるから不思議なもの。 あと、BGMは全てどこかで聞いたようなクラシックです。オリジナル曲を使う予算削ったんでしょうが、さすがに名曲だけあって耳障り良いんで、安く上げたその判断は正しいと思います。 |
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攻略ガイド | |||
UNOそのままなので、どうしても上達しない人は仲間内でUNOを特訓するのが一番早いでしょう。本物のUNOと異なり、色変換カードによる上がりもOKなので、最後の一枚をこれで待つ作戦もありですよ。 | |||
出演声優 | |||
不明。 | |||
関連ソフト | |||
ウノDX(SS/メディアクエスト) |
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