◆◆◆豪血寺一族2◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | 豪血寺一族2 ちょっとだけ最強伝説 | ||
発売日 | 1995年10月20日 | メーカー | アトラス |
定価 | 5,800円 | ジャンル | 2D対戦格闘 |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | アーケードからの移植 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | パッケージの表面で不気味に微笑む婆と、裏面でお尻プリっと 出してる若い女性(スーパークララ)のギャップがすごい。 |
★★★ | |
超越世界観 | 一族の頭首を格闘で決めるという設定もすごいんですが、 この一族、変身体質の人多すぎです。 |
★★★ | |
声優度 | キャラの声はかけ声がだけなんですが、BGMが歌います。 クララステージは、三石琴乃が歌ってます。 |
★★★ | |
演出度 | OPが2種類あるのは珍しい。あと背景が良く動きます。 そしてもちろんBGMが歌付き! |
★★★★★ | |
時間報奨 | CPUは少し弱め。対戦格闘不向きの人でも頑張れる難易度。 |
★★★ | |
牽引力 | キャラ毎にエンディングがそれぞれ用意されているので 見てみましょう。 |
★★ | |
ゲーム性 | 遊べます。必殺技出すのに癖がいりますが、キャンセルが バリバリかかるんで慣れると快適。 |
★★★ | |
快楽性 | 対戦プレイ中にCDを読込みに行くという大技があります。 |
★ | |
芸術点 | ACからの移植ですが、ちょっとだけ「豪血寺外伝〜最強伝説〜」の チームバトルモード入れてるところを評価しました。 |
★★ | |
所有価値 | 少なくとも、音楽CDとして所有価値あります。 |
★★ | |
総合評価 | 前作からファンだったんで多少甘い評価かも。 好きな人は好きなゲームですんでカンベンを。 |
54点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
頭主の座を格闘で決める豪血寺一族・・・。本来は5年に一度行なわれる格闘大会であったが、前大会で優勝したお種が突然失踪したため、急遽今年も格闘大会が行なわれることになった。今年は前回出場のメンバーに加えて、5人のニューフェイスが参戦。果たして頭主の座は誰の手に渡るのであろうか? あまりにも安値で購入したからかマニュアルが入ってませんでした。よって半分推測で書いてますが間違ってないでしょう。とりあえずキャラ紹介。 ・大山礼次(猪):熱血硬派。一応主人公。 ・キース・ウェイン(鼠):スカしたストリートファイター。ライバル? ・バッファロー(牛):インディアン。 ・アニー・ハミルトン(鳥):うら若きお嬢様。 ・アンジェラ・ベルテ(蛇):ダイナマイツバディ。ムチ使い。 ・珍念(虎):生臭坊主。 ・服部才蔵(馬):謎のポペ語を使う人見知り忍者。 ・お梅(兎):お種の双子の妹。88歳の婆。エキスを吸って若返る。 ・お志摩(兎):お種、お梅の母。100歳超えてる?沖縄系老女。 ・花小路クララ(猿):魔法少女。やや性悪。 ・孤空院金太朗(犬):幼稚園児。悪ガキ幼稚園の番長。 ・孤空院干滋(龍):謎のマッチョ爺。金太朗の祖父でお志摩の元旦那。 ・サハッド・アスラン・リュート(羊):アラブ人。魔法のランプや曲月刀を使う。 最後の5人が新キャラです。なお、各キャラの性能には十二支の動物が割り当てられています。 |
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レビュー | |||
このゲームをプレイしたことのない人でも、「婆さんが出る格闘ゲームがある」という話くらいは聞いたことがあるでしょう。そう、それの続編です。今回は前作のキャラに加え、さらに5人の新キャラを追加・・・それも魔法少女に幼稚園児に謎のアラブ人に爺に婆キャラの母、と前作を上回るハジケっぷり。 格闘ゲームとしてみると、ほとんどのキャラが飛び道具標準装備ですが2段ジャンプ可能なので、飛び込みの読合いがメインのゲームでしょうか。やや大味な展開になりがちですが、マヴカプ系列の元祖といえるかもしれません。また、このゲームはキャンセルがすごくかかります。たぶん全ての通常技→必殺技でキャンセルかかるのではないかと。ですから、それがつながるかどうかは別として、必殺技がスムーズに出るので自分がすごくうまくなったような気分になります。 と、ここまではベタほめですが、このゲーム最大にして唯一の汚点があります。なんと対戦プレイ中に「NOW LOADING」が出てプレイが中断されることがあるのです。このゲームでは何人かのキャラが変身する(婆→若返る、魔法少女→大人化、爺→ヨボヨボ、幼稚園児→昔飼っていた犬が憑依)のですが、変身するとそのキャラのグラフィックを読みに行きます。元通りになるとまた読みに行く。まぁメモリ容量が足りなくて仕方なかったんでしょうね。なので変身するキャラ使うときは変身必殺技を使わない、とかルール決めれば良いと思います。歌うBGMを削られるより、よっぽどいいです。 総評: ぶっ飛んだキャラ・世界観をほとんど説明してませんでしたが、有名なので興味があれば自分で調べてみてください。特に、クララはこれがデビュー作となって、その後いくつかのゲームで主役・ゲスト出演しています。そういう意味では金字塔の一本かも。 |
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攻略ガイド | |||
難易度はそれほど高くないので、お気に入りのキャラがいればそれを使ってやりこむことをおすすめしますが、とりあえずクリアしたければアンジェラはどうでしょう。体格のいい女性キャラということで、リーチ・パワー・スピードがバランス良くまとまってます。攻撃手段も、ムチで相手を寄せ付けないチキンな戦い方から、スラッシュキックとスライディングによる上下段揺さぶり(どちらも大キックなのでワンボタンで操作が楽なのもグッド)のラッシュもかけられます。 あと、ラスボスお梅の必殺技「森羅鏡」(鏡から幽霊みたいなのを呼び出して突進させる)は、食らってもガードしてもダメージがほとんど変わらない(ガードしたほうが減るらしい?)という技。ジャンプで避けましょう。 |
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出演声優 | |||
三石琴乃 | |||
関連ソフト | |||
グルーヴ オン ファイト(SS/アトラス)、プリクラ大作戦(AC、SS/アトラス) |
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