◆ツインゴッデス◆

 

 ● 製品データ
タイトル  ツインゴッデス
発売日  1994年12月22日 メーカー  ポリグラム
定価  7,800円 ジャンル  実写2D格闘ゲーム
廉価版  なし
関連商品  なし
   
 ● 評価
外見衝撃度  パッケージの左半分を占める魔女カーミラ様の実写フェイス。
 インパクトありすぎです。
 ★★★★
超越世界観  実写キャラとアニメキャラが共存する、それはそれは不思議な世界
 です。
 ★★★★
声優度  ナレータが飯島直子。
 あとアニメキャラの声をさりげなく有名声優があててます。
 ★★
演出度  超必殺でカットインが入る今の対戦格闘に見慣れると、とても地味。
 ★
時間報奨  普通にCPU対戦するとえらい強いんですが、チキン戦法に
 切替えると面白いようにはまってくれます。
 ★
牽引力  ないです。強いて言えば、怖いもの見たさ。
 ★
ゲーム性  パターンを見つけるまでがゲーム性かもしれません。
 ★
快楽性  プレイできないほどひどくはないです。果たしてこれが遊んでいる
 状態なのかは激しく疑問ですが。
 ★★
芸術点  芸術的要素を上げるとすれば、この値段設定、かな。
 ★
所有価値  やはり10年前のゲームだけあって、そろそろ市場でも在庫が
 尽きかけています。押さえるなら今のうち。
 ★★★
総合評価  実写キャラのモデルになった彼女達は今頃何やってるんでしょうか?
 気になります。

40点

   
 ● コメント
イントロ
せっかくなので、電源を入れて放っておくと流れる、オープニングムービーを追ってみましょう。

まずは、スターウォーズのようなオープニング。星々がWindowsのデフォルトスクリーンセーバーみたいに迫って来ながら、英文が上奥にスクロールしていく、例のアレですね。しかし何故かナレーターが飯島直子。状況を事細かに説明してますが、ゲーム本編には全然影響ないです。魔女カーミラとその僕5人を倒せ、の1行で済んでしまう話。

そのあと惑星に突入し、やがて魔女の城が見えてきます。ダイヤブロックで作ったお城みたいです。よくデパートのおもちゃ売り場で見かけますね、これ。

そして城の内部で魔女カーミラ様が不敵に笑って僕たちを召還。カーミラ様の胸の谷間が見えるシーンや唇をなめるシーンもありますので、1度は見ておいてください。

場面変わって、城内部に進入した双子の姉妹。不安そうに歩いていると、ゼウス様の加護で防具を入手。それを装着してファイティングポーズとります。ヤッタネ!これで百人力だ!

以上、オープニングでした。
レビュー
ではゲームプレイ。キャラを選択して対戦開始の前にショップでお買い物。HPやMPの最大値を上げられるのはありがたい。中に入ると「いらっしゃ〜い」と桂三枝のモノマネで店員が迎えてくれます。こんなところで笑いをとろうとする根性がちょっとイヤです。

ゲーム自体は、使用キャラが実写であることを除けば、ごく普通の対戦格闘。コマンドが少ないのはご愛嬌。あと対戦中にショップで購入したアイテムを使用することが可能で、飛び道具が出たり、体力を少し回復してくれたり、制限時間を延長してくれたりします。そう、このゲームではタイムオーバー=プレイヤーキャラの負けなので、ずっとガードで逃げ切ることはできません。

ザコキャラ5匹と魔女カーミラを倒すとエンディング。改心したカーミラは善の女神に生まれ変わり、城の周りに漂っていた悪しき雰囲気も取り払われてハッピーエンドです。双子の姉妹も手を取り合ってにっこり。殺された父親は戻ってきませんが。

その後のスタッフロールでは、実写お姉ちゃんズの撮影シーンを見せられ、飯島直子のナレーションがまた始まりますが、またもやスターウォーズ演出で全然達成感ありません。

総評:
本体発売直後のソフトが少ない時期に出たソフトですから・・・。
攻略ガイド
難易度がEASYという前提で、記します。使用キャラは姉のニーナ。溜めキャラです。

基本戦法は飛ばせて落とす、です。サンダーブレード(魔法、飛び道具)で飛ばせて、落下地点にデュアルスラッシュ(尻ですべる2段スライディング)を置くというパターン。デュアルスラッシュが決まると敵は転ぶので、起き上がりにサンダーブレードを重ねるように撃つとまた転びます。全キャラ共通でこの繰り返し。

ショップで買うアイテムは、HPアップとMPアップを2回ずつ。余ったお金で火晶(飛び道具アイテム)等をいくつか買っておけば、MP切れでサンダーブレードを出せなくなったときの保険になります。
出演声優
飯島直子、永島由子、住友優子、緒方恵美
関連ソフト
大江戸ファイト(AC/カネコ)、雀帝 バトルコスプレイヤー(SS/ダイキ)

 

   

御意見はこちら