◆◆◆コスモウォーリアー零◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | コスモウォーリアー零 | ||
発売日 | 2000年5月18日 | メーカー | タイトー |
定価 | 6,800円 | ジャンル | 3Dアクション |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | 原作あり、サントラCDあり、後にTVアニメ化 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 原作ものということで、どうしても引かれちゃう面はありますね。 |
★★ | |
超越世界観 | 原作にあったハーロックやエメラルダスとのリンクに加え、ゲームでは 999やヤマト、第四畳半シリーズと関連があります。 |
★★ | |
声優度 | TVアニメ版と声優違いますが豪華メンバーです。 |
★★★ | |
演出度 | 大宇宙叙事詩(ストーリーモード)はラウンド毎にアニメが入ります。 クリア後も資料集でアニメシーンを確認できるのはグッド。 |
★★★ | |
時間報奨 | 3Dアクションものは操作が独特で、慣れるのに時間かかりますが、 これは慣れると気持ちよく動かせるほうです。 |
★★★★ | |
牽引力 | 大宇宙叙事詩、大決闘(スコアアタックモ−ド)をクリアするごとに 使用キャラや設定資料集がだんだん増えていきます。 |
★★★ | |
ゲーム性 | フィールド攻略と1対1決闘を同じ操作方法で統一した3Dアクションの 中では、よくできています。 |
★★★ | |
快楽性 | キャラの操作に慣れると気持ちよく動かせます。 ただしフィールド移動中に読込み入るのがいただけない。 |
★★★ | |
芸術点 | 球状星団サルマタケとか、銀河鉄道車内のフィールドが用意されて いるのは、松本零士ファンとして嬉しい限り。 |
★★ | |
所有価値 | 入手も容易、中古価格(買取値)も安いので、店頭に置いておくのは もったいない。 |
★★ | |
総合評価 | 原作ものは敬遠されがちですが、ゲームも割とよくできており、 松本零士のファンなら買って損した気分にはならないでしょう。 |
54点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
時は30世紀末。人々は地球を飛び出し、大宇宙へその領域を広げていた。その一方で地球では人類(限りある命を尊ぶ人)と機械化人(永遠の命を持つ者)との戦いが熾烈を極め、それは機械化人側の勝利という形で終わりを告げようとしていた。 このゲームの主人公、ウォーリアス・ゼロ。彼は地球軍独立艦隊司令官という肩書きの元、機械化人の支配下で屈辱に耐えながらもその任務を全うしていた。そこへある日、総司令官から宇宙海賊ハーロックの討伐命令が下された。かつて共に戦った親友であるハーロックを討つ葛藤に苛まれながらも、彼は自分の真の生きる目的を見つけるため、そして自分の過去に決着をつけるために討伐の旅へと出かけるのであった。 登場するキャラは以下の8人。ただし、ストーリーモードは上の4人しかありません。 ・ウォーリアス・ゼロ:地球軍艦隊指令。かつてハーロックとともに機械化人と戦った。 ・ヤング・ハーロック:まだ若い頃のハーロック。マント装着してないです。 ・バトルアナライザー:宇宙戦艦ヤマトで佐渡酒蔵の助手をしていた旧型ロボ。 ・レディ・エメラルダス:まだ若い頃の(略)。トチローの愛人。ハーロックと知り合い。 ・レ・シルビアーナ:まだまだ未熟な女賞金稼ぎ。駆け出しなので一所懸命売込み中。 ・ヘビ・グレネーダー:傭兵親父。どうみても主役キャラじゃない。 ・グレートサムライ・トチロー:無芸大食人畜無害ガニマタのエンジニア。まだ生身。 ・ヘルマティア:金属人間メタノイドの宇宙くのいち。影に生きて任務遂行する孤独な女。 |
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レビュー | |||
ゲームは大きく分けて「大宇宙叙事詩」(ストーリーモード)と「大決闘」(対戦プレイ・タイムアタックモード)の2つがあります。「大宇宙叙事詩」は最初、ウォ−リアス・ゼロしか選択できませんが、ストーリーをクリアしていくと順に選択できるキャラが増えていきます。それと並行して、「大決闘」で使用できるキャラも増えていきます。 「大宇宙叙事詩」は、ストーリーに沿って惑星地上や宇宙船内を探索し、最後にボス(自分以外の使用キャラ。ドッペルの場合もあり)を倒せば1ステージクリア。フィールドはアクション8:謎解き2くらいの割合ですが、ところどころにアイテム(ライフ回復・サブウェポン+3・SPアタック+1)や設定画(拾うとオプションで原画等が見られる)が落ちているのでいろいろ回ってみるといいです。アクション部分は、ザコ敵(機械化人)も飛び道具撃ってくるので、基本敵に物陰に隠れて射撃です。射撃はホーミングするので、ストレスなくプレイできます。ちなみに無限コンティニュー可能。 「大決闘」は、ステージボス戦だけを切り出して、8人の敵を倒すのにかかった時間を競います。(時間に関係なく)キャラ変えてクリアするごとに設定画が手に入るので、これもやってみる意義あり。 総評: キャラの動かし方に慣れないうちは大変ですが、それを超えると実に面白く遊べます。キーレスポンスもいいです。ただし最初のステージがいきなり暗いフィールドなのは、ちょっと考えて欲しかったところですが。 一言で評価すると、どうしても「松本零士ファンのためのファンアイテム」という評価になってしまうのですが、世の中にあるファンアイテムの中では完成度はかなり高いほうです。ファンでない人に無理強いはできませんが、あの世界観が好きな人は一見の価値ありです。 余談。ヘルマティアのスペルがHELLMATEARとマニュアルに表記されていますが、これって「地獄のメーテル」ってこと? |
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攻略ガイド | |||
実は攻略について書くことないです(手抜きじゃなくて)。というのも、オフィシャルサイト(http://www.taito.co.jp/d3/zero/contents.html)に操作方法から、設定資料集のありかまできちんと書かれているからです。なのでそちらを参照して下さい。どうしてもクリアできんって人はオプションで難易度いじれます。 | |||
出演声優 | |||
矢島晶子、勝生真沙子 | |||
関連ソフト | |||
アバラバーン(PS/タカラ) |
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