◆◆◆アザーライフ アザードリームス◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | アザーライフ アザードリームス | ||
発売日 | 1997年11月13日 | メーカー | コナミ |
定価 | 5,800円 | ジャンル | ローグ系RPG |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | 攻略本あり(本気でプレイする人にはオススメ)。 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | コナミらしからぬキャラデザの濃さ。主人公が口唇厚くてピエロ みたいだと思ってたら、あるヒロインの第一声が「たらこくちびる!」 |
★★★ | |
超越世界観 | 辺り一面砂漠だらけ、外界から切り離された辺境の街に、 カジノや宴芸場はいらないだろう。 |
★★ | |
声優度 | ギャルゲー並みにイベントがあってしゃべります。声買いしても満足。 |
★★★★★ | |
演出度 | RPGとしてみると立ち絵が豊富でいい感じ。さすがに一枚絵は ありませんが、キャラアクションも豊富で楽しいです。 |
★★★ | |
時間報奨 | ローグ系RPGでありながら、使い魔のレベル・経験値は(死んでも) 持ち越されるので、時間かければそれだけクリアに近づきます。 |
★★★★★★ | |
牽引力 | 街が発展するさまと、ヒロインの攻略が楽しいです。 |
★★ | |
ゲーム性 | ゲームバランスは良好。本来ストイックなローグ系RPGに ギャルゲー要素を加えて、飽きの来ない作りにしたところがグッド。 |
★★★★ | |
快楽性 | 操作性は問題なし。あえて言えば、塔内の段差が少し見づらい。 |
★★★★ | |
芸術点 | 攻略本によると、ヒロイン7人中6人が主人公より背が高い。 更に毎朝交代で起こしに来る。実は、お姉ちゃん甘えゲー? |
★★★★ | |
所有価値 | 実はかなり中古屋で見かけます。プレイしてみることは強く 勧めますが、所持していること自体には何の価値もないです。 |
★ | |
総合評価 | ゲームバランス、演出、新要素等、どれも高いレベルでうまく まとめてあります。パッケージとして実に優秀。 |
68点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
辺り一面岩山と砂漠で囲まれた土地に、魔物の塔と呼ばれる古代遺跡があった。塔の中は魔物で一杯だったが、そこに眠るお宝や魔物のタマゴを求めて、トレジャーハンターが集まっていた。 魔物の塔の隣にある辺境の街。そこで生まれ育った少年は、早くに父を亡くし、母と妹の3人で暮らしていた。暮らしは楽でない。父譲りの魔物使いの血を受けた少年は、早く魔物の塔でトレジャーハントをしたかった。魔物のタマゴは金になる。しかし15歳になるまで、魔物の塔には入れない。 そして今日、少年は15歳の誕生日を迎える。 |
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レビュー | |||
魔物の塔と辺境の街を往復して、冒険と街中のイベントを交互に進めていくゲームです。冒険の準備を街でする一方、連続イベント(女の子との仲の進展等)は塔に入らないと次へ進みません。よくできたゲームデザインです。 塔の中ではローグ系のRPGが繰り広げられます。入るたびに主人公のレベルが1にリセットされるのはこの手のゲームではお約束ですが、使い魔のレベルはリセットされません。これは実にありがたいです。塔の中でちょっと無理して全滅し、所持アイテム全て没収されたとしても、魔物のレベルは下がらないので、プレイ時間が無駄になりません。実際は、鍛えた剣と盾無くすのは痛いのでリセットするかもしれませんが、システムとしてフォローしてくれるだけでだいぶ気が楽になります。 また、後半になってお金の使い道に困る(余って仕方ない)状態にならないよう、このゲームでは町の発展のためにいくらでもお金の使い道があります。自分の家の増築はもちろん、図書館やプールやボウリング場やカジノ等々の増築・・・塔から出て来る時には、換金効率のよいアイテムを積極的に持って帰らないとなかなか街は発展しません。いくつかの建物は女の子攻略のトリガーになっていますから、なおさら力が入ります。 女の子との仲良くなるのもこのゲームの面白さのひとつ。全部で7人の女の子(幼馴染、高飛車お嬢様、レストランの看板娘、関西弁雑貨屋、酒場の踊り子、病弱系、オタク趣味の眼鏡っ娘)と仲良くなれます。好感度が最高まで行くと毎朝起こしに来てくれますが、同時攻略OKなので最終的には部屋の入り口の前に女の子がずらっと並ぶことになります。これは壮観。 総評: 貧乏な母子家庭の息子だった少年が家を増築し、街の発展のために大金を寄付し、女の子を7人もはべらす。その成り上がりっぷりがすごいです。まさにアザーライフを満喫するゲームです。 |
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攻略ガイド | |||
どうやってもクリアできるし、試行錯誤が面白さのひとつであるこのゲームにおいて、TIPSはネタバレになりえます。なのであまり書きませんが、ひとつだけ。 食べると攻撃力・防御力・レベルの上がる種は、主人公でなく使い魔に与えましょう。主人公に与えても次の冒険には反映されません。 |
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出演声優 | |||
折笠愛、金月真美、中友子、渕崎ゆり子、中山真奈美、玉川紗己子、川村万梨阿、渡辺久美子、岡本嘉子 | |||
関連ソフト | |||
ローグシリーズ(PC等/???)、ときめきメモリアル(PCE、SS、PS等/コナミ)、女神転生シリーズ(FC、SFC等/アトラス) |
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