◆◆◆ランニング・ハイ◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | ランニング・ハイ | ||
発売日 | 1997年4月25日 | メーカー | システムサコム |
定価 | 5,800円 | ジャンル | レーシング |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | 攻略本あり | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | キャラの顔アップ(ポリゴン)がちょっと怖い。 |
★★ | |
超越世界観 | キャラデザをしている板橋しゅうほう氏の短編漫画「ランニング」の 世界と共通です。わかる人はニヤリとしてね。 |
★★ | |
声優度 | かけ声とか、それくらい。 |
★ | |
演出度 | アクションゲームとして見ると、ちょっと地味かな。 |
★★ | |
時間報奨 | 隠しステージが難しすぎー。でも通常のステージなら、少し頑張れば 誰でも全キャラ全コース1位は取れると思います。バランスよし! |
★★★★★ | |
牽引力 | コースで1位を取るにつれ、キャラやコースが増えていきます。 |
★★★★ | |
ゲーム性 | キャラの性能がかなり差別化されているので、レースゲームとして やりがいがあります。 |
★★★★★ | |
快楽性 | 人間のレースという設定で可能になったスライディング操作が、 とても気持ちいいです。ヤミツキ。 |
★★★★★ | |
芸術点 | 板橋しゅうほう氏とm.c.A・Tのコラボはファンなら感涙もの。 |
★★★★ | |
所有価値 | カルトなレースゲーとして、好事家なら押さえておきたい逸品。 |
★★★★★ | |
総合評価 | 他に似たソフトってちょっと思いつかない。孤高のソフトですね。 |
70点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
時は西暦2000年、テクノロジーの進歩により、遂にハードウェアを人間の脳に直結できるインターフェイスが開発された(そうなの?という突っ込みはナシで。1997年の作品ですから)。 当初は宇宙や深海といた極地開発に利用されたこの発明も、やがて娯楽分野へ適用される。すなわち、スポーツへの転用である。「ランニング・ハイ」と呼ばれるこの種目は、時速200kmオーバーのスピードで人間が走るというシンプルなものである。しかしそのシンプルさ故に人気は高く、今年もまた全世界注目のトーナメントが開催されようとしている。 |
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レビュー | |||
一応、物語の主人公は、張矢
大黒丸(はりや だいこくまる/日本人)でしょうか。これ、いかにも板橋しゅうほう「らしい」名前ですね。ここで既に嬉しくなってます私。もちろん他のキャラも最初から選択可能。キャラの人物配置は、ガッチャマンのメンバーを想像してもらえれば、それでほぼ合ってますのでここでは省略。 コースは3+隠し1、リバースもあるのでちゃんとフルポリゴンです。普通の(車の)レースゲームと比べて、突然の急カーブや道幅減少があり、難度が高いコースになっています。というのもこのゲーム、スライディングという技が用意されており、これによって45度くらいの方向転換が可能となっています。また前方および左右方向にいるライバルにはアタックが可能で、特に前方のライバルにカーソルが合った時に繰り出すスプレンディッド・ジャンプは、ライバルを飛び越えて加速、食らったほうはスピード・パワーともにダウンするという、かなり屈辱的な技です。後半戦になってくると、アタックをどのタイミングで繰り出すかという駆け引きの要素も出てきます。 パワーゲージは、加速(ブースト)やスライディング、アタックを出すために必要ですが、これは走っていくうちに溜まっていきます。しかしゲージが溜まる速度、加速等の性能がキャラによって大きく異なるので、使用タイミングを考慮するとまた一層複雑な(そして面白い)駆け引きが展開します。 総評: 乗り物を車やバイクから生身の人間にしたことで、これまでにない要素がレースの中に詰め込まれています。そしてそのバランスが絶妙で、決してそれだけに頼った作りになっていません。体力消費とか、ジャンプボタンとか、まだ詰め込める要素はあったと思います。でもあれこれ入れてゲームを複雑・困難にするより、人対人のレースゲームとして楽しめる要素だけに絞り込んだ、その判断は見事だと思います。 |
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攻略ガイド | |||
隠しキャラ&隠しコースの出し方を。 タイトル画面で、↓、↓、↑、↑、←、→、→、→の順に入力する。ただし、隠しコース出現(全キャラ全コース1位で出現)くらいまではぜひとも自力でやってみてください。 |
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出演声優 | |||
不明。 | |||
関連ソフト | |||
SONIC・R(SS/セガ) |
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