◆◆◆ヘヴンズ・ゲート◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | ヘヴンズ・ゲート | ||
発売日 | 1996年12月13日 | メーカー | アトラス |
定価 | 5,800円 | ジャンル | 3D対戦格闘 |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | アーケードからの移植 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 裏面にキャラが勢ぞろい。が、面子が濃くて普通は引きます。 |
★★ | |
超越世界観 | 格ゲーの世界観なんてあってないようなものだし。 という意見もありですが、それでもこのゲームは設定見えなすぎ。 |
★ | |
声優度 | 声はありますが、それを売りにしてはいないです。 |
★ | |
演出度 | OPアニメも、いわゆる格闘ゲームのそれ。ヒネリなし。 |
★ | |
時間報奨 | 基本技・コンボともに3D格闘ゲームとしては少な目。 |
★★★ | |
牽引力 | キャラへの思い入れができないので、記号を使って遊んでいる気に なってきます。 |
★ | |
ゲーム性 | ゲームとして遊ぶだけなら問題ないけど、これと言った新要素が ありません。 |
★★ | |
快楽性 | 惰性でプレイする感じ? |
★★ | |
芸術点 | アピールすべきところがない、という点は評価できるかも(できない |
★ | |
所有価値 | 隠しでクララが使えます。それだけのために。 |
★★ | |
総合評価 | 普通につまらない。何のために作ったんだろうか。 |
32点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
人間界支配のために魔の力を与え始めた悪魔達・・・それによって秩序は乱れ、神も世界を守るために力の一部を人間に与え始めた。そしてその結果、人間界を戦場とした三界の戦いが今始まる・・・。というのが背景らしいですが、オープニング、エンディングがないので各キャラの戦う理由とその結末は一切わかりません。 とりあえず、以下の8人がプレイヤーキャラです。 ・真堂 刃(21才、男、日本):VFのアキラみたいなタイプ ・祭川 七瀬(17才、女、日本):ポニーテール ・ダルファー(35才、男、イギリス):忍者というかキャリバーのヴォルド ・南部 京介(27才、男、日本):会社が嫌いで家族思いのイケメン ・バーニイ(21才、女、フランス):モデルか殺し屋かその両方 ・ササ(5才、女?、アメリカ):植物生命体?アンドロイドっぽい外見 ・ア ハウ(31才、男、コンゴ):発展途上国の司祭 ・遠月(108才、男?、中国):孫悟空 キャラによってラスボスが天使か悪魔なので、どちらサイドなのかわかるのですが、それがわかったところで何にもなりません。 |
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レビュー | |||
同名のアーケードゲームを、トレーニンングモードやサバイバルモードを付加した移植ソフトです。追加要素として中ボス、ラスボス、豪血寺一族のクララがプレイヤーキャラとして使えますが、アーケードでもこの仕様があったかは不明。 移植に際してストーリーモード等の魅力的なオマケが無いこともよろしくありませんが、一番の不満点は背景となるストーリーが全く見えてこないことです。 格闘ゲームの面白さって、ルールやゲームバランスの調整度合いがほとんどだと思うのですが、それ以前に世界観やキャラの魅力があると思います。カプコンの「ヴァンパイア」なんていい例。こんなキャラが動かせる!という最初の衝撃だけで誰もが100円入れてましたし。 しかしこのゲームでは、それが全く見えて来ません。マニュアルに掲載されているキャラ情報はプロフィールのみ、ゲームでエンディング迎えてもストーリーの説明は一切ないのです。さらに、キャラ選択画面に「スペシャルパワー」というカテゴリがあって、キャラによってそれがSOLだったりLUNARだったりその他だったりするのですが、それが何なのか最後まで明かされません。対戦ツールとして非常にすぐれた格闘ゲームならまだしも、これではユーザを引き止めておくのは難しいと思われます。 総評。 元のアーケード版がとりあえず3D格闘作ってみました、コンシューマ版もとりあえず移植してみました、という感じ。エンターティメント性が見られません。これではビジネスソフトです。 |
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攻略ガイド | |||
クララの使用方法を。 アーケードモードのプレイヤーセレクトで↑、↓、↓、L1+L2、スタートと入力すると、クララのボイスが聞こえます。その状態で祭川七瀬にカーソルを合わせ、スタートボタンを押していくと出現します。特殊コマンドは七瀬と共通? |
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出演声優 | |||
不明。 | |||
関連ソフト | |||
DEAD OR ALIVE(SS、PS/テクモ)、ブラスナンバーズ(FC/?) |
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