◆DOKIDOKI妖魔バスターズ!!◆

 

 ● 製品データ
タイトル  メタモル・パニック DKIDKI妖魔バスターズ!!
発売日  1995年12月22日 メーカー  ファミリーソフト
定価  5,800円 ジャンル  アドベンチャー+RPG
廉価版  なし
関連商品  PCからの移植
   
 ● 評価
外見衝撃度  タイトルのDKIDKIが、ちょっとヤバい雰囲気。
 ★★
超越世界観  世界を滅ぼす妖魔を退治するのに、行動範囲が町内オンリーです。
 ★★★
声優度  フルボイスじゃないので減点。
 ★★
演出度  もう少し演出が派手でもよかったのでは・・・。
 ★
時間報奨  RPGとうたっているのに、敵の強さが初めから終わりまで変わらない
 ので、最初の敷居がものすごく高いです。結局またげませんでした。
 −
牽引力  ADVなのに寄り道しても何もない、典型的な一本道シナリオです。
 ★
ゲーム性  攻撃アイテムや術はやたら豊富で、属性もあるんですね。
 使ったことないから効果はわかりませんけど。
 ★★
快楽性  場所移動ももっさりしていて、プレイ続ける気を削ぎます。
 ★
芸術点  裏技でシーンセレクトが使えるところしか、評価できません。
 ★
所有価値  なし。
 ★
総合評価  いかにも一昔前のADVです。

28点

   
 ● コメント
イントロ
主人公は高校2年生。幼馴染で密かに想いを寄せている勇希と保護者系従姉の亜衣の3人で、街外れの山へキャンプに出かけたところ、そこに怪しい洞窟を発見。さっそく中を探検し、ふとしたはずみで妖魔の封印を解いてしまう。更に呪いをかけられる直前に主人公が逃げ出したため、本来主人公にかかるはずの呪いは女の子2人に不完全な形でかかってしまうのであった。

封印が解けたことで、街中を跋扈する妖魔たち。更に不完全な呪いのせいで、突発的に子猫(勇希)とインコ(亜衣)へ変身してしまう2人の少女。すご腕ハンター(魔狩人)のバックアップのもと、妖魔を倒すために3人は立ち上がる。
レビュー
30年前のADVに、攻略不能なRPGがくっついたもの、と言えばわかるでしょうか。とにかく惨い作り。RPG部分は序盤のひ弱さを表現したいのかどうかわかりませんが、最初がつらい。つらいっていうか超えられなかった。攻撃アイテムを消費しまくって敵を倒せばそのうちレベルアップで楽になるのかな? しかしアイテムの属性間違うと徒労に終わっちゃうし、そこまで序盤に求めるのは酷というもの。ADV部分はコマンド選択ミスによる一発死があるし。直前にレベル上げまくってると、怒りで本体破壊する可能性がありますな。ADVとRPGが嫌な形で融合してる。

ストーリーのほうは、半ば強制的に妖魔討伐を始めた主人公が、最後は人間的にも成長して・・・とかいう、もうちょっと年齢下げれば教育TVに出てきそうなレベル。ラストは高校生3人によるのひと夏の冒険って感じでさわやかにまとめてますが、ずいぶん軽いな人類の危機。まぁお話に関しては、知る必要もないというのが正直なところ。

総評:
よかった点をやっと見つけましたのでそれを報告します。ヒロイン2人がシーンごとに立ち絵結構用意されてるんですね。ディスコへ潜入するシーンとか3人で遊園地行くシーンとか、それぞれおしゃれして登場します。それだけ。
攻略ガイド
シーンセレクトの方法を。
タイトル画面で、→、→、→、←、←、×、○と入力すればOK。
出演声優
冬馬由美、久川綾
関連ソフト
なし。

 

   

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