◆バトルすごろく ハンター◆

 

 ● 製品データ
タイトル  SuperLite 1500 シリーズ バトルすごろく ハンター
発売日  1999年12月22日 メーカー  サクセス
定価  1,500円 ジャンル  RPGボードゲーム
廉価版  SuperLite 3in1 シリーズ/2002年9月26日/サクセス/2,800円
 本作と「
パンゲア」「チキチキちきん」の3本を収録しています。
関連商品  なし
   
 ● 評価
外見衝撃度  バトルすごろくというタイトルは別として、パッケージはいたって普通。
 それどころかちょっと面白そうです。
 ★
超越世界観  とてもありがちな、高度文明が滅びた後の世紀末です。
 ★
声優度  ボイスなし。
 −
演出度  プレイ中はチビキャラがチョコチョコ動くだけです。
 ★
時間報奨  レベルアップ要素もあり。しかし、物価も上がるし、3レベルアップ
 費やしてやっと+1できるパラメータもあり、苦労が報われない感じ。
 ★
牽引力  壁紙収集くらいか?
 レベル上がってもやることは結局同じ。
 ★★
ゲーム性  ストーリーモードを発生させずにまったりプレイするのは悪くない。
 しかし、初期配置で詰んでるのはやめて欲しい。
 ★
快楽性  戦闘が膠着すると飽きる。
 ★★
芸術点  遺跡で拾ってくる壁紙が、場違いなまでに萌え萌え。
 ★★★★
所有価値  面白くもないけど、ストレス要素もあまりありません。あと壁紙。
 でもプレイする時間がもったいないと思う。
 ★
総合評価  初めから廉価版の値段なので、こんなものかと。

28点

   
 ● コメント
イントロ
栄華を極めた文明が滅びて半世紀後、遺跡となった研究施設跡(レリックス)から過去の遺物を掘り出してくる、ハンターと呼ばれる職業が存在していた。彼らは、ブローカーから依頼を請負い、目的となるブツを掘り出して持ってくる。危険も顧みずに・・・。
レビュー
プレイヤーはハンターの一人となって、ブローカーから与えられた依頼をこなして行きます。普段は自分以外のハンターがブツ持ち帰ってもよいのですが、レベルアップ直後は失敗即ゲームオーバーの特別ミッションになります。
レリックス内部では入り組んだ正方形マス上で、アイテムボックスの取合いをします。8個あるアイテムボックスの一つに依頼品が、残りも持ち帰ればそれなりに有用なアイテムが入ってます(最悪換金用)。武器やワナ探知は所持していれば今後の展開に役立ちますが、アイテムは最大6つまでしか持てないので、あまり持ち過ぎるのも考えもの。ここで壁紙を持ち帰るとグラフィックが入手できますので、これがモチベーションになるか自問してみるとよいです。

レリックス内は通常4人のハンターで潜ります。自分以外のハンターはモンスターの盾にも、重要アイテムを奪う敵にもなります。つまり対モンスター、対ハンターとの戦闘があるわけですが、これがちょっと膠着気味でかったるい。特に対ハンター戦。休息コマンドで粘られると、時間ばかりかかる上にカードの消費激しくなって、カード切れでボスモンスター登場という最悪のパターン。しかも戦闘ダメージはサイの目次第(乱数要素大)だから、戦闘することを戦略に組込むのはリスクでかすぎ。それより次のアイテムボックス開けに行ったほうが有益。

誰かがターゲットアイテム持って出口へ入るとその探索は終了。持ち帰ったアイテムや移動距離、与えたダメージ等によって報酬が入金されます。このクレジットを消費してレベルアップするわけですが、レベルアップのありがたみが少ない(むしろデメリットのほうが大?)のも問題点。やっていくうちに手詰り感というか空しさが漂ってきます。

総評:
ゲームシステムはそんなにひどくない。がやってて楽しくない。毎日コツコツとプレイすればいいんだろうけど、さっさと忘れて次のゲームやりたいという心境のほうが上だったりするのでそれも無理。育てたキャラを持ち寄って、人間同士でレリックスへ潜ることも出来ます。というか、それがないと続かない。一人でやるもんじゃないです。
攻略ガイド
キャラ作成時の名前入力で「ヴィエキエフ」か「ショウイチロー」と入力すると、ポイント配分が自動で振り分けられ、ストーリーモードが発生しない特殊キャラが作成されます。このキャラを使って壁紙を回収していくのもありです(全て回収できませんが)。

ちなみに、壁紙は全部で22枚(最初からあるものも含めて)あります。これらはレリックスで拾ってくる他に、ストーリモードをクリアした時と、キャラのランクがSになった時にも1枚づつ手に入ります。
出演声優
ボイスなし。
関連ソフト
調査中・・・

 

   

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