UKAI 河口湖オルゴールの森は、多分日本で最大のオルゴール展示施設です。園内は立派な庭園になっており、６つの施設（第１コンサートホール、第２コンサートホール、教会、ミュージアムショップ、レストラン、小さな別館）が点在しています。オルゴールを見るために、手入れの行き届いた庭を散策するなんて思ってもみませんでした。素晴らしい空間です。

園内入り口の前から撮影しました。この建物だけでも充分立派なオルゴール館です。

奥の正面が出入り口ですが、これは園内入り口の裏にあたります。最初に目に付く建物ですが、実は最初にこの建物には入りづらい構造です。

スイス製です。上に女性はスイスの女神だそうですが、スイスの神話って聞いたことありません。今度調べておこう。

運良く、中を開けているところを撮影できました（演奏中に撮影したわけじゃないですよ）。ディスク型オルゴールなので、もちろん曲目を変更することが出来ます。
でもこれ、音による共鳴で中のグラスが脆くなったりしないんでしょうか？

宮殿の中では、小さな人形が舞踏会を踊っています。もちろん、これもオルゴールです。演奏が始まると、宮殿の中や庭にいる人形がくるくる回って動きます。

写真だとスケールわかりにくいですが、宮殿の高さは60cmくらいありました。ちなみに、ヨーロッパのなんとかいう宮殿をもとにしているそうですが、もとが何かは忘れました。

写真の右側、一段高くなっているところに３体のオートマタがありますが、このうちのいくつかを演奏してました。

これはめずらしい。オルゴールの全盛期は1890〜1910年頃、上に挙げたようなディスク式のオルゴールが主流でしたが、それより更に100年近くも前に作られた貴重なものです。

説明文ちょっと見にくいですが、「セクショナル・コーム・ミュージックボックス」とタイトルが書いてあります。時計の小箱から取り出され、小箱に入れられたミュージックボックス、と説明文にあります。

時計（カリヨン）が付いている右側の建物が第２コンサートホール、左奥が第１コンサートホールです。
この第２コンサートホールに世界最大規模のオルゴールがあります。

・・・画面暗すぎですね。ゴメンナサイ。
人が多くて撮影のチャンスなかなか無いし、巨大すぎて全体を撮影できるポイントが見つからないんですよ。まぁ実物は皆さんの目でぜひ、ということで。

このオルゴール（というより巨大オルガンですが）も、定時演奏してくれます。このホールはこのオルガンが壁の一面を占領し、フロア自体はこれが作られた時代のダンスホールのように机やイスが配置されています。これが演奏されていた当時の雰囲気を、まさに肌で感じることが出来ます。

上に挙げたオルゴールがあまりにも巨大すぎて誰もこちらには見向きもしてませんでしたが、これだって充分でかいです。

あと上部中央のパネルの絵、キューピッドとアフロディーテかな。何気に乳まろび出してますね。眼福眼福。

オルゴールに据付けてある人形はレプリカで、こちらが本物だそうです。ショーケースの中で大事にされていました。

お値段は･･･観光地料金でした。きっと味もそれ相応においしいと思います。

左側の建物に時計（カリヨン）が見えますね。カリヨンを撮影した場所よりもっと後ろから撮っています。レストランは左の大きな木の後ろにあります。

左下に見えるのは何でしょう？

上の写真の左下にあるものがこれです。
写真でもわかると思いますが、上の石から線状に水が垂れていて、ハープの絃を表現しています。こういうさりげない演出はイイですね。