気まぐれ日記No.24
2011年4月〜   毎週月曜更新しています       藤山一男

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●(368) 2011年7月25日
「続、祇園祭」
 華やかな山鉾巡行が終わると、曳き手や鉾に乗っていたお囃子の者なども降りて見物客もなくなりますが、その陰で地道な解体作業があります。鉾自体相当な重量がありますので大きな車輪を一つずつ外していくのも大変な作業です。
 巡行が終わっても祇園祭が終わったわけではなく夜には八坂神社から3基の神輿が町を練りあるく神幸祭が行なわれます。出発前に石段下に大きな神輿が3基集まって「差し回し」をする様は勇壮なものです。24日お昼は花笠巡行、夕方にはまた神輿3基が四条寺町の御旅所から各町を廻って八坂神社へ戻る還幸祭があります。

  
                        鶏鉾の解体

   
               石段下での神幸祭と御旅所前での還幸祭

●(367) 2011年7月18日
「祇園祭」
 今年の祇園祭は宵山が週末で山鉾巡行の日が日曜日、そのうえ日曜、月曜と連休で観光としては最高の条件がそろいました。また今年は例年になく早い梅雨明けで宵々々山から雨の降ることもなく人出も例年以上の数を記録したことと思います。
 朝食をすませたあと、妹の希望もあって突然何十年ぶりかで巡行を見に行くことになりました。すでに11時で巡行スタートは9時ですので、先頭の鉾などが新町四条へ戻ってくるのは12時半ごろということなので御池の新町を目指して車で行くことに。家から遠回りして新町丸太町から御池通を目指すが駐車場がなくて結局府庁前の駐車場に入れてタクシーで新町御池へ向かい着いたのが12時ごろ。ここではまだまだ先頭グループの鉾が狭い新町通に入るための辻回しでお祭り真っ盛り。新町通の鉾巡行を見ながら四条までぶらぶらして新町四条の出口へ行くと、ここもお祭りクライマックスでさながら鉾と山のラッシュアワー。新町通は道幅が狭いので町家や電柱がギリギリであたりそうになりながらの巡行は迫力満点、お勧めの鑑賞ポイントです。

   
           月鉾の新町御池での辻回しと新町通巡行

    
                   四条新町での辻回し

●(366) 2011年7月11日
「組長」
 今年の春先に町内会11世帯の組長の番が回ってきました。当初は病人を抱えているということで近所の方も気を遣って下さったのですが、次の順番のお宅もご病気の方がおられたりで無理のようでしたので結局我が家というか私がすることになりました。6組ある組長会ではくじびきで自主防災部長の役をすることに。回覧板や市民新聞を配ったり町内会費の集金をしたりは簡単なことですが、今年は住民台帳の確認とかでお住まいの皆さんのお仕事、年齢などをお聞きするのは気を遣います。
 京都の町内では8月下旬に行なわれる地蔵盆と秋の運動会が主たるイベントでこれからが一番大変です。私自身も初めてですが地蔵盆は早朝のテント立てから始まって、おやつ配り、ゲーム、昼食、またゲーム、おやつ、福引き。夜は大人の懇親会、ビンゴゲームをして夜9時から後片付けというような丸一日の予定のようです。お菓子や景品の買い出しとゲームの準備、ゲーム券、おやつ券、飲み物券なども前もって作らなくてはならないようで、これからしなければならないことがたくさんありそうです。町内自体は1組から6組まであって全部で85世帯で子供は55人だそうです。私の組は11世帯ですが年齢層が高く子供のいる家は1世帯だけで小学生と中学生が1名づついるだけです。

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 今日も面白くない話題でしたのでちょっとこんなサービスはいかがでしょうか。
 最近はネットサイトからいろんなことができますが店の女性が私の写真を撮ってこんな風に。チョンマゲが一番似合うようです。

               

●(365) 2001年7月4日
「オペラ座の怪人」
 先月、京都劇場の「オペラ座の怪人」を見に行きました。母の状態もそれなりに安定していましたので2ヶ月前から予約していたのですが、母の亡くなる3日前のことでした。
 以前から見てみたいとは思っていましたが評判通りの大満足の楽しい舞台でした。もともと京都は興行の難しい土地だといわれていて、京都劇場も当初「シアター1200」という劇場でジャニーズの公演をしていたのですが、わずか2年ほどで終了。そのあと劇団四季の劇場として大改装して2002年1月にリニューアル、そのこけら落としとしてこの「オペラ座の怪人」が一年以上のロングランで入場者35万人にという記録を樹立した公演でした。
 京都の人は南座などへ行く話はよく聞きますが京都劇場とかの話題はあまり耳にすることがありません。私自身は前回8年前の「オペラ座の怪人」のときも行ってみようとは思っていたのですがかなわず、今回は是非にと早くから予約をしておきました。
 役者さんの演技、歌はもちろんのこと舞台の構成、装置、音響を含め完璧なステージに圧倒されました。舞台とホールの下から天井まで使っての大掛かりの仕掛けにも驚きました。自分のステージでも、もっと努力をしなければと教えられます。また時間があけばもう一度行ってみようかなと思っていましたがそろそろ千秋楽のようで無理のようです。

●(364) 2011年6月27日
「料理」
 母が亡くなってから事務的にしなくてはいけないことも沢山あるのですが、毎日の病院通いがなくなったので時間的にはもっともっと余裕があってもよさそうに思います。ところが相変わらず一日中バタバタと慌ただしく終わっています。多少の余った時間はどこへいくのかと考えてみると、その分、料理の時間が増えているような気がします。店の突き出し用に新しいものに挑戦したり、手のこんだものを作ったり、家の食事の料理に時間をかけたりしているとついつい時間が経ってしまっているようです。
 このところはかなり慣れてきましたので余裕があれば妻がやっていたちりめん山椒とか紫蘇ジュース、梅ジュースなども作れるだろうと思っていますがそれなりの時間的余裕と決意が必要です。
 家の食事も昨日はカレイの煮付けと大量のアスパラを入れた野菜サラダ、今日はキノコ入りビーフカレー。その合い間をぬって、我が家の毎年の恒例で「新生姜の酢味噌漬け」を作ってみました。昨年も書きましたがこれは簡単にできて誰にお勧めしても結構好評で、同世代の女性達にも喜ばれていたくらいですので、お暇があればだまされたと思ってやってみて下さい。ご飯にもあうし酒のアテにもなります。

「新生姜の酢味噌漬け」
 @酢味噌作り
   すり鉢に白味噌、酢、砂糖を重さで 1, 1, 0.5(量では0.7)の割合で
   入れて混ぜます。
   白味噌は300gのパックがありますので、酢は計量カップで300cc、
   砂糖はカップで210ccくらい、重さで150gです。
 A新生姜は汚れたところが洗い易いように適当にバラしてきれいに洗って
   皮のままスライス。(上の量で1キロほどの新生姜)
 Bあとはただタッパに交互に入れて漬けるだけ。
   私はついでに茗荷も一緒に漬けますがこれも美味しいです。

   2日もすれば食べられますし長期保存できます。

   酢味噌の作り方くらい誰でも知っているわ!と言われそうですが、
   私のためのメモのようなものですのでご容赦を。
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 藤森神社の3500株もあるといわれている紫陽花が満開です。
          
                 藤森神社の紫陽花

●(363) 2011年6月20日
「父母の会」
 久しぶりに「金子みすゞ」さんのライブをしました。ほとんど自分ではライブの企画はしないので、いつも何かのイベントによんで頂くわけですが今回は学校の「父母の会」のOB会でした。もともとは教育大学附属高校の父母の会だったのですが、子供が卒業してもそのあと組織は独立して母親ばかりで連綿として継続されている「橘会」という会です。高校ができたのが45年ほど前のことで最初の卒業の子供さんたちも17歳で卒業したとしても今では60歳を超えているわけです。この会の初期のメンバーは当然80歳以上になっておられますし、一番若いグループは今年の春に卒業した子供たちの母親ということになります。すごい結束力で各世代ごとのグループでもしっかりと例会や旅行などをはじめいろんなイベントをされていて驚きます。多分この母親メンバーの皆さん方も良い学校だったという思いがあって、自分の子供がここで学べたことへの感謝と誇りがあるように感じられます。
 私のデュエット相手の裕香嬢はこの春から東京のジャズスクールに行って勉強中なので、前日に京都に戻ってきて簡単な打ち合わせ。当日は約200名ということでギターリストの古川忠義さんにも来てもらうことに。グランビアホテルで11時からのライブですので前日も2時半就寝でしたが7時起床。8時半にはホテルでPAの準備と音合わせ。本番ではオープニング時にシールドの不具合で音が出なかったりとハプニングもありましたが無事終了。片付けたあと食事に行って帰宅。少し寝てまた店へ。裕香嬢は夜行バスで東京へ。

●(362) 2001年6月13日
「早起き生活」
 もともと気楽な生活で目が覚めたときが起きる時間という生活だったのですが、この何年前からかは家族の病気で必然的に早起きしなくてはならなくなりました。朝のごみ出しとか妹の食事、朝一番に宅配便に起こされることもあります。そのうえ今年は町内の組長もしていますので早朝から町内の行事があったりもします。
 このところの生活は夜の遅い割には朝9時過ぎ起床、そのあと新聞に目を通して妹の食事の支度とあと片付け。そのあいだに洗濯したり風呂の準備もして入浴、店の付きだしも作って(えらい!)、あっという間にお昼になってしまいます。午後は銀行に行ったり店の仕入れや店の雑貨の買い物などで時間をとられます。ということでは、どうしても睡眠不足状態ですので夕方に昼寝をしないと夜がもたないようなリズムになりました。夕方には必ず30分ほど昼寝をして夕食の準備と片付けで、6時過ぎにはお迎えのタクシーが来て出勤ということになります。店ではのんびり準備して約1時間、そしてスタッフ揃って8時からの営業ということになります。
 これまではほとんど毎日、午後の時間帯に母の見舞いに行って車椅子で散歩させたりしていたのがなくなるのでもっと時間的に余裕ができてもよさそうに思うのですが相変わらず忙しい毎日です。

●(361) 2011年6月6日
「母、逝く」
 先週後半は母が亡くなったため店を休業させて頂きました。母は6年前の夏頃から少しボケ始め大変な時期もありましたが、その後3年前ごろの脳卒中で入院してからすっかり元気をなくしてしまいました。先月半ばから体調が悪化、とうとう先週に力尽き亡くなってしまいました。92歳でした。日々の衰えを見ているとそれなりに覚悟はできていたのですが、いざ亡くなってしまうとなると寂しさを実感します。いい人生だっただろうか、いい息子だっただろうかと反省しながら感謝の気持ちです。この6年ほどは妹、妻、母と毎日病院通いの生活でしたが、しばらく病院通いもなくなります。
 今日6日から通常営業に戻ります。

       
        私の母
       
●(360) 2011年5月30日
「三条御池」
 先日、車で走っていると「三条御池」というありえない交差点を発見。ご存知のように三条通と御池通は並行する東西の通りですから、京都の人間は「なんじゃこりゃ!」と意外な標識に驚いてしまいます。場所は三条通を西へ行って天神川を越えたあたり。嵐電の「蚕ノ社」駅近くで京都では最後の路面電車の走っている道路てす。従来、御池通は天神川通が行き止まりでしたが地下鉄東西線の延伸で2008年に「太秦天神川」という駅ができて開業に伴う周辺の整備により御池通も西へ延び、天神川を越えて北西へとカーブしている三条通と交差することになってしまったとのこと。今までの「交差点の命名に関する慣習」とかに従ってこのようなことになったとかですが、それにしてもなんとも不可解な地名で地下鉄から出てきた人も迷いそうです。「太秦天神川駅前」とか何か他の名前はなかったのでしようかね。
 
  
                    三条御池の路面電車

●(359) 2011年5月23日
「傘寿のパーティー」
 長いお付き合いの方が先月80歳になられ、傘寿のお祝いを兼ねて奥様と一緒にホテルでディナーパーティーをされました。昔からのお知り合いで奥さんは私より若いフラダンスの先生でご主人はウクレレを教えておられます。80歳といっても10歳以上は若く見え、未だにダンスもしているダンディーなご主人。奥さんももともと祇園の舞妓さんから今はフラの先生ということもあって、出席メンバーはほとんどが女性で年齢層も多分70歳以上。みんな優雅な方ばかりで会費2万円にもかかわらず170名の出席。豪華な料理に京舞あり、シャンソン歌手、井関真人さんのライブあり、ハワイアンライブと盛り沢山。熟女に囲まれてのパーティーでした。
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 新緑の京都はどこへ行ってもきれいです。
            
                       新緑の東寺より

●(358) 2011年5月16日
「偲ぶ会」
 私より10歳年上の親しいお客様が2月に突然亡くなられ、先週ホテルで立派な「偲ぶ会」が行なわれました。私も準備段階からお手伝いをしていましたが、当日は20分ほど「故人を偲ぶステージ」をすることになりました。
 故人は和装関係のお仕事で私も923を通して40年近くのお付き合いでしたが、その方は世間のお付き合いも広くたくさんのイベントをされてきました。JC(青年会議所)のイベント、ロータリークラブのイベント、繊維業界のイベント、ファッションショー、結婚式、銀婚式と数えきれないほどのイベントがありましたが、私はいつも音楽を担当していましたのでずっとお手伝いをしてきました。
 繊維関係のイベントでは「京の夏祭り」という大イベントが毎年8月16日に岡崎グランドで行なわれていましたが、私ども夫婦の「きのう京」がそのテーマソングで大文字の火が点いたときに送り火をバックに毎年歌っていました。大きなファッションショーも全国でされていて、そのショーのテーマであった「陽ざし」という曲も私ども夫婦で歌っていました。故人が作られた詞に私が付曲したものです。大きなイベントは京都会館第一ホールへ当時、超売れっ子であった吉村真理さんを司会に呼んでのファッションショーのステージ。その後も九州などでのショーへも歌いに行きました。
 またその方のJCのお友達の6組夫婦でつくる六人会という仲良しグループは銀婚式ごとに派手なイベントをされていました。ある夫婦の銀婚式は6組夫婦全員が平安時代の衣冠束帯の衣装で銀婚式を行うというもの。そのために全国の貸衣装店から衣装をかき集めたり、新日吉神宮での式には雅楽の楽団も呼んだり、式のあとオープンカーで市中パレードをしたりとなかなか派手なことです。
 またある夫婦の場合はシンガポールで現地の王室の衣装で王室スタイルの銀婚式をして市中パレード。またある夫婦の場合はちょうど「Shall We Dance」の映画がヒットした頃でしたので、琵琶湖の遊覧船「ビアンカ」を貸切り100名ほどの親しいお客さんを招いて、船内にバンドを入れてダンスパーティー。もちろんそのために6家族は半年前から経験のないダンスを特訓して当日披露するという懲りよう。
 というように、いつも私はその方のイベントに参加してきましたので楽しい思い出は尽きません。今回の「偲ぶ会」では故人のお好きだった歌とそれに関するエピソードなどをお話しながらの20分。ラスト曲はそのむかし故人の思いが詰まっていた「時計」という歌でしたが、その前に「偲ぶ会」で私がいつも歌っている中島みゆきの「誕生」から
     「Remember 生まれたこと   Remember出逢ったこと
          Remember 一緒に生きてたこと   そして覚えていること」
の部分だけ歌って「時計」につなぎました。最後は故人のご挨拶の映像と声を流し、最後に全員で「千の風になって」を合唱して終了。
 その模様は葬祭新聞とかの業界誌が、新しい「お別れ会」のモデルとして取材に来られていて最後まで写真を撮り続けておられましたが、私の下手なおしゃべりではちょっとツライ。

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 京都はこの時期出かけると、どこかでお祭りに出合います。毎週のようにお祭りの写真です。新日吉神宮(東山七条)神幸祭の神輿行列です。(5月8日)

              
          新日吉神宮神幸祭(河原町正面東入る)

●(357) 2011年5月9日
「新緑」
 ゴールデンウィーク中に母の見舞いを兼ねて親戚が来宅。大震災の影響で今年のゴールデンウィークは京都も静かかなと思っていましたがやっぱり幹線道路は渋滞。どこかへ案内するにも観光地はすごい人出。ましてもう以前にどこへでも連れて行っているので行くところを考えるのにひと苦労。渋滞のなか思案しながら走って結局、永観堂に行くことにしました。モミジの永観堂ですから大混雑の秋しか知らないし、ひょつと今頃は静かでモミジの新緑がきれいだろうという期待で行きましたが大正解でした。寺院内の専用駐車場まで車で行けるし、ゆっくり拝観はできるし、眩いばかりの新緑はすばらしいし、お勧めスポットです。
(京都の人は知っていますが、永観堂には首を横にふりむいている「みかえり阿弥陀」という珍しい阿弥陀さんがあります。)

   
       臥龍廊               阿弥陀堂              多宝塔

 京都の街はいま春祭りの時期でうろうろしているとあちこちで神輿の行列と遭遇します。
           
             大豊神社(左京区)の氏神祭(5月4日)

●(356) 2011年5月2日
「デゴイチ」
 以前に少し書きましたが祇園に巨大な鉄道ジオラマのある「デゴイチ」という店があります。ビルの入り口の機関車の大きな動輪の横を通り、エレベータで2階へ上がりドアが開くと巨大なジオラマが目の前に飛び込んできて驚きます。店自体が私の店の3、4倍あって昭和30年代を再現した大きなジオラマにHOゲージの列車がいくつも走っています。蒸気機関車は機関車音を鳴らしながら走っています。多分オーナーの道楽としか思えないくらいの豪華なコレクションで、マニアのお客も自分の大事な車両を持ってきて預かってもらっているようで、たくさんの列車が棚の中にも飾られてあります。もともとお昼だけの営業だったようなのですが今年の3月から夜もジオラマ居酒屋としてオープンしたようです。夜の時間帯はジオラマも夜バージョンになっていて列車もライトを点けて客車も車内灯が点けられています。
 自分で運転できる列車もあって操縦席ではスピードレバーやブレーキレバーで自由に動かせます。列車の先頭にはカメラが付いていますので、モニター画面を見ると本物の運転席で運転しているような感覚になって、もちろん駅に着けばちゃんと止まらなければなりません。
 男の子は誰でも子供の頃には鉄道模型に憧れたものです。私も欲しかったけれどなかなか買ってはもらえず中学生になってから自分の小遣いを貯めてHOゲージを買ったおぼえがあります。みんないくつになってもどこかにそんな童心はあるもので誰を連れて行っても喜こばれます。こんな豪華なジオラマは走っているのを見ているだけでもこころ癒されます。

                  
  
                  「デゴイチ」の鉄道ジオラマ

●(355) 2011年4月25日
「主婦の買い物」
 だんだん食事準備の段取りにも慣れて毎日の買い物も完全に日常のリズムの中にはいっています。家内も野菜や食品を買い過ぎてい無駄に処分していることはよくありましたが、それは急な来客も多かったのである程度しょうがないことだったのでしょう。特にあまり使わない調味料などはついつい買ってしまっていることも多く、時々いろんなところから出てくることはよくあることです。野菜などはわたしも初めのうちはその日に必要なものだけ買ってくるという買い方でしたが、このところはそのときにある食材で食事の用意をしたりできるようになるとだんだん余分なものを買いおきしておくようになります。玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツ、白菜といったような野菜は野菜室に残っているのを忘れてまた買ってしまうことは度々。野菜は透明の袋に入れて中身が見えるようにして冷蔵庫に保管するのがよさそうです。
 日曜日の夕方には必ず買い物に行きますが、いつもその頃は特別な割引サービスをしています。肉や魚やお造りなどが3割引や半額になっていてついつい食べきれないほど買ってしまっていつも反省しています。先々週はまだ出たての朝堀りのタケノコが半額になっていて中くらいのもの4本で1000円。安いからと思わず買ってしまいましたが、あく抜きも大変なのに買ってしまうところはだんだん私も主婦化している証拠。買い物が終わって木の芽を買うのを忘れていたので戻ると木の芽はまだ高くて1パック498円。せっかくタケノコは安かったのに木の芽が高くてチャラ。その日は筍ご飯と若竹と私もよくやる。

 これからはあちらこちらで春祭りがあります。今日(24日)も七条大宮で松尾祭の神輿と遭遇。この松尾の神幸祭は1千年以上の歴史がある祭りで六基の神輿が桂離宮のところで桂川を船で渡るので有名です。大きな神輿を船に載せて運ぶのはなかなか見ごたえがあります。
  
                    松尾祭の神輿
          
                2006年の船渡御の写真


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